自転車旅をします。
東京の日本橋から京都の三条大橋まで500km近く。
つまり、旧東海道を走破。
走ることだけが目的なら、24時間で走ってしまうスーパーマンもいるようですが、今回は、各地の観光地や宿場町を見て回りたいと思っています。
そこで、出発前に考えたことをまとめました。
いや、正確にいうと
「必要だろう」と思うものをまとめました。
自転車で旅をしたいという人の参考になるといいなぁ。(自分備忘録w)
スマホどうしよう?
スマホは生命線
実を言うと、スマホなしということもちょっとだけ考えました。
昔の人はスマホなんてなかったわけだし、旅に出るなら現実世界から切り離された方が楽しめると考えたわけです。
しかし、
カメラはどうするの?
地図はどうするの?
財布はどうするの?
ルートの記録は?
LINEで連絡は?
緊急時は?
などを考えていくと、スマホひとつあれば、全部を賄うことができます。
現代人の旅行にはスマホは必須アイテムというのは受け入れたくないけれど、現実です。
モバイルバッテリー
スマホが必須なら、必然的にモバイルバッテリーも必要になります。
今利用しているスマホは、バッテリー1日以上もちます。
それでも、スマホが生命線である以上、電源確保はしておきたいです。
ACアダプタ
スマホとモバイルバッテリーを充電する必要があります。
後述しますが、MacBook Airも持参しますので、それを充電する必要もあります。
よって、全部をカバーする小型のACアダプタを持参することにしました。
複数電源がある高出力のものも検討しましたが、いままでの旅先でも30Wで十分でしたので、出費と重量を抑えます。
スマホ三脚
旅先は基本的にひとり。
ボッチサイクリング。
自分自身がサイクリングをしているシーンを撮影するなら、三脚が必須でしょう。
よって、スマホ三脚を背中に入れておこうと思います。
健康維持のために生活環境を変えない
1週間近く続く旅なので、健康維持がマスト。
毎日100kmくらいサイクリングをしますので、体力回復が絶対大事。
そのために睡眠をしっかり確保することを考えました。
Kindle OASIS
旅先だからといって、特別なことをしないで、いつものように就寝したいと思います。
よって、ベッドでの読書は必須です。
万が一夜中に目が覚めても、Kindleがあれば、すぐに就寝できることでしょう。
ワイヤレスイヤホン
ホテルが静かとは限りません。
まわりの環境をシャットアウトするために耳栓代わりに持っていきます。
本当はノイズキャンセリング搭載とか高機能のものを選びたいですが、とりあえず今使っているもので妥協します。
耳栓は入りません。
ワイヤレスイヤホンで代用できると思います。
アイマスクはいらない
今回の旅にそなえて、アイマスクを検討しました。
USB Type-Cで充電をしておけば、ポカポカとあたたまる優れものです。
1ヶ月くらい前から試してみましたが、結論は不要。
ポカポカ暖かすぎる。
荷物が増える。
なによりも、アイマスクしていたらKindleで読書ができないw
MacBook Airは必要
旅をすることで現実世界から離れたい、と言っておきながら、矛盾します。
それでも、MacBook Airは持参していくことにしました。
1.3kgくらいの重量増になってしまうのは痛いです。
しかし、ホテルで音楽をかけたり、撮影した写真整理など、旅行中に行った方がスムーズです。
また、せっかくの旅行の記録もしたいです。
それならば、いつもの環境をそのまま持ち歩きたいです。
iPadやChromebookも考えましたが、いつもと違うとそれは不便で結局単なる荷物になると思います。
よってMacBook Airを持参します。
大型サドルバッグを入手
MacBook Airを持っていくために大型サドルバッグを用意しました。
荷物が多いときはバッグパックかバニアバッグが一般的です。
なぜ、それを選ばないかは次の通りです。
バックパックはやめたい
旅行中は朝から夕方までサイクリングを続けます。
最低でも6時間くらいはサイクリング。
その間、ずっと背中に荷物を背負っているのは大きな負担です。
肩や背中が痛くなってしまってはサイクリングも楽しくありません。
よって、背負うという選択肢はありません。
バニアバッグはやめたい
自転車旅ならバニアバッグでしょう。
↑バニアバッグはこういう感じのものです。(楽天より)
これこそ旅っぽくて格好いいですが、大きな問題点が3つあります。
1つは出費。
しっかりとしたものを選ぼうとすれば、定番のORTLIEB一択だと思います。
そうすると、バッグだけで15,000円くらいの出費。
自転車側にもラック搭載をする必要が生まれるので、それも購入すると全部で20,000円以上になりそうです。
出発前から出費が。。。
2つ目はラックをつけたくないということ。
東京→京都は自転車ですが、帰りは輪行を予定しています。
輪行時はラックを取り外す必要がありそうですが、輪行バッグに収まらなそうです。
バニアバッグは輪行には向かないのでは?と考えました。
3つ目は慣れ。
旅だから、と特別な装備はいつもと違いすぎて、危険です。
たとえば、自転車の横幅が変わってしまいます。
車幅が変わることで、ぶつけてしまうかもしれません。
大型サドルバッグに全部収納
リュックサックもなし。
バニアバッグもなし。
MacBook Airは持参。
という条件を唯一満たすことができるとすれば、大型サドルバッグしかないと思いました。
TOPEAK Backloaderで15Lの大型を選べば、MacBook Airを収納することが可能です。
重心が上になってしまいますが、自転車通勤で何度か利用して試しました。
結果、なんとかなりそうです。
↑TOPEAK Backloader 15Lを楽天でみてみる
自転車トラブル解決のために必要なもの
パンク対策
当たり前すぎるけれど、持っていきます。
CO2ボンベはいらないと言う結論です。
もしパンクしても携帯ポンプで充填します。
ルートのほとんどが都市部なので、自転車屋さんや道の駅にもアクセス可能です。
よって、パンクしたら空気を自力でいれて、必要に応じて自転車屋さんへSOSを求めます。
ただし、チューブは2つ持っていこうと思います。
念のためにパッチももっておこうかと。10gくらいですし。
最近、パンクが多いのが理由です。
よって、
チューブx2
タイヤレバーx2
パッチ
軍手
携帯ポンプ
で大丈夫なはずです。
輪行袋
帰り道は新幹線ですから、絶対必要です。
横型輪行袋がお気に入りです。
↑超軽量の輪行袋Pocket inをamazon.co.jpでみてみる
服装をどうするか
冬場なので服が多くなってしまうのは致し方なしですが、着替えは下着だけにします。
必要に応じて、ホテルで洗濯サービスを利用すれば問題なしです。
よって
インナー(ミズノブレスサーモ)
ミドルレイヤー(dhb)
サイクリングジャージ(デカトロン)
サイクリングタイツ(santic)
パンツ(Rapha Loop Back パンツ)
- 靴下(モンベルの登山用)
という装備でいきます。
パンツは必要です。
いわゆるロードバイク乗りの格好で入店するのは抵抗があります。
パンツがあれば、カジュアルな格好になりますね。
食事
ランチは諦めることにしました。
冬場で日照時間が少ないために、サイクリング時間を確保するためです。
携帯食、パン、どら焼きなどでつなぐつもりです。
夜ご飯も簡単に済ませようと思います。
食事どころを探し回る時間はないでしょう。
代わりに、朝ご飯はしっかりすぎるくらい食べるつもりです。
基本的にホテルは朝食ビュッフェつきを選びました。
とはいうもののせっかくの旅、東海道中で有名なものは食べたいです。
雨対策
「雨ならスタートしないで延泊」と言いたいところですが、ホテルは事前に決めてしまいました😅
旅程には余裕を持ちたいところですが、そうもできません。
雨が降らないことを祈っています。
安全対策
フラットペダルにする
SPDペダルを選べばペダリングはスムーズになり、引き足も合わせて快適になります。
だけど、SPDペダルは諦めました。
私の場合、疲れてくると、SPDの脱着が億劫になってしまいます。
また、歩きにくいです。
思い切って、フラットペダルにすることで、安全に動き回れると思いました。
CHROMEの靴であれば、Panaracerのゴム搭載で滑りにくいので大丈夫です。
スマホを見ない
ルートは事前にがっつりと調べます。
調べるけれど、サイクリング中にはスマホで調べないようにします。
そうすることで、Google Mapsを見る機会が減ります。
現在地チェックのために一時停止してリスタートする回数を減らすことで疲労軽減に努めます。
疲労は安全を脅かしてしまいます。
夜サイクリングにそなえる
夜走ることにならないような計画を立てました。
ただし、冬至前後は日没も早いので、夜サイクリングの備えをします。
ライトは当たり前として、それ以外に用意したものがあります。
↑工事現場のおじさんビブ。目立ちすぎて恥ずかしいけれど、安全には換えられない。
↑R250製のおにぎり型リフレクターを付けることにしました。
旅程
事前にガッツリと検討しました。。。と言いたいところですが、時間切れでもう少し調べたかったです。
100km走ってフラフラにならないように、ゆったりコースで計画しています。
具体的には
- 自宅→日本橋→平塚
- 平塚→箱根八里→三島
- 三島→静岡
- 静岡→浜名湖
- 浜名湖→岡崎
- 岡崎→熱田神宮→鈴鹿
- 鈴鹿→鈴鹿峠→水口
- 水口→琵琶湖→京都→新幹線
とゆったり。特に疲れがたまる後半は短い距離にしています。
また、前半コースは下見ライドをしています。
前半は下見で訪れることができなかったところに寄り道しつつ、しっかりとペダルを回します。
後半は慌てずに進もうと思います。
↑旅程はルートと訪れたいところなどを事前に確認しています。
参考書籍
今回の旅程を考えるのにあたって、参考にした書籍がいくつかあります。
↑『現代語訳 東海道中膝栗毛: 痛快弥次喜多珍道中! 美しい古典シリーズ』はKindle Unlimitedに対応しています
↑『東海道中膝栗毛』講談社文庫版、Kindle版もあります。ホテルで読む予定。
↑『旧街道じてんしゃ旅 其の一 旧東海道編』をamazonでみてみる。Cycle Sportsのムック版です。
いよいよ出発↓
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。準備万端。。。とは言い難いですが、無事に帰ってきたいですね。
X (Twitter)で最新情報をつぶやいています。ぜひフォローしてください!
Threadsでも関連情報を発信しています。
コメント