折りたたみ自転車ブランドのTernで人気シリーズにTern Verge N8とTern Verge P10があります。
最新の2022年モデルでは
- Tern Verge N8 = 109,780円(税込)
- Tern Verge P10 = 185,900円(税込)
と70,000円以上も値段差があります。
写真で比較すると
と両者は一見そっくりに見えます。
両者はそれほどまでに違うものなのか?
その違いについて比較してみた。
Tern Verge N8とTern Verge P10の違い、その1: ホイールサイズ
ぱっと見ると気がつかないかもしれないが、並べてみれば一目瞭然。
同じ20インチでもホイールサイズが違います。
Tern Verge N8は20インチ(406)と呼ばれるもので、Tern Verge P10は20インチ(451)と呼ばれるもの。
同じ20インチでもTern Verge P10の方が一回り大きい。
ホイールが大きい方が、スピードを持続しやすいので、結果的に長距離を走りやすいです。
ただし、折りたたみ自転車ということを考えると必ずしも大きいほうが良いとは限りません。
ホイールサイズが大きければ、それだけ折りたたんだ時のサイズも大きくなります。
- Tern Verge N8 = W79 x H72 x D38 cm
- Tern Verge P10 = W80 x H74 x D38 cm
と20インチ(451)ホイールのTern Verge P10はちょっと大きい。
↑Tern Verge N8の折りたたんだ状態
また、451ホイールはタイヤ交換したいとき、細いタイヤしかありません。
細いタイヤはスピードを出しやすいが、乗り心地は硬くなります。
太いタイヤに交換することはできません。
Tern Verge N8とTern Verge P10の違い、その2: ブレーキ種類
ブレーキの違いは決定的。後からカスタマイズで変更することができない(基本的に)。
- Tern Verge N8 = Vブレーキ
- Tern Verge P10 = 油圧式ディスクブレーキ
晴天時に走っているときには大きな違いは感じないかもしれません。
しかし、路面が濡れているときには圧倒的に油圧式ディスクブレーキが有利です。
しっかりとした制動力を維持できるのはディスクブレーキ。
ただし、メンテナンスのわかりやすさはVブレーキだと思います。
自分でちょこちょこと調整するならVブレーキの方が単純構造だけに調整しやすいです。
Tern Verge N8とTern Verge P10の違い、その3: フレームカラー
自転車の色は大事。
自分好みの色であるかどうかは所有欲に大きく影響します。
- Tern Verge N8 = 6色
- Tern Verge P10 = 3色
と色選択肢に大きな差があります。
自転車の性能とは関係しませんが、満足度には大きな影響があるでしょう。
それぞれのモデルのカラーは次の通り。
Tern Verge N8のカラー
↑マットブラック(楽天リンク)
↑マットレッド(楽天リンク)
ブルー(楽天リンク)
↑ペールゴールド(楽天リンク)
↑グリーン(楽天リンク)
↑ガンメタル(楽天リンク)
Tern Verge P10のカラー
↑ダークブロンズ(楽天リンク)
↑ガンメタル(楽天リンク)
↑サテンブラック(楽天リンク)
他にも違いがあるけれど
細かくみていくと違いは他にもあります。
主なところを列挙すると、
- Tern Verge P10はホイールグレードが上
- Tern Verge P10はそもそもパーツグレードが上
- Tern Verge P10はMTBのコンポで11-40Tとワイドギヤ
- Tern Verge N8はフロントディレーラーを追加できるようになっている
- Tern Verge P10はステム調整が可能、Tern Verge N8はできない
- Tern Verge N8は11.0kgでTern Verge P10は11.7kg
ただし、このような違いはカスタマイズをすることで、いくらでも変更可能である。
まとめ
Tern Verge N8とTern Verge P10の大きな違いは
- ホイールサイズ
- ブレーキ種類
- フレームカラー
最後に
それぞれの試乗レビューも参考にしてくださいね。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。やっぱり色って大事だと思う。
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