無事に千葉県1周を終えることができた〜!落車したり、熱中症になったりと大変な思いをしたが、旅を終えた今振り返ってみると、あーしておけばよかった、こーしておいてよかったと色々と反省がある。 今回は、自転車旅のコツについてまとめ。
自転車旅のコツ、その1: 荷物は減らすべし
日頃、自転車の重量を10g軽くするために熟考したり、自分の体重に一喜一憂しているのに、旅行になると、「あれも必要かも、これも必要かも」とたくさんのものをカバンに放り込むのはやめたい。「かも」はだいたい使わないし、単なる錘となってしまう。
今回失敗したものは、コーヒーセット。旅行出発直前に豆が切れてしまって、現地調達するつもりだったが、購入できたのは3日目だった。淹れるタイミングもなく、結局、豆とコーヒーセットは一度も使うことがなかった(^_^;)
↑コーヒーセット使わなかった
MacBookも持参したが、いらなかったかも。ブログ執筆環境としてMacBookを手放すことはまだできていない。しかし、旅行中は下書きに留めておけば、iPhoneだけでも十分だった。
↑MacBookなしでもいけるかも?
逆に、衣服は極限まで減らした。洗濯機がないときは水洗いしたし、あるときはそれを利用した。衣服はかさばってしまうので、これは持ち物の省スペースに大きく役立った。
↑mont-bellのソックスは特に大活躍!この話はまたの機会に♪
特に、バスタオルを持参しなかったのは大正解。日頃の日帰り温泉でもファイバータオルで十分と感じていたので、いらないと思ったし、やはり、いらなかった。
↑バスタオル嵩張るよ!
まとめると、
- コーヒーセットはいらない
- MacBookも要検討
- 衣服は極限まで減らして洗う
- バスタオル絶対にいらない、ファイバータオルで大丈夫
自転車旅のコツ、その2: 荷物は自転車に乗せる、ただし低い位置で
旅行=バックパックというのはやめよう。自転車旅だと、ほぼ1日中、サイクリングをしている。バックパックを背負うとそれだけで肩に負担がかかるので、辛い。
荷物は自転車に乗せてしまおう。
キャンプをするわけではないので、大きなバニアバッグは要らない。ひとり旅だと、コンビニ利用などで自転車を離れることも多いので、自転車からカバンが外しやすいとよい。
自転車カバンで、取り外しが容易といえば、リクセンカウル。今回も大活躍だった。
↑リクセンカウル
↑パチンとワンタッチで取り外し可能
ただし、大失敗したのは、取り付け位置をサドル真下にしたこと。結果として、カバン取り付け位置が上になってしまい、重心も上になってしまう。この状態は非常に不安定で走行中にバランスをとるのが難しくなる。旅を初めて10mくらいで気がついたが、時すでに遅し。
↑重心が高すぎる
まとめると、
- 荷物を減らして
- カバンを小さくして
- 出来るだけ自転車の下の方に取り付けよう
自転車旅のコツ、その3: 事前にコースは決定しない
旅を楽しむ方法の1つは無計画であること。綿密な計画をたてるのも嫌いではないけれど、行き当たりばったりを楽しむのも面白い。仕事では、いつも「計画性」とか「スケジュールをたてよう」と何度も行っているのだ。
旅行の時は非日常なので、無計画でよいのでは?
特に、自転車旅で計画を立ててしまうと、「目的地までに必ずいかなければいけない」となってしまい、体調や天候によって調整することが難しくなってしまう。
自転車旅は無計画でよいのでは?
初日は100km計画だったのに130km走った、2日目は30kmくらいのつもりが80km、3日目も60kmくらいの予定が80km。無計画すぎだけど(^_^;)
自転車旅のコツ、その4: お盆&正月は避ける
お盆と正月は避けよう。宿が取れないから。
その3では無計画旅行をすすめたが、それは「宿確保がいつでもできる」という条件つき。宿が取れないので、今夜は野宿になるかも?というのは大きなストレス。
テントをはってキャンプをすることができるなら、問題ないけれど、そういうアウトドアな行動ができない私は、夜は宿でゆっくりしたいと思っている。
だから、行き当たりばったりで、気が向いた街で宿泊できる通常期を選びたい。
今回はお盆休みの時期に旅をしたので、目的地のすべての宿が満室だった。よって当日に何度も計画を練り直す必要が生じたので、精神的に大きな負担となってしまった。
↑南房総の宿泊施設で、明日の空き具合をAirbnbで調べてみた。たくさんある。
お盆と正月は避けよう。宿がとれても高い。
さらに、この時期は繁忙期。よって宿確保ができても値段が高い。倍くらい。今回はこの時期しか選べなかったけれど、できることなら外したい。3日ほどズラすだけでも違うはず。
街中の飲食店も特別営業時間だったり、休みだったり、または異様に混んでいたりする。お金ばかりかかってしまう。
お盆と正月は避けよう。暑すぎる&寒すぎる
暑すぎる&寒すぎる時期のサイクリングは危険である。楽しくない。 今回も一番暑い時間は避けるつもりだったが、宿が取れないので、無理な計画をたてざるをえなかった。暑い時間にサイクリングをしたため、熱中症にもなった。
無計画が招いたというより、宿がとれないというのが想定外だった。
きっと正月前後も同じように宿が取れないだろう。そして無理やり長距離サイクリングをすることになってしまう。ムリは禁物なのに、そうなる可能性が上がるので、盆と正月は避けたい。
つまり、
- 繁忙期は宿がとれないから注意
- 繁忙期は物価が高い、混んでる
- 暑すぎる、寒すぎる時間帯はサイクリングをしない
まとめ
- 荷物は減らすべし
- 荷物は自転車に乗せる、ただし低い位置で
- 事前にコースは決定しない
- お盆&正月は避ける
おまけ、かかった費用は?
千葉県1周、3泊4日でかかった費用はだいたい
宿泊費:20,307
食費:20,660
その他:4,786
—–
合計:45,943
↑祝帰宅!
あれ?4日目のレポがないとお気付きの方。いつも閲覧ありがとうございます。4日目は落車もなければ熱中症もなくて、惰性で走りました。特に不幸もなかったので、カットで(^_^;)
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。今回走ったルートを見直せば、最北端、最南端、最西端、最東端すべてに訪れていない!いつの日か再挑戦をするかも!?
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コメント
至極真っ当な記事で、自分の日頃のポリシーと合致していましたので、「やっぱりそれでいいんだよね」と意を強くした次第です。!(^^)!
吉田 行伸様
コメントいただきありがとうございます!
当たり前のようで、いろいろうっかりしてしまう自分の戒めに記事にしましたw
佐原からの4日目の記事はないのですか?
佐久間様
コメントありがとうございます!4日目ですか。。。!?落車したとか熱中症になったというような自虐的なネタがありませんでした。佐原からフラフラと帰宅しただけで、特に話題もなくカットしました(^_^;) 機会があればー。
Kayさん、こんばんは。
千葉県1周お疲れ様でした。最終的に辿ったコースは載せないですか?
・荷物について
自分もリュックが嫌でこの夏よりオルトリーブサドルバッグ2 4.1Lを使ってます。バッグ自体は満足(丈夫さ保証、多分軽い、防水はまだ不明)ですが、自転車から離れる際にフロントバッグ、輪行袋、サドルバッグの3つを別々に持ち歩く羽目になっているのが煩わしく、なんとかしたいなぁと思ってます。
どん様
いつも閲覧いただきありがとうございます!荷物はあきらめて自転車につけたままにしています。iPhoneと財布は肌身離さず、それ以外は貴重品を持たないで、盗られた時はあきらめる!?という覚悟でいます。今の所は幸運に見舞われています。
といってもやはり不安なので、長距離を走っている時はサドルバッグに全部入れていますね。入らないものは持っていかないでいます。
最終的なコース!?それは恥ずかしくて企業秘密(^_^;)