「重量9kgを切るけれど
70,000円台の
折りたたみ自転車がある」
といったら、驚きませんか。
今回紹介するのはRENAULT PLATINUM LIGHT8。
特徴は
- 16インチ
- 約8.8kg
- 7速
- 74,970円(税込82,467円)
という折りたたみ自転車です。
↑RENAULT PLATINUM LIGHT8(楽天市場でみてみる)
失礼ながら
安すぎるでしょ?
大丈夫なの?
と心配しながら、試乗しました。
「よくぞ、この価格でこの性能!」
と正直にお店の人に伝えてしまいました(無礼千万)。
コスパ良い折りたたみ自転車を探している人に読んでほしい。
RENAULT PLATINUM LIGHT8のレビューをお届けします。
>>> RENAULT PLATINUM LIGHT8を楽天市場でみてみる
RENAULT PLATINUM LIGHT8の走行レビュー:予想外の乗り心地
乗車姿勢は意外な前傾姿勢で、
軽さもあって、坂道が楽勝でした。
順に説明していきます。
乗車姿勢は意外な前傾姿勢
まず伝えたいのは
意外な前傾姿勢で、
スポーティーな乗車姿勢で走れるということ。
ハンドルが近いと
体がアップライトになります。
そうすると、お尻で体重を支えることになり
お尻が痛くなってしまいます。
前傾姿勢だと、
お尻問題は解決しますが、
腕に負担がかかってしまうこともあります。
私にとっては
絶妙のバランスのハンドル位置でした。
(人によって体型が違います。あくまでも私にとって)
上り坂もすいすい、電動車にも負けない?
試乗したのは自由が丘周辺です。
地名の通り、丘ですから、坂道がたくさんあります。
街行く人を見ても
電動アシスト式の自転車に乗っている人ばかり。
しかし、RENAULT PLATINUM LIGHT8も負けていません。
予想以上に街中の坂であれば、
あっさりと登ることができました。
SHIMANO Tourney7速のギアを備えていますので、
軽いギアを選ぶことができます。
なによりも重量が約8.8kgというのが
登りやすい理由でしょう。
これなら電動アシスト自転車いらないかも。
下りもなかなかの安定
登ったら下らないといけません。
小径車だとバランスが悪くて、
下り坂が怖いことがあります。
RENAULT PLATINUM LIGHT8は
かなり安定して下ることができました。
もっとフラついてしまうかと思ったのですが、
ちゃんと下ることができます。
直営店が坂道だらけの場所にあるからでしょうか。
すぐに発売するのではなく、開発にある程度の時間をかけて
テストしているのでしょう。
もちろんロードバイクと比較すれば、
性能の差を感じます。
しかし、値段も目的も違う自転車ですので、
比較するのは無粋でしょう。
RENAULT PLATINUM LIGHT8どうして安い?
どうしてでしょうかw
かなり、販売元が頑張っているのかなと思います。
たしかに、パーツ構成は高級グレードとは決して言えません。
パーツ構成は載っていません。
名もなきノーブランドのパーツを多めに使用することで
コストを抑えているのかな。
RENAULT PLATINUM LIGHT8をカスタムするなら
「ノーブランドのパーツ構成」
ということは各パーツのグレードを上げることで
性能アップができそうです。
たとえば👇
タイヤ交換
タイヤ交換をすることで、大きく乗り心地を変えることができそうです。
交換候補として真っ先に浮かぶのは
どれも16インチではメジャーなタイヤ。
軽量化をさらに推し進め、
走行性能を高めることもできそう。
↑Schwalbe Big Apple(amazon.co.jpでみてみる)
↑Schwalbe Marathon (amazon.co.jpでみてみる)
↑KENDA KSMART(amazon.co.jpでみてみる)
ギアを多段化?
すでにSHIMANO Tourney7速を備えていますが、
これを8速以上にするなら、
後輪のホイール交換をしなければならないでしょう。
つまり、タイヘン。
リアエンド幅は135mm。
カプレオを利用すれば、ピッタリですが、
入手困難か。
135mm幅の後輪ホイールを16インチで見つけるのは大変そうです。
仮に見つかったとして、
ホイール交換
スプロケ交換
シフター交換
リアディレラー交換
ワイヤー貼り直し
と、かなり費用もかかりそうです。
泥除けをつける
「ちょっと路面が濡れている」 というときに大活躍しそうです。
重量増しになるけれど、
泥除けを装着するのはよさそう。
*カスタムは自己責任で行いましょう!
RENAULT PLATINUM LIGHT8のQ&A
購入にあたって想定されそうな質問をまとめてみました。
約8.8kgの「約」とは?
工業製品には重量にある程度のばらつきがあります。
多少の前後差はありそうです。
実際は9kg以上?
一般的にペダルやスタンドは重量に含めていません。
よって、走行できる状態では9kg越えとなります。
スピードは出るの?
ママチャリより速いと思います。
16インチ305ホイール。
フロント52T
SHIMANO Tourney7速 11-28T
というのが仕様です。
一番重いギアでケイデンス70(1分間に70回転)で走ると
時速22kmくらい
となります。
車体が軽いので、
すぐにトップスピードまで上げることができます。
何色が選べますか?
黒、シルバー、赤と3色展開があります。
公式サイトには白も掲載されていますが、販売終了になっているようです。
↑マットブラック(楽天市場でみてみる)
↑メタリックシルバー(楽天市場でみてみる)
↑メタリックレッド(楽天市場でみてみる)
ECサイトで購入できますか?
できます。
楽天市場やYahoo!ショッピングに直営店舗があります。
東京の自由が丘と
大阪の心斎橋に
直営店舗があります。
購入はネットでも、 トラブル時は店舗対応があるのが心強いです。
折りたたみサイズは?
700×380×570mm
16インチホイールはBROMPTONと同じですか?
違います。
実は、16インチといわれるホイールは2種類あります。
305と言われるものと
349と言われる大きめのものです。
RENAULT PLATINUM LIGHT8は16インチ305です。
Harry Quinn Limit5などと同じです。
BROMPTON(ブロンプトン)は349と呼ばれるちょっと大きいサイズです。
メルカリやヤフオクの中古は?
最初の一台として購入するなら、直営店で新品を購入することをお勧めします。
自分でチェックできる知識があるならば、格安のものを狙ってみるのもありかも。
RENAULT PLATINUM LIGHT8のライバル
DAHON K3
14インチ、8.2kg、3速。
ホイールサイズが大きくとギア数も多いので、
RENAULT PLATINUM LIGHT8の方が走行性能は高いでしょう。
ただし、折りたたみサイズを比較すると
RENAULT PLATINUM LIGHT8=W700×H570×D380mm
DAHON K3=W650×H590×D280mm
となります。
重量差も考えると、
折りたたんで持ち歩くことが、頻繁にあるなら
DAHON K3もありかと。
RENAULT ULTRA LIGHT7 TRY163
同じRENAULTブランドで16インチモデル。
違いはさらに軽い約7.9kgだけど、3速ということ。
軽量重視なら、こちらのモデルがおすすめです。
>>> 楽天市場でULTRA LIGHT7 TRY163をみてみる
Harry Quinn Limit6
これも16インチですが、さらに軽量化を進めて約6.82kg。
注目の自転車ですが、こちらはちょっとお値段高めです。
↑Harry Quinn Limit6(楽天市場でみてみる)
BROMPTON C Line
折りたたみ自転車といえば、BROMPTON。
RENAULT PLATINUM LIGHT8=W700×H570×D380mm
BROMPTON=W645 x H565 x D270mm
とさらにコンパクトです。
一方で値段は大きく異なりますので、要注意です。
その他、ライバル?
9kg以下のモデルは↓にまとめあり。
さいごに
「軽さ」にこだわる自転車専門店「ライトシリーズ」
というキャッチコピーの
自由が丘にある直営店で試乗させていただきました。
お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。赤が欲しい。
↑メタリックレッド(楽天市場でみてみる)
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