もっとカジュアルな靴でサイクリングを楽しみたい!本格的なサイクリング=ピチピチのウェアで専用シューズ。そんな固定観念で自転車に乗らなくても良いと思う。
ジーンズにユニクロシャツ。冬ならヒートテック。最寄駅までの2kmサイクリングなら問題ないけれど、ペダルを踏むことが目的となるサイクリングとなると、汗ばんでしまうのでやっぱり厳しい。
ユニクロ以上、ピチピチウェア未満というその間ってないのかな?
普通のカジュアルウェアぽいけど、実はサイクリング用という我がままを満たしてくれるものがあればいいのに。
そういうコンセプトにぴったりのスニーカーがあるよ♪というのが今回の話。
SPDシューズSHIMANO CT5の使用レビュー。
SPD-SLシューズとSPDシューズ
SPD-SLシューズとは?
スポーツバイクに乗って40,000kmくらいは走っただろうか。いまだに使う気になれないのが
SPD-SLシューズ
カフェなどでみたことありますよね?あのペンギンみたいなスタイルで歩いている靴の人たち。ロードバイクに乗るとき、ペダルと靴がしっかりと固定される。そのため、非常にペダルを回しやすくなるのだ。
しかし、サドルから一度降りると、歩きにくいことこの上ない。いや、経験したことないので、歩きにくいことこの上ないように見える。せっかく格好良くサイクリングしていたのに、降りた途端にペンギンである。
あの歩様が異様に写る。実際に歩きやすいという話を聞いたことがない。
私はサイクリングしている途中に観光することもあるので、サイクリングしやすい&歩きやすいという両方を叶えたいのだ。実にわがまま。それならスニーカーでも良いのではないかと思うかもしれないが、やはりペダルと靴の一体感は捨てがたい。
SPDシューズとは?
そこで、SPDシューズの登場である。SPD-SLシューズほどガッツリと固定されるわけではない。靴底も柔らかいものもあり、曲げられる。よって、サイクリングしているときはしっかりと固定されて、自転車から降りると、ちょっと重くて歩きにくいスニーカーみたいに利用できるのだ。
これは最高のSPDシューズ?SHIMANO CT5
特に見た目はスニーカーだけれど、ペダルと一体化することができるシューズがある。
そういう欲張りを叶えてくれるのが今回紹介するSHIMANO CT5というスニーカータイプのSPDシューズである。さっそくその特徴を紹介したい。
SHIMANO CT5、黙っていればスニーカー
どうみても普通のスニーカー。実際に知人から言われたセリフは
「スニーカー新しくしたね♪格好いいじゃん!」
という言葉であった。サイクリングシューズを開発している人はどうしてもスポーツ用という意識から抜け出せないと思われる。どのシューズをみてもプロ選手が使うようなデザインばかりで、とてもショッピングモールで気軽に履いていけるデザインからは程遠い。
しかし、SHIMANO CT5であれば、見た目スニーカーなので、しっかりと街中に溶け込む。
SHIMANO CT5の履き心地
正直言って、サイクリングシューズに履き心地は全く期待していなかった。しかし、予想以上のフィット感で驚いている。
今回購入したサイズはEU41(JPN25.8)である。普段私がはいている靴は25.0か25.5なので、ほんのちょっと大きいかと思ったが、意外とピッタリだった。
ピッタリな靴だと横幅が狭くて痛くなってしまうことがあるが、これは全く辛くならない。おそらく日本人向きに横幅を広めにつくられているのだろう。EEEで設計されているのかな?
購入してからウォーキングで利用したり、雨の日に利用もしたけれど、まったく不快になることがなかった。
履き心地の良さは嬉しい誤算。
SHIMANO CT5、以外と軽い
実は、SHIMANO CT5以外にもオシャレなスニーカーでSPDシューズというのは何種類かある。
たとえば、Chrome。アメリカ初でとても格好いい靴である。しかし、試着した瞬間に私には合わないと直感した。重すぎたのである。
SHIMANO CT5の実測は次の通りである。
↑349g(SPDの金具あり)
このくらいなら許容できる重量である。
SHIMANO CT5、さりげないところでも自転車用
SHIMANO CT5が単なるスニーカーではない工夫が随所にある。
↑ぱっと見はスニーカー
↑しかし、紐が反射素材になっているのだー!
SHIMANO CT5の色選択=黒、オレンジ、ネイビー、オリーヴ
ネイビーもありかなと思ったが在庫の関係で買えず。
オリーヴは服と合わせづらいかなと。
女性用もあるみたい。紐がピンクなだけか!?
グレーもありかな!?
水色?
結局のところ、無難に黒を選択した。
SHIMANO CT5をSPDシューズとして利用
この靴はSPDシューズなので、やはり、SPDシューズとしての固定具合もしっかりと試したいところ。そこで、クリートを固定して、試走。
実はクリートの位置調整があまりできない。左右の調整は可能だが、上下に移動することはほとんどできない。SPDシューズの多くは上下に動くようになっている。
↑ボトルを止める穴の位置が決まっている。
使用したペダルはSHIMANO PD-A600。実際に固定して走ってみたが、幸いにして、大きな違和感を感じていない。
SPDシューズとしても、当然のように、利用することは問題ない。100kmなどの長距離を走れば、また違う感想になるが、この靴の用途としては違うと思われる。
SPDクリートをつけて歩いてみた!
SPDクリートをつけると、靴の種類によってはガリガリと地面を削ってしまうものもある。SHIMANO CT5はそういうこともない。何も言わないで他人がはいても、違和感なく履くことができそう。
まとめ
普通のスニーカーで自転車に乗りたい。でもSPDで靴とペダルを固定したい!そういう我がままな願いを叶えてくれる素晴らしい靴に出会えた。しっかりとした造りなので長持ちしそうです。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。予想以上の満足度で同じ靴を2足買いたい。
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