折りたたみ自転車として有名なBROMPTON(ブロンプトン)。
このブログを読んでいただいている多くの人も愛用していますよね。
今回は、BROMPTONをシングルギア、つまり変速なしで利用したら楽しいよ!という話。
60kmくらい走ったけれど、どこまでも走っていける感じがしたBROMPTONシングルギアのレビュー!
BROMPTONシングルギアなぜ良いの?
今回試乗したのはBROMPTONのシングルギア。
製品名で言えば、M1Lとなります。
千葉県浦安市の街の自転車屋さん「believe」ショップオリジナルカスタマイズです。
BROMPTON購入するなら、シングルギアでもよいのでは?と思った次第。
その理由は次の3点です。
ヒルクライムしないならシングルで十分
変速性能がないのでトラブル少ない
- 変速なしで軽量化、輪行しやすい
順番に説明します。
ヒルクライムしないならシングルで十分
↑湾岸エリアは基本平坦ばかり
BROMPTONは通常であれば、2速、3速、6速から選びます。
斜度8%以上の坂道ばかりだったり、ヒルクライムをしたいという場合は、変速性能があったほうがよいと思います。
そもそも、そういう坂道だらけの環境では、電動アシスト自転車であったり、ロードバイクであったりと他の自転車を選んだほうが幸せになれそう。
しかし、BROMPTONを利用する環境のほとんどは、街中やサイクリングロードが多いと思います。
平坦ばかりなら、変速なしの方が、難しいことを考えずに気楽にサイクリングを楽しめそうだ。
↑都内を歌いながらサイクリングした
変速性能がないのでトラブル少ない
BROMPTONの変速は6速の場合、外装と内装が混ざっています。
外装はペダリングをしながら、変速。
内装はペダリングをしないで、変速。
ややこしい(−_−#)
さらに、もし出先でトラブルにあったら?と思うとちょっと心配です。
シングルギアであれば、こういった心配が皆無。
だって、変速しないから。
走りに集中することができます。
変速なしで軽量化、輪行しやすい
変速しないということは
内装式リアハブがなくなって軽量化
シフターなくて軽量化
リアDなしで軽量化
ワイヤーも減って軽量化
よって、自転車そのものが軽くなります♪おそらく、
400g以上軽量化ができます!
これは、輪行するときに大きなメリット。
肩に担いで階段を登り降りするので、400gも違うと負担が変わってくるでしょう。
BROMPTONシングルギアの注意点
BROMPTONシングルギアを利用するときの注意点もあります。
坂道で頑張って足を痛めないように
変速ができないから登り坂が辛い。
言い換えると、サドルに座ってペダルを回すか、立ち漕ぎをするかの2択。
よって、登り坂で無理に頑張ると足を痛めてしまいます。
斜度5%くらいの坂をちょっと登るくらいなら大丈夫。
でも、10%とかの坂なら無理はしないように。
↑このくらいなら大丈夫
↑さすがにこの坂は無理
適切なギア比を選ぼう
シングルギアなので、ギア比は固定です。
組み立てるときに、どのギア比を選ぶかが、大事。
今回試乗したBROMPTONは50-12Tという組み合わせ。
つまりはギア比=4.17。
このギア比は絶妙であると感じました。
軽すぎないので、平地で巡航しているときも快適です。
ちょっとした坂道でも立ち漕ぎで乗り越えられました。
ギアが1段違うだけで満足度が変わってくるので、よく吟味しましょう。
スピードを出そうとしない
今回利用したのは、シングルギアに加えて、楽な乗り心地となるM型ハンドル。
この仕様はママチャリのようにゆったりと走ることが想定されています。
無理にスピードを出そうとすれば、すぐに疲労してしまうことでしょう。
しかし、ゆっくり走ると、快適でいつまでも走行を続けることができそう。
今回は60kmくらい走りましたが、ゆったりと景色を楽しみながら走ることができました!
ガンガンとペダルを回してスピードを出そうとしないようにしたい。
まとめ
- BROMPTONでゆっくりとサイクリングするならシングルギアあり
- 街中をまったり走るのに適している
- 変速がないので、トラブル少ない
- 軽いから輪行しやすい
- 無理に登り坂でがんばって、足を痛めないようにしたい
- ギア比はよく吟味すること
- スピードださないで、ゆっくり進めば楽しいぞ
最後に
街の自転車屋さん「believe」さんに協力をいただきました。ありがとうございます。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。シングルギアのBROMPTONは標準ラインアップに加えてもよいのでは?
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