サイクリングをするなら、周回コースをオススメしたい。え?なぜかって?それが、今回のポイント。
なぜ周回コースが好きなのか?周回コースするのに必要な準備、今まで挑戦して来た周回コースなどをまとめてみた。
暇さえあればgoogle mapsを見つめながら、周回ルートを考えていませんか?そういう状況になれば、あなたもサイクリングの楽しさにどっぷりと浸かっているよ。
なぜ周回コースがオススメなの?
もうこの答えは至極単純明快。
同じ道を走りたくないから。
行きと帰りが同じ道だとしよう。たとえば、目標としているゴールがある場合。行きはゴールを目指して必死に走る。ゴールで休憩。ここで終わりではない。休息した後に「今きた道を引き返すのか……。」と絶望する。
この絶望感のためにサイクリングの楽しみは半減していると言えないか?ゴール地点と思っていた場所は折り返し地点なのだ!
ゴール(折り返し地点)での達成感は偽りだ。ビールも飲めない。だって今日のサイクリングは終わっていないから。
ゴール地点を決めていない場合はさらに悪い。気持ちよく前に進みながらも心の中で
「進んだ分だけ戻らないと……。」
と引っかかっているものがある。
このような『ゴール=実は折り返し地点』問題は周回ルートとすることで、解決ができるのだ!コロンブスの卵のような発想!?(と自画自賛してみる)
ぐるっと周回するのに必要な準備
入念な下調べをすること。湖などの場合、一周コースのルート決めはそんなに難しくはないが、〇〇市一周などは周到な準備がいる。
市境界線が道路や川で綺麗に分けられているとは限らないのだ。時には道がないので、隣接市を走ったり、階段を登ったりする必要がある。
さらに、あまりにも馬鹿げた迂回をする必要があるときもあるので、『だいたい一周』という妥協も必要。
何度も自転車を止めてgoogle mapsを確認ばかりしていると、つまらなくなってしまうので、ぜひ、しっかりと準備をして臨みたい。
↑時には階段を上ることもある。船橋市一周をしたとき。
今まで挑戦&達成した周回コース
大なり小なり様々な一周コースに挑戦した。それを紹介。
皇居1周 (5km)
わずかに5kmくらいのコースだが、都会の真ん中でみんなで集合しやすいですよね!?
オススメしたいのが日曜日に走ること。理由の一つは都内の交通量が減るからだ。会社の多くが休みなので、都内は閑散としている。
さらに、10時から16時はパレスサイクリングが実施される。これにより、車の交通規制が行われ、皇居前は自転車専用道路になるのだ!
↑パレスサイクリングのお知らせ
ぜひ、一度訪れてほしい!

手賀沼1周 (20km)
千葉県北西部に位置する沼。昔は干拓地だった。最近までは日本一汚い湖だった。しかし、ここにきて整備が進み、今や都会から最も近いサイクリングコースと思われる。
南側10kmは広いサイクリングロード。
北東部は遊歩道で都会の喧騒を忘れさせてくれる静かな時間が流れている。
北西部はCafe Garden Hasegawaがある。コースは一部車道だが、広い路肩になっている。
一周すると20kmくらいだから、サイクリングを始めたばかりの人にピッタリ。
もちろん物足りない人はもう一周してもok。または、東に伸びる手賀川から利根川に出ることもできる!
FRAMEに記事を寄稿した!手賀沼サイクリング についてガッツリと書いたー!
房総半島先端だけを1周 (60km)
千葉県の南、館山をスタートして海辺を走りながらぐるっと走るコース。60kmくらいある。千葉県広いな!
オススメの理由は
- 千葉県最南端と千葉県最西端の両方にいくことができる
- 起伏がほとんどない平坦路&車もほとんどない
- 海が綺麗
- 冬でも割と暖かい
- 道の駅がいくつもあり、休息しやすい
とオススメする点がたくさんある。千葉県館山市、南房総市の楽しみ方↓

山手線1周 (60km)
1周は60kmくらいだけれど、意外と達成するのが難しいコースである。
ただ走るだけなら、そんなに大変ではないが、せっかくなので、全部の駅を写真に収めたい。そうすると、駅の入り口を探して彷徨うことになるのだ。
しかも、山手線は駅間が短いので、走り始めたら、すぐに次の駅に到着することになる。
サイクリングというよりも駅探しの旅という感じ!
自分は東京駅スタート左回りで、神田、秋葉原、御徒町、上野……と進んで行き、新宿の手前で挫折した。簡単に言えば、上半分しか走れなかった。
失敗原因は、ビンディングシューズだったこと。都内は信号が多い。すべての駅で撮影というノルマを課していたのだが、結果的にSPDシューズをなんども外す必要があって、このSPDをつける&外す動作に疲れてしまった。
また都会の喧騒を走り回るのは辛い。排気ガスまみれになって気持ち悪かったというのもある。いつも都会で走っていると気がつかないかもしれないが、たまに都会に出る田舎者(=私)にとって、東京=排気ガスで辛い場所である。

その後、再挑戦をして無事に一周。達成感よりも疲労感が多い。都会の喧騒を避けようと日曜日を選んだが、それでも人混みが辛かった。

霞ヶ浦1周(カスイチ 100km)
友人である『サイクルガジェット』を運営する中山さんと走った。平坦でどこまでも景色が変わらなかったのが印象的。獲得標高は5cmくらいかなw

東京湾1周(ワンイチ 200km)
2017年の冬に凍えながら走行した200km。
私は脚力に自信がないので、1泊2日で実施。宿泊ライドをしたのがこれが初めてだった。
- 東京湾フェリーから眺めた夕日
- 真っ暗な千葉県南房総市岩井をサイクリングしたこと
- ゴール間際でみた稲毛海岸のビーチが美しかったこと
思い出の詰まった1周サイクリングである。

千葉県1周 (500kmくらい)

東京ディズニーランドを起点とすると
- 浦安→関宿(江戸川サイクリングロード)60km
- 関宿→銚子(利根川サイクリングロード)120km
- 銚子→勝浦(ほぼ海岸沿い)100km
- 勝浦→館山(ほぼ海岸沿いだが、多少の起伏はある)90km
- 館山→木更津(国道125号で狭い箇所あり)60km
- 木更津→浦安(国道16号&357号でトラックと格闘)60km
という感じで490kmとなる。ルートによっては550kmくらいにもなるみたい。
前半はほとんどがサイクリングロード。追い風なら楽勝だが、じわりじわりと体力を奪われる。中盤で少しだけ坂道。そして疲労した後半でトラックと格闘になる(^_^;)
このコースに挑戦したのは2015年夏のことだった。前夜は興奮してあまりしっかりとした睡眠をとることができなかった。そして3日目に熱中症でダウンして、鴨川で終了したのだった。

あきらめなければ、いつかはできる。2019年夏に再度の挑戦をした。
- 宿探しで大変だった1日目
- 落車した2日目
- 熱中症になった3日目
- ヘトヘトの4日目でゴール
と大変な旅となってしまったが、ついに達成した!(一部ショートカットしたけれど)

東京23区それぞれ1周
何気なく始めた企画。東京23区はそれぞれの区でいろいろな顔があって実に面白い。Google Mapsで予習しながら、各区を巡る旅をしている。そこで出会う様々な人との出会いがドラマ。
- 文京区1周(おすすめ自転車カフェ情報あり)
- 中央区1周(都会ど真ん中だけど……。)
- 墨田区1周(東京スカイツリーの周りね)
- 足立区1周(カオス、でもmaruca coffeeはおすすめ)
- 北区1周(広かった)
- 台東区1周(谷根千)
- 品川区1周(お洒落なエリア多)
というわけで、ぐるっと回る周回サイクリングは楽しいよ♪という話でした。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。まずは地元を一周しよう。話はそれからだ。
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コメント
大小さまざまな一周、楽しそうです♪♪
自分もやってみます‼︎
コメントありがとうございます。近々、一周カテゴリを設けようかと思っています!素敵なコースがありましたら教えてください。