折りたたみ自転車&ミニベロブランドで最高にオシャレといえば、Tyrell。
そのブランド設立は2005年に遡ります。
歴史を紐解けば、
いろいろな車種がありました。
そこで、今回はTyrellの歴代モデルを全部紹介!(たぶん)。
「たぶん」というのは、個人で調べたものだから。
間違いがあったら教えてね♪
Tyrellミニベロ20インチ406シリーズ
最初のモデルが20インチ406なので、
やはりスタンダードはこのシリーズかと。
しかしながら、406は流行らないのか、
いつのまにか主流から外れてしまいました。
2023年に新しくTyrell LooXが発売されて、
あらためて注目を浴びています。
Tyrell LooX
ミニベロで新しい自転車生活を提案しているモデル。
ロードバイク風にも
旅スタイルの自転車にも
カスタマイズが可能な注目のモデルです。
Tyrell SZ
- アルミフレーム
- 20インチ406
- 前後サスペンションつき
Tyrellの初号機として燦然と輝くモデル。
サスペンションをフレームとフォークに搭載。
スラントデザインと呼ばれるそのフレームデザインは
今も踏襲されています。
工業製品は時代の流れに合わせて、
見た目が変わっていきます。
しかし、どのモデルをみても、
Tyrell!とわかるフレームデザインは今も脈々と受け継がれています。
Tyrell PK1 406
- チタンフレーム
- 20インチ406
Tyrellのスラントデザインは
チタンフレームでこそ、
最高の輝きを放つと思われます。
型番に含まれる『1』はナンバーワンの格好よさ(だと思う)。
一度だけ、ほんの少しだけ乗ったことがありますが、
軽すぎてペダルを踏むと、空に飛んでいきそうでした。
20インチ406の最速ミニベロだと思われます。
Tyrell PKZ 406
- チタンフレーム
- 20インチ406
Tyrell PK1と似ているけれど、
『Z』シリーズ は乗り心地重視になっています。
リアフレームがシートステイとクロスして
トップチューブに接合されているのがポイント。
私は一度も見た記憶がない幻モデル。
Tyrell Si
- スカンジウムフレーム
- 20インチ406
スカンジウムという
自転車フレーム素材としては珍しいものが使われています。
もちろん軽量フレーム。
私がまだDAHON Speed Pro TTに乗ってぶっ飛ばしていた頃の出来事。
Tyrell Siに乗っているおじさんたちに、
上り坂であっさりと抜き去られてしまいました。
その体験が今も鮮明に脳裏に焼き付いています。
今では製造中止となってしまいましたが、
私がTyrellに関心を持った初めてのモデルです。
Tyrell SV
- アルミフレーム
- 20インチ406
Tyrell初のアルミフレームで廉価版。
それでも、カドワキコーティング塗装など、
手を抜かないフレームカラーに目を奪われるものでした。
2019年に復刻版としてTyrell SRVが登場しています。
Tyrell SRV
- アルミフレーム
- 20インチ406
名前のとおり、Tyrell SVを改良(Revised)したモデル。
復刻版ですが、
発売から10年くらい経過していますので、
随所に、これまでに培った技術が惜しみなく使われています。
Tyrellのミニベロが15万円くらいで手に入ります!
と興奮したくなるモデルです。
Tyrellミニベロ20インチ451シリーズ
20インチホイールの中でも
大きい451サイズを採用しているモデル。
Tyrell CSI
- アルミ&カーボンフレーム
- 20インチ451
Tyrell初の451ホイールサイズを採用したモデル。
フレームのリア三角はカーボンを利用しています。
Tyrell CX
- クロモリフレーム
- 20インチ451
Tyrellのスラントデザインは細いフレームでこそ、
その格好よさが発揮されると思われます。
そこで、80kmくらいがっつりと試乗させていただいた。
最初はフレームに馴染まず、
「あれ?」
という感じでした。
しかし、体が慣れてくると、
その乗り心地の良さを感じる不思議な自転車。
きっとハンドルやステムなどでピッタリに調整すれば、
かなり良い自転車に化けるはず。
Tyrell CXS
- クロモリフレーム
- 20インチ451
Tyrell CXのを小さくしたモデル。
155cmくらいの小柄な人でも
サイクリングが楽しめるように
とコンパクトになったスモールサイズ。
彼女が小柄ならプレゼントしたいオシャレなモデル。
でも、CXベースなので、
しっかりと走りますよ♪
Tyrell CX Tourer
- クロモリフレーム
- 20インチ451
名前の通り、
Tyrell CXで旅をすることを
前提に設計されたミニベロ。
ブレーキがカンチブレーキ、
キャリアが搭載できるように
ダボ穴があるなどが特徴。
Tyrell PK1 451
- チタンフレーム
- 20インチ451
最速のTyrell PK1を451サイズで再設計したモデル。
その走りは新幹線のようなスピードで快適な乗り心地です。
値段をみると驚きだけれど、
絶対に納得できる性能です。
最速ミニベロである(きっと)。
Tyrell PKZ 451
- チタンフレーム
- 20インチ451
Tyrell PKZも時代の流れにのって、
451ホイールになりました。
正直に言います。
「乗ったことありません。」
Tyrell PK1で快適と思っていますので、
それを上回る快適な乗り心地って???
Tyrell Rシリーズ
Tyrell=ミニベロという印象ですが、
実はロードバイクも制作しています(いました)。
Rシリーズ=ロードバイクシリーズ。
Tyrell RS1
- スカンジウムフレーム
- 700c
700cホイールを利用しているけれど、
独創的なフレーム形状。
その特殊フレームのために
レースでは利用できないらしい。
Tyrell RZ1
幻
Tyrell R1
- チタンフレーム
- 700c
これも特殊形状をしています。
デザインコンセプトモデルみたいな感じ。
Tyrell RX
- クロモリフレーム
- 700cシリーズ
Tyrellがロードバイクを創るとこうなりますよ!というメッセージ。
従来のRシリーズは特殊形状なので、
参加できない大会もあったらしい。
しかし、Tyrell RXはいわゆるダイヤモンドフレーム。
だから、レースに出場し、活躍しているとのこと。
現在はミニベロに開発資源を集中していて、
Tyrell RXは受注生産だと思われます。
ちょっと欲しい。
Tyrell Fシリーズ(折りたたみシリーズ)
F=Foldingということで、おりたたみ自転車。
Tyrell FX
- アルミフレーム
- 20インチ406
- 折りたたみ
Tyrell待望の折りたたみモデル。
8.9kgで折りたたみ自転車というのが衝撃的でした!
(現行モデルはアルミの種類が違うなどの理由で9kg台。)
初号機はシルバーフレームに赤いフォーク。
なぜ、赤い?
という印象的な色合いが目を奪われました!
その後も改良が加えられて、
今も主力モデルとなっています。
Tyrell史上最も売れたモデル(おそらく)。
Tyrell FSX
- アルミフレーム
- 20インチ406
- 折りたたみ
Tyrell FXの成功を受けて、
さらにフレーム加工、
フルカーボンフォークなどこだわったモデル。
Sはスーパーですから。
乗ってみると、性能の良さを感じるけれど、
Tyrell FXとの差別化が難しいかも!?
Tyrell XF
- チタンフレーム
- 20インチ406
- 折りたたみ
Tyrell 10周年を記念して
限定50台で発売されているモデル。
電動コンポしか受け付けないとか、
もうむちゃくちゃすぎる高級仕様で、
お値段もビックリの1,250,000円。
このスーパーモデルの開発でえた様々な経験値が、
その後のモデルに好影響を与えているのは言うまでもありません。
Tyrell IVE
- クロモリフレーム
- 18インチ
- 折りたたみ
Tyrellが小型折りたたみを創るとこうなります。
このモデルはスペック表では現れない性能の良さ。
カスタマイズしてスポーティーにすることもできるし、
キャリアをつけて街乗り利用も可能。
ステム交換をしてポジション調整をしたりもできます。
もちろん折りたたんでの輪行も可能で
多様性がある自転車。
1日に100km走ることもできます。
2019年モデルから9速→8速となってしまいました。
スペック表では映えないかもしれないけれど、
ぜひ一度乗ってみてほしいモデル。
その乗り心地は素晴らしいです。
Tyrell IVE Sports Complete
- クロモリフレーム
- 18インチ
- 折りたたみ
Tyrell IVEをメーカー自らがカスタマイズしたモデル。
フレームは同じ。
違いは
- リアフレーム接合箇所エラストマー→ショックウェーブ(衝撃吸収アップ)
- タイヤSchwalbe Marathon Racer→Schwalbe Kojak(細くなる)
- ホイール通常タイプ→軽量タイプ
- 泥除けなどあり→なし
- シートポスト軽量タイプ
- ハンドルポスト前傾タイプ
- 8速→9速
という感じ。
Tyrell FXa
- アルミフレーム
- 20インチ
- 折りたたみ
2019年モデルから登場。
FXと同じ。
FXがフレームカラーやパーツ構成を
自由に組み合わせることができるようになって、
高級になりました。
それに伴って、廉価版として登場。
量産型ザク。
ザクだけに性能は抜群だ。
FXとの違いとしては
- フレーム色は指定色のみでカドワキコーティングじゃない
- コンポは9速
- ホイールはAM-3
など。
つまり、もともとのTyrell FXでカドワキコーティングじゃないということ。
Tyrell IVE SE
- ステンレスフレーム
- 18インチ
- 折りたたみ
Tyrell IVEのスペシャルバージョン。
で、発売未定w
Tyrell FCX
- クロモリフレーム
- 20インチ451
- 折りたたみ
2017年のサイクルモードで飾ったら、
好評だったので、密かに開発が進められていたのです。
それが2019年夏に正式発表。
試乗車に乗ったが、期待できる走り。
2022年後半からやっと発売になったが、
基本的に受注生産です。
Tyrell IVE 16
IVEのスペシャル限定モデルです。
標準モデルとの違いは
フォークがフルカーボン。
ホイールが16インチ349に縮小。
ショックアブソーバー搭載。
軽量シートポスト。
キャリパーブレーキの採用。
カドワキコーティング製パウダーコーティング塗装。
10速(ティアグラ)
バリバリにカスタマイズされた結果の車体重量は
10.5kg。
とにかく限定で、天然記念物。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。Tyrellの歴代モデルを全部取り上げていると思いますが、抜けていたら、教えてください。
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