BROMPTON(ブロンプトン)のラインアップが2024年モデルとなりました。
主な変更点は
P Lineのアップグレード&多色展開
C Line色変更
価格見直し(値上げ)
となります。
あらためてBROMPTONのラインアップを整理しました。
BROMTPON購入予定者に届け!
BROMPTON P Lineのアップグレード&多色展開
2024年に向けて、P Lineの大幅な変更が注目です。 主なアップグレードは次のとおりです。
多色展開が嬉しい
フロントチェーンリング:54Tが標準装備
リム:スーパーライトリム
サドル:スーパーライトサドル
ペダル:着脱式ペダル
ペンタクリップ:CNC加工されたペンタクリップ
ヒンジプレート:自動調心ヒンジプレート採用
なによりも色選択肢が増えたことが嬉しいです。
もちろん、全体的に上位モデルT Lineと同じパーツを採用し軽量化を進めているのも見逃せません。
順番に説明していきます。
多色展開が嬉しい
ついにP Lineでも色選択ができるようになりました!
従来はP Lineの性能を評価するものの、色が黒とグレーだけ、つまりモノトーンだけでした。
よって、一部の限定モデルを除いて、モノトーン以外の色を選ぶことができなかったわけです。
しかし、今回のアップデートで待望の色選択肢が生まれました。
選べる色は次の5種類です。
従来まであったストームグレーはなくなりましたが、ミッドナイトブラックは継続されています。
フロントチェーンリング:54Tが標準装備
従来までは、50Tが標準で、46Tと53Tがはオプション扱いでした。
今回のモデルより54Tが標準となります。
径が大きくなることで、よりスピードに乗せて走りやすくなりました。
平坦時でのスピードアップが期待できます。
ケイデンス70(1分間にクランクを回す回数が70回)で走行したとする
25.6km/h→27.6km/h
と時速2kmほどスピードアップができます。
リム:スーパーライトリム
リム、つまりホイールの外径で利用されているパーツがT Lineと同じパーツになりました。
これにより、軽量化が実現されています。
ホイールは走行中、常に回転しているパーツですから、このパーツが軽量になったのは嬉しい変更です。
サドル:スーパーライトサドル
サドルもT Lineと同じものとなりました。
つまり軽量化。
みなさんが大好きな軽量化です。
ペダル:着脱式ペダル
これまでのモデルは折りたたみ式のペダルでした。
今回からは取り外しができるペダルがついています。
T Lineと同じです。
MKSのペダルと類似です。
欲を言えば、MKSとコラボしてくれると嬉しかった。
ペンタクリップ:CNC加工されたペンタクリップ
ペンタクリップとはサドルとシートポストを固定するパーツです。
↑こんな感じのパーツです。
このパーツがCNC加工されたアルミとなり、軽量化を進めました。
これもT Lineと同じパーツとなります。
ヒンジプレート:自動調心ヒンジプレート採用
折りたたみ時にクルクル回してゆるめる箇所のプレートです。
この部分がT Lineと同じものになり、軽量化されました。
細かいところかもしれませんが、純正品で軽くなるのは嬉しい変更です。
BROMPTON C Lineのカラー変更
C LineのCはClassicのC。
毎年、少しずつBROMPTONに変更を加えています。
今年は色変更のみです。
従来のブラックラッカーとレーシンググリーンはそのまま継続となりましたが、それ以外のモデルはシートポストや泥除けなどは黒で塗装されているモデルになりました。
フレーム新色で、パーツ類が黒くなったのは次の6色です。
個人的には赤色がないのが残念😢
BROMPTON T Lineはマイナーチェンジ
変更点はフロントチェーンリングが標準で56Tになりました。
車体の軽さもあり、ますますスピードが出せるようになりますね。
車体供給はなかなか追いついていないようです。
BROMPTON A Line
廉価パーツやカラー展開を一つにすることで、価格をぐっと抑えているモデルです。
日本国内では未発売です。
BROMPTON Electric(電動モデル)
2024年モデルも発売なし。
フロント鞄にバッテリーを取り付けることで、従来のデザインを損なわずに電動アシスト式を実現しています。
道路交通法の問題もあり、日本国内は未発売です。
輸入して日本国内の公道を走行するのは違法です。
はやく、日本版発売してほしい。
価格改定されました
P Line、C Line、T Lineのいずれも10%ほどの値上げがされました。
原材料費高騰、輸送費、円安などが影響していると思われます。
リアラックのあるorなし、ハンドル形状、ラッカー色かどうかによって値段が変わります。
C Line Urban(2速)260,150〜293,150円
C Line Explore(6速)284,350〜328,350円
P Line Urban(4速)441,100〜471,350円
T Line Urban(4速)852,500円
BROMPTONに関するFAQ
2023年モデルなら安く買える?
店頭在庫のみですが、2024年モデルとは価格が違うので、結果的に安く買えるでしょう。
もし、2023年モデルにしかない色が欲しい場合は今すぐに購入しましょう。
個人的には2024年モデルの黒パーツは好きですが、フレーム色は赤がいい、とないものねだりをしています。
走行性能、6速は弱点?
「所詮は16インチじゃん?フラフラしてスピードも出ないでしょ?」
という先入観がありました。
しかし、はじめて試乗したときに、その安定した走りにびっくり😮
16インチとは思えない安定した走りができます。
さらに、P LineやT Lineであれば、軽量とギア比を生かして結構スピードが出せます。
BROMPTONは重い?
C Lineはちょっと重いです。
ずっと持ち歩くと辛いと思います。
しかし、折りたたんだときのサイズが小さいことから、持ち運びはしやすいです。
結果的に、大きな負担にならずに、電車で運ぶこともできるでしょう。
P LineやT Lineを購入すれば、この問題は解決されます。
P Lineは10kgくらい。
T Lineなら8kgくらい。
自転車も軽いですが、財布も軽くなります。
折りたたみサイズは?
BROMPTONといえば、折りたたみ。
折りたたんだときの出っ張りのない形だったり、チェーンが内側に入るなど、運びやすいように工夫がされています。
なお、各モデルによって、折りたたみサイズが違います。
C Line 645mm (H) x 565mm (W) x 270mm (D)
P Line 645mm (H) x 585mm (W) x 270mm (D)
T Line 645mm (H) x 600mm (W) x 320mm (D)
え、250,000円?値段が高すぎませんか?
確かに他の折りたたみ自転車と比べれば、割高にみえるかもしれません。
実際のところ、現在は物価高騰の影響もあり、250,000円以上します。
しかし、フレームはしっかりとした剛性があり、パーツ類を変更していくことで、子供から大人まで乗ることができます。
一生ものとして使うつもりで購入しましょう!
きっと愛着が湧いてくる自転車となりますよ。
↑しっかりメンテナンスをすれば一生使えるかも
M3LとかS2Rとかモデル番号があるの?
従来はハンドル形状、ギア数、リアラックの有無でモデル名が決まっていました。
ライザーバーのハンドル、3速、ラックなし = M3L
フラットハンドル、2速、ラックあり = S2R
といった具合に、モデル名がスペックを表していました。
その呼び方は正式には終了しましたが、一部店舗では併記されているようです。
Utilityモデルってなんですか?
Utilityモデルとは2022年モデルまであった3速モデルのこと。
2024年モデルは
* Explore = 6速
* Urban = 2速(P Line、T Lineなら4速)
の2種類です。
BROMPTONを中古で購入するのはどう?
C Lineならクロモリフレームなので、長持ちしやすいです。
よって中古でも一定の価値を保っています。
しかし、各種パーツは劣化しているかも。
折りたたみ自転車は特殊パーツが多く、入手困難かもしれません。
劣化や入手困難ということを乗り越えて、自分自身で修理やカスタマイズができるなら、中古購入もありかもしれません。
BROMPTONはカスタム前提?
そんなことはありません。
しかし、カスタムして利用している人はたくさんいます。
BROMPTON限定のレースも開催されていますので、そのイベントでは、カスタムされたBROMPTONをたくさん目にします。
でも、全員がカスタムしているわけではありません。
とはいうものの、購入するとカスタムしたい欲求が湧いてくるようですね。
BROMPTONの取扱店は?
千葉県浦安市にある街の自転車屋さん「believe」をはじめ、全国に取扱店があります。
ワイズロードオンラインなどでは、ネット販売を行なっているようです。
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まとめ
注目はP Lineの軽量パーツ導入によるアップグレード&カラー展開。
今までも性能が魅力的だったP Lineがさらに磨かれた印象です。
さいごに
BROMPTONの良さは折りたたんだときのコンパクトさ。
16インチだけど、意外と走る走行性能。
でも、なによりも、購入した後にサイクリングを楽しみたいと思わせてくれる魅力ですね♪
以上、BROMPTONのまとめでした〜!
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。P Lineのアップグレードに注目です
↑BROMPTONをワイズロードオンラインでみてみる
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