本格的なサイクリング=ピチピチのウェアで専用シューズ。そんな固定観念で自転車に乗らなくても良いと思う。
もっとカジュアルな靴でサイクリングを楽しみたい!
ジーンズにユニクロシャツ、冬ならヒートテックを着てサイクリングはどうだろうか?最寄駅までの2kmを走るなら問題ないけれど、ペダルを踏むことが目的となるサイクリングとなると、汗ばんでしまうのでやっぱり厳しい。
ユニクロ以上、ピチピチウェア未満というその間ってないのかな?
そういうわがままなコンセプトにぴったりのサイクリングパンツがnarifuriのNF649。このパンツを利用しはじめて、気がつけば、5年近く。やっぱり、これがいいんだよねということで、長期利用レポを送る!もちろん、ステマじゃないので、言いたい放題なレポ!
narifuriとは?
そもそもnarifuriとは、東京発のオシャレ系サイクリングアパレルを扱うブランド。バリバリのサイクルウェアではなくて、自転車でオシャレカフェに行くことが想定されているような格好いいウェアばかり。
しかし、高級すぎて買うのを躊躇してしまうウェアばかりだ。いや、品質は悪くないと思う。でも、え???とドン引きする値段なのだ。
きっと材質に対しては妥当な価格設定なのだろう。しかし、ユニクロのように大量生産をすることができるわけではないので、どうしても割高になってしまう。
いつかはnarifuriで決めてみたいな〜〜とウインドウショッピングで眺めるばかり。
↑NF1042。サイクリングを想定しているジャケット。チャリ通!?
narifuri NF649とは?
超絶高級ブランドのnarifuriの中で、一際目立っているのが、クロップドパンツ。つまり、7分丈のサイクリングパンツだ!製品番号=NF649。
その値段は13,000円くらい。(narifuriにしては)格安だ!
毎日、通勤で使うなら、しっかりとしたものを選びたいよね!?と思って、2014年にドキドキしながら、購入した。それがお気に入りとなって、これまでに5着を購入。
製品の特徴は次のとおり。
narifuri NF649はお尻にパットが入っている!
サイクリング向きと言いながら、この特徴がないウェアが多すぎる。お尻にパットがないと、サイクリング中にお尻が痛くなってしまう。(スポーツバイク始めたばかりでよくある)パットがあれば、随分と軽減される。というよりも、違和感なく100kmを連続で走ることも可能である。
↑narifuriは厚手だからレーシングパンツなしでもサイクリング可能。
narifuri NF649はサイドポケットあり!
サイドポケットは必須。
サイクリングでは当然だが、足を動かす。このとき、通常のポケット位置で物をいれると、
- ポケットから物を落としてしまうことがある
- そもそも足を動かしづらくなる
という問題が生じる。
1はチャック付きのポケットで解決だが、問題は2。特にスマホをポケットに入れていると、邪魔で足を動かしづらい。
そこで、サイドポケットが必要となる。太もものあたりにポケットがあることで、問題解決である。
最初は慣れない位置のポケットだったので、
「中に入れたものが落ちないかな?」
と心配していたが、大丈夫。使い出したら、絶対必要なポケット!という認識になった。
右側にスマホ、左側に財布というのがマイルールである。
ポケットの深さは、iPhone 7なら入るけれど、iPhone 7 Plusは入りきらない。また、デジカメのSONY RX100M3は強引に押し込めば入るけれど、さすがにカメラは厳しい、という感じ。
↑サイドポケット大活躍
narifuri NF649は1年間365日利用可能!
narifuri NF649の生地はほとんど綿で出来ている。そして、内側はポリエステル製メッシュになっている。
10度〜25度の春や秋にピッタリ♪
10度を下回る冬でも下にサイクリングタイツを履いていれば、問題ナシ。
夏は30度くらいまでは耐えられるけれど、それ以上の真夏はちょっと辛いが、普段着としてはOK。
つまり、1年中利用することが可能である!
↑生地構成
↑内側はメッシュ。
↑冬場は下にサイクリングタイツを履こう。
narifuri NF649にも弱点があった!
ここまで、絶賛しているが、5年近く利用してきたので、弱点もわかっているつもり。
narifuri NF649の弱点、その1: ベルトがゆるくなる
サイドポケットにスマホと財布を入れ続けていたからだろうか。パンツそのものが重いと落ちてくる感じ。
それとも、保管中ぶら下げていたからだろうか?とにかく、ベルト代わりにしている紐が伸びてしまい、ウエストで支えきれずに落ちやすくなってしまう。いつのまにか腰パン。
↑こうやってぶら下げているから、伸びてしまうのかな!?
↑引っ張られている感じ
narifuri NF649の弱点、その2: 濡れると重くなる
生地に撥水加工は施されていない。そのために、濡れると服が重くなる。内側に染みてくるという感じはあまりないけれど、あまりいい気分はしない。
撥水性能があると、生地の見た目も変わってしまうので、この辺りは街中に溶け込むデザインとはいえなくなってしまう。バランス難しい。
narifuri NF649を5年くらい使った結果!
どんな服だって5年も使えばボロボロでしょ。narifuriもそれは例外ではない。それでも毎日のように利用したのに、かなりの耐久性だと思われる。
↑お尻は糸がなくなっている箇所あり
↑色あせている
narifuri NF649のライバル
5着も所持しているので、ちょっと飽きたかな?というのも事実。新しいのを買うなら、他ブランドでもいいよね、と考えて探してみる。
kapelmuur
オシャレ系サイクルウェアの筆頭ブランド。私はこのブランドが苦手である(^_^;) 格好いいとは思うが、オシャレにサイクルウェアを着るという同様のコンセプトがあまりなかった時代に一気に流通した感じ。結果として、人と被りやすいのが残念。
そのkapelmuurにもクロップドパンツはラインアップされている。こちらはベルト固定ではなくて、フックである。ウエストサイズさえ、しっかりと合わせれば、落ちてくることもなさそう。
narifuri NF649よりもちょっとだけ高い値段設定。パンツはジャージと違って、ブランドロゴを強調していないので、機会があれば、試してもよいかも。
↑KAPELMUUR クロップドパンツ ハイテンションストレッチデニム ブラック kpcp010
rin project
自転車で旅をするといえば、rin projectさん。10,000円しないで購入可能。ちょっとシニアなイメージがあるんだよね。
↑rin project ストレッチサイクル ショートパンツ 3015
パールイズミ
高機能ということは知っている。以前はお世辞にも格好いいとはいえなかったけれど、今は他ブランドを参考にして、かなりがんばっているとも思う。お店で「おっ、格好いいかも!?」と思ってブランドをみると、パールイズミということも増えた。
でも、選びづらい。あまりにも普及しているから。
↑PEARL IZUMI サイクリング パンツ テーパードスリークォーター 9140
HASIL
サイクリストにとって本当にぴったりなウェアがないなら、自分で創ってしまおう!というコンセプトで作られているパンツ。私の友人のサイクルガジェットを運営する中山さんが制作されている。これは欲しい。欲しいけれど、ハーフパンツなのが……。
七分丈で作りませんか!?
まとめ
narifuri NF649を買うべし。
カジュアルな格好で自転車に乗りたいシリーズ、シューズ。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。ついに6本目を購入してしまった(^_^;)
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