DAHON Speed Pro TT、DAHON Curve SL、DAHON Curve D7などの数多くのモデルを所有してきた。そんな私が
DAHONとTernの何が違うのか?
という疑問について書いてみた。。。のは2015年で随分と時が経ったので、2018年9月2日に記事を作りなおした!写真もカタログを撮影して利用した。
DAHONとTernの違い(その1:歴史)
DAHONはDavid Honさんが始めた30以上の歴史をもつ折りたたみ自転車ブランド。数多くの特許を取得しており、巷にあふれる折りたたみ自転車は、ほとんどがDAHONの特許を利用している。
↑DAHONは2018年で35周年!
一方でTernは、 Joshua Honさんが2011年に始めた新しい折りたたみ自転車ブランド。JoshuaさんはDavidさんの息子さんであり、DAHONから独立したブランドである。まだ新興ブランド。
↑後発のTern
DAHONとTernの違い(その2:折りたたみ方)
ほとんど同じだけれど、少しだけ違う。
↑DAHONの標準的な折りたたみ方法。3ステップで簡単折りたたみ!
↑他にも数パターンの折りたたみ方法あり
↑Ternの折りたたみ方。
ほとんどDAHONと同じだが、前輪を反転させてから畳むのでちょっとだけコンパクトになる。
DAHONとTernの違い(その3:前輪Vブレーキの位置)
DAHONは標準的なVブレーキの位置。つまりフォークの前についている。しかしTernの場合は上記の折りたたみがしやすいようにか?フォークの後ろにVブレーキが付いている。違和感はあるけれど……。
↑前輪側のVブレーキ位置に注目!フォークの後ろでしょ!?
DAHONとTernの違い(その4:生産地)
DAHONの場合、以前は台湾製が多かったが、今は上位モデルでも中国製(涙) それでも30年間の歴史があるだけに剛性感もしっかりと改良されてきている感じがする。
↑フレーム下に隠されたMade in Chinaのロゴw
Ternも以前は台湾製だったが、今はベトナム製が主流。
残念なことに、2011年モデルに続いて、2013年モデルでもフレームがリコール対象となっている。台湾製の品質が???だったので、ベトナムに工場移転したのかな!?
DAHONとTernの違い(その5:折りたたみの部品)
ほとんど同じ折りたたみ方だが、Ternの方が部品点数が少ないシンプル構造。橋輪さんのブログに分かりやすく紹介されている。
参考リンク→『tern オーナー必見!メンテナンス講座「tern Physis ハンドルポストの安全性」(その4)【橋輪Blog】』
DAHONとTernの違い(その6:ホイールサイズ)
20インチはどちらも多数のラインアップがあるが、DAHONは14インチや16インチにも力を入れている。一方で、Ternは24インチ、26インチをラインアップしている。
↑24インチの高級モデルEclipse X20
↑16インチならやっぱりDAHON Curve D7でしょ♪
DAHON Curve D7のカスタマイズなら当ブログを隅々まで読んでほしい!

DAHONとTernの違い(その7:色のセンスw)
正直に言ってTernの色センスはダサかった!ブランド立ち上げ当初は「ないわ〜〜」とおもわず叫んでしまう色センスだった。しかしその後、かなり向上したと思う。おそらく日本の代理店アキボウの意見も採用されているのだろう。
自転車を乗り続ける場合、色はかなり大事だ。やっぱり視覚的効果は大きいと思う。
まとめ
- 歴史が違う、TernはDAHONから派生したブランド。
- 折りたたみ方が少し違う。
- 前輪Vブレーキの位置が違う。
- 生産地、DAHON=China、Tern=Vietnum
- 折りたたみ部品、Ternの方がシンプル
- ホイールサイズ、Ternは22, 24インチと大きいモデルがあるが、DAHONは14, 16と小さいモデルあり。
- 色のセンス、最近のTernは印象が変わった。
いざ購入するなら色で決めるのもありか!?
【2016年10月23日 追記】
続編も書いてみました!

今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。形状が似ているので輪行バッグはどちらでも併用できるはず。