DAHONにはたくさんの折りたたみ自転車がラインアップされていますが、
「これを買っておけば、間違い無いぞ!」というモデルが今回紹介するDAHON Speed Falco。
どんなモデルなのか、試乗レビューをお届けします♪
DAHONとは?
DAHONは2018年で35周年を祝った折りたたみ自転車の老舗ブランド。
アメリカ人のDavid Hon氏が設立したブランドなので、略してDAHONです。
折りたたみ自転車=DAHONというくらい、業界のトップランナーといってもよいでしょう。
DAHON Speedシリーズとは?
DAHON Speedシリーズはミドルグレード。
シリーズの基本はまっすぐのフレームデザインで、材質がクロモリ。アルミフレームよりはちょっと重いけれど、乗り心地は柔らかい感じがします。
↑DAHON Speedシリーズは、いくつかのタイプがありますので、カタログをつくりました。
DAHON Speed Falcoとは?
今回紹介するのはDAHON Speed Falco。
Falcoとはファルコンのこと。
ハヤブサ系の鳥。
だから、
「Speedシリーズの中でも特別に速いよ!」
ということだと思われます。
主な特徴はホイールサイズが大きいということ。
20インチの中でも大型の451サイズが利用されており、それに合わせてフレームが再設計されている。
406サイズから451サイズのホイールにインチアップするというカスタマイズがあります。
そのカスタマイズをすると、フレームとホイールサイズのバランスが悪くなってしまいます。
DAHON Speed Falcoの場合は、最初から451サイズに設計されているので、問題なし!
↑8速ギア
↑ミドルグレード以上では標準搭載のフロントディレーラー用拡張台座
↑タイヤとホイールはちょっと太め
↑フレームの下にワイヤーを貼ることで剛性アップらしい(Deltecといわれている特徴)
↑フロントバッグ取り付けも可能
主な仕様は次のとおり。(2022年モデル)
- 重量:12.0kg
- ホイールサイズ:20インチ(ETRTO 451)
- 変速数:8速
- 折りたたみサイズ:W82 × H66 × D36
- フレーム:4130 Chromoly, Vice Grip technology
- フォーク:Dahon Slip Stream aluminum fork
- ハンドルポスト:Radius onepiece, rightside folding, 300mm/8°
- シートポスト:Dahon Super Light aluminum, 33.9x580mm
- ブレーキ:Promax DHV-218
- ブレーキレバー:Tektro ML520
- ホイール前:Dahon Comp 451, 20H, OLD:74mm
- ホイール後:Dahon Comp 451, 28H, OLD:130mm
- タイヤ:Kenda Kwest, 20×1-1/8, F/V
- クランク:Dahon Supra, 53T, CNC chainguard
- フロントD:オプション
- リアD:Shimano Altus, RD-310
- シフター:Shimano SL-M310
- スプロケ:Shimano CS-HG41-8, 11-32T
DAHON Speed Falcoの歴史
DAHON Speed P8と呼ばれるモデルが原型。
451ホイールを採用してからDAHON Speed Falcoと名乗るようになりました。
2014年モデル
初登場。ただし、このモデルは406ホイール時代のDAHON Speed P8のフレームをそのまま利用していました。
2015年モデル
フレームが再設計されました。
2016年モデル
79,000円→86,000円と値上げ。
また、この年は89,000円の限定モデルあり。グリップやハンドルポストが違っていました。
2017年モデル
82,000円に値下げ。色変更。
2018年モデル
シートポストが軽量化。
2019年モデル
特に変更なし。色変更だけ。
さすが、安定モデル。
2020年モデル
フレームにワイヤーが1本追加されて剛性アップ(らしい)。
2021年モデル
色変更のみ。。。と思わせて、2021年4月から値上げ(98,780円)
2022年モデル
2021年モデルを継続ぽい。もしかしたらパーツのいくつかがシマノじゃなくなるかも?
2023年モデル
2022年モデルを継続。
2024年モデル
変速機がシマノ製とマイクロシフト製の2種類が用意されています。
マイクロシフト製は3,300円安いです。
カラー選択は次のとおりです。
↑マットガンメタル(楽天市場でみてみる)
↑マットブラック(楽天市場でみてみる)
↑ナイトスノー(楽天市場でみてみる)
↑タンクグリーン(楽天市場でみてみる)
こうしてみると、ほとんど変更されていない安定モデルです。
DAHON Speed Falcoの折りたたみ方
DAHON Speed Falcoの折りたたみ方法はDAHON標準の折りたたみ方法です。つまり、
↑シートポストを下げる
↑ハンドルポストロック解除
↑ハンドルポストを折る
↑折った状態
↑フレームのロック解除
↑レバーを引く
↑フレームを折る
↑折りたたみ完成
↑折りたたみサイズはW82 × H66 × D36 cm、451ホイールは幅82cmとちょっと大きめ
DAHON Speed Falcoの走行性能
「まあ、そうだよね♪」と楽しさを噛み殺しながら走ってしまう。
451サイズのホイール、そしてクロモリフレームによる安定感と乗り心地の良さ。
自転車に乗るのは楽しいなぁ♪
と感じさせてくれる走り。
ちょっと買い物にでかけたら、気分が良くなってきて、そのままサイクリングに行きたくなってしまう乗り心地です。
それだけにタイヤを変更したくなります。
特に、30km以上走る予定なら、もう少しグレードの高いタイヤにカスタムしてみたいところ。
太めのタイヤにして、乗り心地をさらに良い状態にしたいです。
ただ、20インチ451ホイールでは太めのタイヤ選択肢が少ないです。
それならば、グリップのカスタムをすることで、より快適なサイクリングとなるでしょう。
↑公式サイトでもDAHON Speed Falcoで埼玉県加須市を走った記事があります♪
DAHON Speed Falcoと比較したいモデル
100,000円くらいで折りたたみ自転車となるとライバル車がいくつかあります。
しかし、クロモリフレームで451ホイールサイズが欲しいとなると、他の選択肢が思いつきません。
Tern Verge N8
タイヤグレードについてはSchwalbe Kojakを標準装備しているTern Verge N8が上回っている。
フレームはアルミで、ホイールサイズは20インチ406とDAHON Speed Falcoと比べて小さめ。
DAHON Deftar
同価格帯ですが、Deftarの方が軽量アルミフレームとなっています。
また、ホイールもグレードが上です。
DAHON Deftarは、ホイールサイズはワンサイズ小さい20インチ406ですので注意してください。
軽い自転車を選ぶならDAHON Deftar。
クロモリフレームにこだわるなら、いうまでもなく、DAHON Speed Falcoでしょう。
DAHON Horize Disc
同じDAHONでも雰囲気が異なるモデル。
DAHON Horize Discはディスクブレーキ搭載。
太いタイヤをはいているので、406ホイールでありながら、実質は451ホイールと変わらない。
購入検討時には、ぜひ乗り比べておきたい。
DAHON Boardwalk D7
同じクロモリフレームということでライバル候補として挙げておきます。
どこが違うの?というのはこちらの記事を参考にして欲しい。
RENAULT PLATINUM MACH8
20インチ(451)、100,000円以下と似ている。どこが違うの?というのは別記事を参照してほしい。
まとめ
クロモリフレームで451ホイールを使いたいなら、オススメ!
最後に
今回も橋輪さんに協力をいただきました。いつもありがとうございます。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。標準タイヤのグレードをあげたい。
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