大人気のDAHON K3。14インチの小径だけれど、3速を備えて7.8kgと軽量を実現しています。
しかし、DAHON K3と類似のモデルがRENAULTにも存在します。
RENAULT ULTRA LIGHT7 TRY143
というモデルがそれ。
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今回はDAHON K3とRENAULT ULTRA LIGHT7 TRY143を比較してみるよ。
DAHON K3とRENAULT ULTRA LIGHT7 TRY143の共通点
ライバルといってよい
共通点は次の通り。
その1: 14インチ
小径車の中でも、
特に小さい14インチ。
16インチや20インチに乗り慣れていても、
14インチに初めて乗ると、
慣れるまでふらついてしまいます。
14インチの自転車を買う予定の人は
必ず一度は乗ってみてほしい。
安定味に要注意。
しかし、小さいということは
場所を取らない
加速しやすい
というメリットもあります。
その2: 3速
14インチの小さいフレームに3速を搭載。
どちらも
9T-13T-17T
というハブと一体化しているギアを備えています。
その3: 軽さ重視
軽い。
しかし、どのくらい軽いかは
両者で少し異なります。
DAHON K3は約7.8kg。
RENAULT ULTRA LIGHT7 TRY143は約7.3kg。
公称500gの差があります。
DAHON K3とRENAULT ULTRA LIGHT7 TRY143の違い
その1: 重量
両者とも軽さを追求していますが、
DAHON K3 = 7.8kg
RENAULT ULTRA LIGHT TRY143 = 7.3kg
と、500gの重量差が生まれています。
徹底して軽量パーツを利用した結果であると思われます。
CNC軽量アルミのブレーキ(RIDEAにそっくり)。
ステンレススポーク採用のホイール。
アルミ削り出しのチェーンリング。
鍛造フォーク。
と工夫をした結果、
500gの軽量化を実現したと思います。
カスタマイズをメーカー自らが行った印象。
その2: 折りたたみサイズ
同じ14インチですが、
折りたたんだときのサイズが異なります。
RENAULT ULTRA LIGHT7 TRY143 = W65 x H56 x D36cm
DAHON K3 = W65 x H59 x D28cm
公称値に従うと、
幅は同じ、
高さは若干DAHONが高いけれど、
奥行きは8cmの差が生まれています。
輪行しているとき、8cmは大きな違い。
ただし、ペダルが折りたたみかどうかで
8cmの差が生まれていると思われますので、
ペダルを着脱式にすれば、両者はほぼ同じか!?
その3: フォーク
RENAULT ULTRA LIGHT7 TRY143のフォークは工夫されています。
サイクルショップカンザキ伊丹店によると、
RENAULTのフォークは鍛造式で、
剛性アップをはかり、
かつ内側に大きくえぐれていて薄くなっている様子。
その4: ギア比
肉抜きされたチェーンリングを利用しています。
そのサイズは47Tです。
一方、DAHON K3は53T。
このチェーンリングの差が走行性能に大きな影響を及ぼしそう。
ケイデンス80で一番重いギアで走行したとすると、
RENAULT ULTRA LIGHT7 TRY143 = 25.6km/h
DAHON K3 = 28.8km/h
と3km/h以上の差が生まれます。
もっとも、14インチで28.8km/hは路面によっては、
段差でハンドルを取られそう。
その5: 値段
本体価格の違いは次の通り。
RENAULT ULTRA LIGHT7 TRY143 = 95,920円
DAHON K3 = 99,880円
もっとも、価格はお店にもよるので、要チェック。
その5: マグネットの有無
細かいところかもしれませんが、
折りたたんだときにパチンとくっつくマグネットがありません。
でも、キックスタンドは標準装備です。
買うならどっち?
値段にどうしてもこだわるならRENAULT ULTRA LIGHT7 TRY143。
標準状態でスピードを出したいなら、DAHON K3。
DAHON K3の方が前傾姿勢でチェーンリングも大きいのでスピードを出しやすい。
でも、両者は拮抗していますね。
見た目や色で決定して良いのではないか。
DAHON K3は2色の組み合わせであるモデルが多い。
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一方で、RENAULT ULTRA LIGHT7 TRY143は赤または黒。
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どちらを選ぶにしても試乗をしっかりすることをお勧めしたい。
14インチでアルミフレームということは
走行中の振動がかなり予想されます。
さらに、軽量化を図るため、
細いタイヤが採用されています。
相当な硬さで、最初はスピードにのって楽しいが、
しばらくすると疲労してくるはず。
DAHON K3では20kmくらい走ると、グッタリでした。
個人差もあるだろうから、
ぜひ試乗してから購入することを強く勧めたいです。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。Schwalbe Big Appleタイヤにすると、走行性能が随分と変わるはず。
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