いつのまにか、クロモリロードバイクRaleigh Carlton Fを購入してから3年。
10,000km以上を走行していました。
大台に乗ったときは
「おおおぉ〜、10,000kmだぁ!」
と感動すると思ったのですが、いつのまにか超えていた……。
たぶん、旧東海道を日本橋から京都へ走っている途中くらいに超えたかなと。
正確にいうと、11,000kmも😅
一般的にクロモリロードバイクは持ちが良いといいますが、それは本当なのでしょうか。
n=1ですが、クロモリロードバイクを10,000km以上乗ると、どういう状態になるのか報告します。
クロモリロードバイク購入検討中の人
Raleighに乗ってみたい・乗っている人
クロモリロードバイクをずっと使うとどうなるか知りたい人
に届けたい長期レポートです。
保管状況はどうだったか?
ロードバイクは保管状況によって状態に雲泥の差が生まれます。
雨風にさらされる場所に置いておけば、すぐに錆びてしまいます。
そもそもクロモリ=鉄ですから、カーボン製やアルミ製の自転車と比較して、圧倒的にサビに弱いです。
走行後にメンテナンスをしなければ、どんどんと傷んでいくことでしょう。
保管場所は?
私はかなり良い状態で保管していると思いますよw
自宅駐輪は室内です。
錆びるとわかっている自転車を外に保管するとかありえません。
雨風が激しい日にサイクリングするというのも、もちろんNG。
万が一雨に降られたら、即洗車。
晴天(できれば曇天)のとき、サイクリングして、保管は室内。
かなり自転車に優しい利用状況ですね。
出先で屋外に一時駐輪をすることはあります。
が、宿泊するときは部屋に停められるホテルを探し、または輪行袋で室内にいれます。
自転車盗難とか耐えられません。
↑輪行袋に入れれば、ホテル部屋内に入れることができます。(断られたことはありません)
メンテナンス頻度はどのくらい?
メンテナンスの内容にもよりますが、タイヤの空気入れは3日〜1週間に1度の頻度。
チェーン清掃は走行中に音鳴りがするようになったら行います。
または、雨天走行後は24時間以内に掃除をしていました。
チェーン清掃のついでにフレーム全体をざっと拭いています。
今日もこれから拭こうかなと。
自転車を趣味にしている人なら最低限行うレベルの掃除。
大きなトラブル?
何度も倒した
事故は一度も起こしていませんが……。
落車も記憶にありません。
が、何度も倒しました。
自転車を駐輪して写真撮影しているときに、風でバターーーン!ということがよくあります(^_^;)
↑バターーンと倒れる自転車
さらに、輪行中、または室内に自転車を移動するときによくぶつけています。
その結果、リアハンガーが曲り、フレームは傷だらけ。
リアハンガーは何度も曲がりました
リアハンガーが何度も曲がりました。
リアディレイラー側に自転車が倒れてしまうことが何度もありました。
さらに、輪行中(特に縦型輪行において)リアディレイラーで車体を支えてしまうことがあります。
その結果、リアディレイラーハンガーを何度も曲げています。
私の雑な気質が原因なのでしょう。
曲がってしまう度に、購入したお店にもっていき、修正をしていただいています。
アルミなどのフレームだったら、絶対にできませんね。
フレームが曲がって終了か、ディレイラーハンガーを何度も購入し直す必要がありそう。
私が次にロードバイクを購入するとしたら、やっぱりクロモリを選ぶでしょう。
粗忽者の私にはピッタリだと感じます。
輪行する度にフレームに傷
なぜか、わかりませんが(私がガサツでオッチョコチョイだからです)、輪行するたびにフレームに傷が増えます。
ホイールをしっかりと固定できていないのかもしれません。
また、チェーンが暴れているのか、チェーンライン近くには多数の傷が存在します。
Raleighの塗装が薄いのも原因かと思います。
しかし、自分の性格上、フレームに傷がつくのはもはや避けられないのでしょう。
消耗品の交換頻度
10,000km以上の走行で交換した消耗品は次のとおりです。
タイヤ
Continental Ultra Sports 3 = 5,500kmくらい
Continental Grand Prix 5000 = 2,000kmくらい
Panaracer AGILIEST = 2,000kmくらい
Vittoria Rubino Pro = 2,000km+ 現在使用中
タイヤの違いで劇的に感動するほど私は敏感ではないことがわかりました。
有名な高級タイヤは私には不相応です。
もっとスピード出せる人じゃないとタイヤ性能を活かせません。
20km/hくらいだと大差ないです。
猫に小判とはこのことです。
バーテープ
標準バーテープ
Lizard Skins 1.8mm
Amazonで売っているノーブランド
と使い分けた結果、直接手が触れるところはケチらない方がよいという結論に辿り着きました。
Lizard Skins DSP 1.8mmしか勝たん。
Lizard Skins の良さは軽さと言われることが多いです。
実際、一般的なバーテープが100gくらいあるところ、Lizard Skins であれば、60gを切ります。
>>> amazon.co.jpでLizard Skins DSP 1.8mmをみてみる
バーテープが軽くなることで、ハンドル全体が軽くなるのはもちろん、よいことです。
しかし、本当の良さは軽さではありません。
軽くて薄いのに、もちもちした感触が最高です。
ベタつかないゴムを握っている感じ。
粘土をいつまでもコネていたくなるような感触。
もう、サイクリングローブはいらないのではないか?
と思うくらいに触り心地が良いです。
薄くて軽くて最高です。
チェーン
6,000kmくらいで錆びているのを確認して、交換しました。
それ一度きりです。
DURA-ACEグレードに交換すれば、明らかに異なるのは過去に実験したことがあります。
もしかしたら、次は最高グレードにするかもしれません。
ワイヤー
インナーワイヤーでさえ、使い続けています。
なんとなく錆びている気もするので、交換するかもしれません。
11,000kmくらいでは全く問題なく、標準のものを使い続けています。
パーツの状態
コンポーネントSHIMANO 105 R7000
大きな問題を感じていません。
が、10,000kmを超過したので、新品に交換すれば、びっくりするくらいに走りがスムーズになるかもしれません。
最近はチェーン油をさしても、100kmも走らないうちにキュルキュルと音がするようになりました。
チェーンは伸びていないと思いますが、スプロケが限界なのかもしれません。
それでも、チェーン清掃をして、油を刺すと、気持ちよくヌルヌルと変速するので、このまま使用を続けます。
105は黒モデルもありますので、そちらに切り替えたいです。
が、わざわざ50,000円以上も支払ってグループセットを交換するつもりは今のところありません。
また、105にはDi2も登場しましたが、そのお金があれば、旅に使いたいですね。
ホイール
標準ホイールを交換するつもりでいたところ、カンパニョーロのZONDAを譲っていただきました。
そのまま、ZONDAを使い続けています。
スポークが1本歪んでいますが、発注したお店から2年以上も連絡が途絶えています。
10,000kmまでの記録
まとめ
大きな不満もないまま、完全に道具として使い込んでいるという感じです。
コンポをアップグレードしようかな?
という想いも少しだけありますが、その投資をするなら別のことにお金を使いたいです。
チェーンやタイヤという消耗品以外は変更することはなさそうです。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。20,000km走っても状況は変わらなそうです😅
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コメント
私もラグの仕上がりの美しさとホリゾンタルに拘りが有りクロモリフレームです、有機体のようなカーボンフレームはちょっと好きになれません。
ただし軽さは譲れず、旧の丹下プレステージの外はカーボンとチタンパーツを多用してカーボンと同レベルの6.5kgにしてます。
年間1万5千㌔程の走行です、0.3mm厚のパイプは倒したりすると即凹みますので結構気いますね。
ヒルクライムレースからロングライド迄1台で熟してます。
ルイス エレラ様
コメントありがとうございます。6.5kgとは軽いですね!
きっと素敵な自転車なのだろうと想像しただけでドキドキしてしまいます。