折りたたみ自転車が欲しいなぁ?どれがいいだろう?という質問にズバリ答える記事。
今まで50台以上の折りたたみ自転車に試乗してきた。
正直にいって、絞り込むのが大変だった。
23選!とか言われても困るでしょ。
忖度なしに3つに厳選した!
選んだのは
- BROMPTON S1L-x
- Tyrell FX
- DAHON Boardwalk D7
なぜ、その3つを選んだのか?をお届け♪
折りたたみ自転車購入する前に
折りたたみ自転車が必要な理由をもう一度考えて!
どの折りたたみ自転車も、通常の自転車よりも走行性能が落ちてしまう。
折りたたむ必要が本当にあるかをよく考えて、折りたたみ自転車を購入したい。
折りたたみ自転車を購入する理由として
- 輪行サイクリングをしたい
- 家での保管場所を省スペースにしたい
- 車に常に乗せておきたい
という3点がよく言われる。それぞれ
- ロードバイクだって分解して輪行できるぞ
- 家は片付ければ保管場所確保できるかも
- 後部座席空いていれば、自転車収納可能
と、自問自答してほしい。
繰り返すけれど、折りたたみ自転車は走行性能を犠牲にしている。
折りたたむことに大きなメリットが見出せないなら、もっと安くて走りやすいのがたくさんある。
折りたたみ自転車が良いならBROMPTON(ブロンプトン)
折りたたむ必要があるならBROMPTONをおすすめする。
https://jitenshadego.com/2016/01/25/cycling–30km-by-brompton-vol1/
理由は
- 折りたたんだサイズが四角くコンパクトに収まる
- クロモリフレーム
- 16インチだけど走行性能は侮れない
順番に説明。
折りたたんだサイズ
BROMPTONの折りたたみは非常に工夫されている。
他の折りたたみ自転車と比べると、とてもよく考えられていることがわかる。
カタログスペックではBROMPTONよりも小さいのがあるが、実際に使ってみると、BROMPTONの良さがよくわかるのだ。
↑変速機が内側になるので、ぶつけることがない
↑ペダルやシートポストでロックされるので、持ち上げてもぐらつかない
↑全体的に四角にまとまっているので、嵩張らない
クロモリフレーム
フレームの材質がクロモリであること。
それによって、地面からの振動をかなり和らげてくれる。
小径者はタイヤサイズが小さいので振動に敏感になりやすい。
10km以上走ると、気がつかないうちに、振動によってけっこう疲労が溜まる。
アルミフレームよりも、振動をしっかりと和らげてくれる。
ちょっと試乗したくらいではわからないが、10km以上走ると、疲労感に違いが生まれるだろう。
さらに、上位モデルではチタンパーツも使われているので、軽量化もあっておすすめである。
走行性能
16インチ(349)という小さいホイールだからといって走行性能は侮れない。
決してロードバイクのようなスピードが出せるという意味ではない。
- ロードバイク= 22km/h
- BROMPTON= 17km/h
- ママチャリ = 13km/h
という感じ。
先に述べたフレーム材質がクロモリということも併せて、坂道がなければ、どこまでも走っていけそうな走行性能である。
オススメするのは?
BROMPTONはギアやハンドル形状などでいくつかのタイプがある。
私がオススメするのはS1L-x。
折りたたみ自転車でもスピードを求めるならTyrell FX
「折りたたみ自転車でもスピードを求めたい」というわがままな要望にこたえるのはTyrell FX。
ロードバイクと同じというわけにはいかないが、ついていくことはできる。
スピード以外でTyrell FXがオススメな理由は
- ロードバイクとおなじパーツ利用可能
- 塗装が選べる
- 折りたためる
順番に説明。
ロードバイクとおなじパーツ
Tyrell FXの魅力はロードバイクと同じパーツ構成が可能であるということ。
折りたたみ自転車をカスタマイズする場合、ロードバイクの上級パーツを利用しづらい。
その独特の形状のために、ブレーキが入らなかったり、チェーンがフレームと干渉してしまうことがある。
それを避けるため、フレームを削ったりしている人もいる。
Tyrell FXはそういう悩みが一切ない。
ロードバイクと同じパーツが選べるので、予算に応じて、自分に合ったグレードのパーツを利用できる。
塗装が選べる
現在のTyrell FXは注文時に色選択ができる。
色が選べないくらいたくさんあるので、自分にピッタリなものが選べる。
折りたためる
折りたたむこともできる。分解よりは手間がかからない。袋に入れるとすると
- BROMPTON = 3分
- Tyrell = 5分
- ロードバイク = 15分
という感じ。
オススメするモデルは?
せっかくスピードを出したいなら105シリーズのパーツを使ってドロップハンドルで利用したいね♪
Tyrell FXには上位モデルのTyrell FSXもある。予算があるなら、どうぞという感じ。
発売予定のTyrell FCXが発売されれば、それもオススメするかもしれない。
クロモリの折りたたみ自転車ではKHSを試したことがない。
機会があればぜひ!
予算がどうしても厳しいならDAHON Boardwalk D7
ここまで紹介したBROMPTONもTyrell FXも200,000円以上する高級自転車。
初めて購入するとして、ちょっと予算オーバーという人も多いだろう。
自転車に200,000円をすぐに出せる人ばかりではないのだ。
それでも、折りたたみ自転車のある生活を送りたい。
もう少し低予算で考えている人にオススメなのがDAHON Boardwalk D7。
DAHON Boardwalk D7オススメの理由は
- クロモリフレーム
- カスタマイズの余地あり
- 色選択が多い
順番に説明。
クロモリフレーム
フレーム材質は大事だ。
ちょっと試乗したくらいだと気がつかないけれど、10km以上走るとボディーブローのように体に効いてくる。
他にもESR Pursuer、Tern Verge N8などもオススメ候補だったが、それらはアルミフレームである。
アルミフレームの軽量でスピードも出しやすいが、乗り続けることを考えると、乗り心地を意識したい。よって、クロモリフレーム。
上位モデルとして、DAHON Speed Falcoもクロモリフレーム。
予算に応じて選ぶとよいだろう。
カスタマイズしやすい
最初の一台がDAHON Boardwalk D7で、サイクリングにハマった場合、その走行性能に不満が出てくるだろう。
そのとき、カスタマイズしやすいモデルを選んでおきたい。
ホイール交換をしようとしたとき、20インチでは最も汎用性のある規格なので、選択肢も多い。
色選択肢が多い
自転車を選ぶのに最も大事な要素は色。
気に入らない色の自転車に乗るとか耐えられない!!!
細かいスペックの違いは購入してしばらくすれば、違いがわからなくなる。
しかし、色はずっと目にするので、お気に入りのカラーリングが選べるかどうかは大事な要素。
2021年モデルで選べるのは次の5種類。(画像は楽天リンク)
↑ブリティッシュグリーン
↑マットブルーグレー
↑シルキーベージュ
↑ブリックブラウン
↑ヴィンテージブラック
まとめ
- 折りたたみ自転車を購入する前に折りたたむかどうか再確認
- BROMPTONで間違いない
- スピードを求めるならTyrell FX
- 予算が厳しいならDAHON Boardwalk D7
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。輪行バッグは同時購入するべし。
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