【試乗レビュー】クロモリロードはアラジン魔法の絨毯!?ANCHOR NEO-COT RNC7に乗ったよ

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クロモリフレームの自転車が欲しい。

と100回くらい連呼しただろうか。細身のフレームでトップチューブがホリゾンタルなものが欲しい。そういう趣旨のことを記事にしたこともある。

こんなロードバイクが欲しい!選択する4つの基準とは?
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時代はカーボンバイク全盛で、なかなかクロモリロードの種類がない。だが、その中でも、ブリヂストンが製作するANCHOR NEO-COT RNC7に興味が惹かれる。

クロモリロードバイクが欲しくてたまらない、Anchor RNC7の情報を集めまくったよ!
ロードバイクが欲しい!クロモリ製の。時代はカーボン製が全盛だけに、なかなか製品に触れる機会がないのだ。 それでも、クロモリ製のロードバイク、みなさん憧れませんか?答えはNoという人が多いのかな。 今回はブリヂストンアンカーのRNC7。少ない...

そういうことをぶつぶつとtwitterで言っていたら、貴重な情報をいただいた!

 

知りませんでした!!!なんと貴重な情報!!!東京までいけば、Anchor NEO-COT RNC7に試乗できるのか!コーヒーもついてくる!これは行くしかないでしょ!興奮のあまり送るAnchor NEO-COT RNC7の試乗レビューをお届け!

 

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ブリヂストン直営のカフェ、RATIO&Cとは?

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↑RATIO&C

ブリヂストン直営のカフェの場所は東京都渋谷区神宮前。都会のオシャンティな街中に位置する。お店の外観からしてステキなところ。サイクリングジャージで汗まみれで来店したらヒンシュクを買ってしまいそうなオシャレなカフェである。

知らない人が通りかかったら、店内に自転車があるいい感じのカフェとしか思わない。

ふふふ、まさかのブリヂストン直営のお店なんですよニヤリ

 

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↑オシャレに自転車が飾られている店内

 

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↑フレームが飾られている

 

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↑カフェだけにコーヒー豆の販売もあり

 

サイクルカフェだけあってバイクラックもしっかりと準備されているが、なんと店内に専用駐輪場があるのだ。

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↑自分の自転車もカフェのオブジェになるなんて嬉しすぎる!

店内の自転車は全て試乗可能である。いや、試乗というよりも1日レンタルをすることができるという方が、適切だと思われる。自転車のサイズとハンドル形状を伝えると試乗車が納車された。

ハンドル形状?そう、この店はANCHORの専門店ではなくて、ANCHOR NEO-COTの専門店なのだ!クロモリフレームを楽しむために、通常のドロップハンドルだけでなく、ブルホーンやフラットなど様々な形状のハンドルを試すことができる。

 

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↑たくさんのANCHOR NEO-COTが置かれているぞ

 

今回はロードバイク試乗として訪れたので、もちろんドロップハンドルを試したが、いろいろなハンドルを搭載したANCHOR NEO-COTを眺めていると、ブリヂストン自らが自転車を楽しんでいるように感じてくる。

事前情報通り、コーヒー2杯。よって、1杯目はサイズ合わせをしながら、たしなんだ。カフェとしても素晴らしいコーヒー味だったと伝えたい。あっさりしていて美味しかったが、今日は自転車に意識が集中していたので、コーヒーレビューはあっさりと。

 

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↑コーヒーを飲みながら試乗車の納車待ち

 

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ANCHOR NEO-COT RNC7について

ANCHORNEO-COT RNC7を見て衝撃が走る

試乗車が運ばれてくる。一目見て、衝撃が走る。

格好いいぞ!

なぜか、フレームが色気を持っているといえばよいのだろうか。単なるクロモリ勢のチューブを溶接したのではなくて、肉厚を場所によって変更したりされているからだろうか。全体的なプロポーションが良いのか?カタログで眺める以上の美しいデザインである。

この格好いい自転車に乗っている自分を想像するだけで、ワクワクしてしまう。(自意識過剰)

 

ANCHOR NEO-COT RNC7に乗る前に

試乗車だとメーカーによってはハンドルが曲がっていたり、汚れていたり、タイヤに空気がなかったりと酷いことが多い。しかし、今回は全くそういう酷い扱いはなかった。お店の人が採寸などをしてくれる。フルオーダーのスーツを作る感じといえばよいだろうか。こういう細やかな気遣いが購買意欲を高めてくれるのだ。

今回は530mmのフレームを試乗。540mmでドロップハンドルのものは残念ながら用意されていなかった。

ちょっと小さいかもしれませんね〜

とはお店の人の言。ないものは、しょうがない。

サドル調整を終えたら、ハンドル高さがサドルよりも低い。つまり、格好いいけれど、かなりの前傾姿勢である。ま、格好いいからいいか!?

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↑ハンドルの位置が低い。カットされている。

 

ANCHOR NEO-COT RNC7の第一印象はズルイ!

そして、いよいよ試乗開始。

ススッと進んでいく。いや、スーッと進んでいく。ホイールグレードは低いものであるはずなのに、この軽快な感じは?????

ANCHOR NEO-COT RNC7はクラウンの後部座席にゆったりと座っている感じといえばよいだろうか。

アラジンの魔法の絨毯に乗っている感触ってこんな感じなのだろうか?フワッとして、空を飛んでいる感じ。思わず歌ってしまうよ♪

A whole new world

A new fantastic point of view

No one to tell us no

Or where to go

Or say we’re only dreaming

この振動のなさは東京都の整備された車道だから?いや、ちがう。ボコボコしている細かな振動を全部打ち消してくれている感じ。

クロモリフレームはしなって乗り心地がいいとは聞いていたが、こういうことなのか。小径車や折りたたみ自転車とは全く違う乗り心地。正直に言って、これなら100kmも余裕に走ることができそう。

ズルイぞ!

 

ANCHOR NEO-COT RNC7でスピードはどこまで?

ペダルを踏めばぐんぐんと進んでいく。いや、貧脚の私はアウター&トップとか絶対に踏めない。同じギア比でも、ミニベロとは全く違う。自分の脚がミニベロになれているからか、まったくもって重いギアを踏むことができない。

それでも簡単に35km/h以上のスピードで走ることができる。

例えるとギニュー隊長がチェンジした孫悟空では戦闘力が20,000ちょっとしか出せないようなものか。自転車に慣れたら、もっと凄いスピードで走ることができるのかも。

 

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↑一瞬にして別世界へとワープした

 

ANCHOR NEO-COT RNC7で坂道に挑戦

重いギアを踏めないということは軽いギアを好んでいるということ。東京都内の激坂を選んで走ったが、上りではすぐに、インナー&ローになってしまう。ミニベロの方が登りやすく感じる。車体重量はどちらも9.5kgくらいなので、この差はなんだろう。

慣れ?

ホイールサイズ?

ホイール性能?

クロモリフレームは、ミニベロ以上には登りやすいと思ったが、そうでもなかった。ただし、この日は先日のヒルクライムで足を痛めていたというのはある。

 

ANCHOR NEO-COT RNC7のスペック

今回試乗したANCHOR NEO-COT RNC7の基本スペックは

ホイール:SHIMANO WH-RS100

コンポ:SHIMANO 105 (5800シリーズ) スプロケは12-25

タイヤ:BRIDGESTONE EXTENZA RR2X 25mm (たぶん)

 

コンポには文句がないが、せっかくなので、上級ホイールを試してみたかった。そうはいってもフレームが第一である。ANCHOR NEO-COT RNC7のフレームを見つめれば見つめるほど、艶かしい。

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↑バルジ成形と呼ばれる溶接。

 

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↑BB周りにはラグが使用されている。目立たないけれど、オシャレ

 

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↑リアDハンガーなし、クロモリフレームでは一般的

 

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↑独特な形状のフォーク。フォークカーボンは選べなくなったらしい

 

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↑ヘッドチューブの長さが106mmしかないのがANCHOR NEO-COT RNC7の特徴。

 

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↑トップチューブも丸いわけではない

 

ANCHOR NEO-COT RNC7の色選択

店内にはさまざまなANCHOR NEO-COT RNC7が飾られており、様々な色を実際に目にすることができたのが貴重だった。

また、直営店のみで行える配色もある。フレームを2色にわけたいなら、直営店限定とのこと。

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↑2色分けの特別カラーはお店限定

 

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↑多くの色から好きなものを選ぼう

 

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↑一つの色でも3種類の塗装がある

 

ANCHOR NEO-COT RNC7の楽しみはフレーム塗装の色が32色、そしてそれぞれ、グロス、マット、ザラザラの3つから質感を選ぶことができる。ただしザラザラを選ぶと、表面がざらついているので、汚れが残りやすいとのことだった。

 

ANCHOR NEO-COT RNC7の2020年モデルはここが違うよ!

ANCHOR NEO-COT RNC7は25周年の歴史がある。毎年少しずつ改良をしているが、2020年モデルの違いは次の通り。

フロントDの台座がある

ダウンチューブにシフターを搭載して変速することができない

28cのタイヤにも対応

 

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↑フロントDの台座

 

ANCHOR NEO-COT RNC3との比較

ANCHOR NEO-COT RNC7の弟分としてANCHOR NEO-COT RNC3がある。7と3の違いとして最も大きなことは値段である。フレームセットの価格は

  • ANCHOR NEO-COT RNC7 = 180,000円+税
  • ANCHOR NEO-COT RNC3 = 105,000円+税

と実に75,000円以上の差がある!この差は大きい。しかし、購入するならANCHOR NEO-COT RNC7を選びたい。

理由?

ANCHOR NEO-COT RNC7のフレームが格好いい。

2つを見比べて気づいたのだが

  • ANCHOR NEO-COT RNC3はリアステイがトップチューブと同じところで接合されていない。
  • ANCHOR NEO-COT RNC3のパイプが普通の円柱型。

という違いがある。それだけのことだが、それが見た目に大きな違いを生み出している。値段差は魅力的だが、ずっと使いたいフレーム。やはり格好いいものを選びたい。

 

ANCHOR NEO-COT RNC7についてお店の人に聞く!

お店の店員さんもANCHOR NEO-COT RNC7のユーザーとのことで、いろいろと聞いてみた。

クロモリフレームの魅力は?

よく言われている通り、乗り心地の良さがあげられますね。長距離を乗っても疲れないです。

他には?

カーボン製のロードバイクも持っているのですが、カーボンだとレースに参加をして速く走るとか、ピチピチのサイクルウェアを着なければいけないというプレッシャーがあります。

あ、それわかります。

クロモリフレームだと服装を選ばずにもっと気楽にのれるという印象ですね。

確かに、持ってないですが、わかる気がします。

ちょっと意地悪な質問なのですが、他社のクロモリフレームのロードバイクと比較してANCHOR NEO-COT RNC7が優れているところはどこでしょうか。

格好いいということですね!

 

最後の言葉は熱いものだった。格好いいというのは主観的であるが、それを全面的にだすのがとても好感を持てた。ロードバイクは嗜好品。だとすれば、最終的には格好いいかどうかで選びたい。

 

まとめ

魔法の絨毯に乗っているかのようなクロモリ製のANCHOR NEO-COT RNC7。すでにどの色がいいかなぁと悩んでいる自分がいる。

 

今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。冷静になろう。他社のクロモリロードバイクにも乗ってみたい。

 

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