DAHONの2016年度モデルは16インチが賑やかだ!おなじみのDAHON Curve D7、復活のDAHON Presto SL、そしてパワーアップしたDAHON EEZZ D3と久しぶりの3種類展開となっている!
先日、街の自転車屋さん「believe」にて行われた試乗会にてさっそくDAHON EEZZ D3に試乗してみたので、その様子をレポートするよ。
DAHON EEZZ D3の折りたたみ方法について
折りたたみ自転車DAHONの中でも従来とは違った折りたたみ方式を採用したモデル。こんな感じで折りたたむ。
↑ハンドルポストのレバーを外す1
↑フレーム中央のレバーを外す2
写真に撮り損ねたがシートポスト下のレバーも外すw そうすると、バキッと折りたたみができる!!!
↑バキッとフレームが折れて!
↑どんどん小さくなっていく
↑ほらね!(^_^)/
youtubeにも公式動画で折りたたみ方法が公開されている。

DAHON EEZZ D3に試乗した第一印象
ハンドルが近い!!!!!
↑ハンドルとサドルの距離がとても近く感じる。
ハンドルが近いということは、自然とアップライト(直立姿勢)な乗車姿勢になる。そのため、 空気抵抗を受けやすい、坂道でもペダルに力を入れづらい。いわゆるママチャリ姿勢で走行ができるので楽。
しかし、ママチャリよりもサドルクッションが少ないので、長距離を乗ると疲労しそうである。
↑スポーティーなサドル
また、アップライトな原因なのか、走行中にバランスを崩しやすい。タイヤが細めなこともあり、ちょっとした段差でハンドルを取られてしまいそうだ。
DAHON EEZZ D3の大きな変更点3段ギアは??
なによりも従来と違うのは名前が示す通り、3段変速になったことだ!
注目の改良点!
公式サイトによるとフロントチェーンリングが39T、後輪スプロケットが9,11,13T。ケイデンス80で考えると、
24.6km/h
20.2km/h
17.1km/h
と大幅に違う!
これで走行状況にあわせてギア比を選択することができる!!!!!と思ったのだが……。
3速の差をあまり感じることができない涙
変速の恩恵をなぜか感じることができなかった。スペックでは十分なスピード差があるはずなのになぜだろう???
おそらくケイデンス80でペダルを回すのが辛いのだろう。先にも述べたように、アップライトな乗車姿勢でペダルに力を入れづらい。結果としてケイデンス70くらいでの走行になってしまう。ケイデンス70とすると、
21.6km/h
17.6km/h
14.9km/h
まあ、妥当なスピードだ。
さらに、それよりもシフターが随分と渋いように感じた。これはメンテナンスで変わるのかな!?
カスタマイズしやすいか?
このブログの読者=カスマイズ大好きなオタクな人たちにとって、最も大事なのはカスタマイズをしやすいかどうかだろう。
残念!期待には応えてくれないよ。
専用パーツが多すぎる。その特殊な折りたたみ機能を成立するために専用部品多数。前輪ハブは56mm、後輪ハブは77mm。その他、いろいろなパーツが特注です。(だから値段が高いのかな!?)
↑ブレーキも特注
↑リアDもTiagraの改造版
この辺りは橋輪Blogに詳しい
【参考】DAHON EEZZ D3 の検証
どういうサイクリングが適しているか?
こうしてスペックや走りを見ていくと、荒れている道や長距離は厳しそう。ということは軽く市内をレクリエーションで走る自転車ということか!?
↑ 街中を走るのがよいのかな?
しかし、そうすると歩道の段差が厳しい。それにキックスタンドがないので自立しない(-_-#) おそらくは
- アップライトな乗り心地を求める人
- ある程度の軽量な折りたたみ自転車が欲しい人
- 16インチをコレクションしている人
このあたりがターゲットなのかな!?
まとめ
良くも悪くもママチャリ乗車姿勢なのだ。アップライトな乗車姿勢であるがゆえにママチャリ感覚で乗ることができるが、
- サドルがスポーツ仕様なのできっとお尻が痛くなる!?
- ハンドルを取られやすい
- ペダルに力をいれてケイデンスを上げづらい
- 改造しづらい
- キックスタンドないぞ
- カスタマイズオタクには向かない!?
- 街中を軽く流すのにぴったり
以上、DAHON EEZZ D3の試乗レビューでした。
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。DAHONなら輪行をアピールしたい。もう全車に輪行バッグを付属品としてつけてしまっては?
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