DAHON 2021年モデルは新型フレームも多く注目が集まっている。
その中でも一際目立つモデルが今回紹介するDAHON Speed RB。
↑DAHON Speed RB(楽天リンク)
注目を浴びているポイントは
- ドロップハンドル搭載で長距離&スピード重視
- ディスクブレーキ搭載クロモリフレーム
- 12.0kgという重量と折りたたみ
【2022年1月】
ドロップハンドル搭載
ドロップハンドルは希少モデルである
折りたたみ自転車DAHON(アキボウモデル)においては久しぶりのドロップハンドル搭載モデル。
アーレンキーを使用して折りたたむDAHON Dash Altenaを除けば、2017年のDAHON Mu Eliteまで遡らないとドロップハンドルモデルは存在しない。
多くのカスタマイズモデルではドロップハンドルは一般的。
しかし、標準搭載となると、
- DAHON Vigor LT
- DAHON Visc Pro
- Tyrell FX
- Tyrell FSX
- KHS P20RC
くらいしか思いつかない。
そのくらい折りたたみ自転車とドロップハンドルは相容れないということだw
逆に言えば、折りたためるドロップハンドル搭載モデルが欲しければ、DAHON Speed RBは最も格安なモデルの一つ。
ドロップハンドルで長距離向き
ドロップハンドルを搭載すれば、走りやすくなり、長距離も容易くなる。
きっとDAHON Speed RBなら、100 km のサイクリングもかなり軽快に行えるだろう。
タイヤ周長は20インチの451サイズである。それも併さって、平坦走行なら、かなり気持ちよく長距離を走ることができるはず。
ドロップハンドルだと折りたたみに難
ドロップハンドルになると、どうしても折りたたみサイズが大きくなってしまう。
ドロップハンドルは折りたたんでも、出っ張ってしまう。
そのため、嵩張るし、たたんでいる時のバランスも悪い。
このドロップハンドルを折りたたもうとすると、ネジを緩める必要があるので、手間が増える。
さらに、元に戻すときに調整するのが大変。
あくまでも、いざとなったら折りたたむこと「も」できる自転車という認識になる。
走行性能向上のために、折りたたみしやすさは諦めているといえる。
ディスクブレーキ搭載のクロモリフレーム
DAHON Speed RBはDAHON Speed Falcoをベースにしている。
よって、クロモリフレーム。このことも乗り心地の良さにつながっているだろう。
さらに、ディスクブレーキを搭載して、見た目も迫力ある。
そのためにリアフレームは再設計されている。
フレーム前側はDAHON Speed Falcoと同様に見えるが、リアフレームは全く違う形をしている。
これにより、どの程度乗り心地に変化があるのか気になるところ。
折りたたみ自転車にしては圧倒的な乗り心地の良さとなっているだろう。
気になる重量は12kg
12kgは正直に言って重い。税込212,300円(2021年4月から)という値段を考えると、もうちょっと頑張って欲しかった。
なぜ12kgもあるのか?
ディスクブレーキでクロモリフレームだから
ディスクブレーキ搭載で、クロモリフレームということを考えれば致し方ない。
ディスクブレーキはリムブレーキよりも重量増。
クロモリフレームもアルミフレームよりも重量増。
それでも、あえてこの2つを採用したところにメーカーのこだわりがあるのだろう。
SHIMANO Tiagra 4700
コンポはSHIMANO Tiagra 4700シリーズ。
1つ下のSORAグレードだと12.0kg以上となってしまう。
しかし、1つ上の105グレードだとコストがかかる。ということで、Tiagraかな?と邪推(^_^;)
まとめ
フレーム新設計でディスクブレーキ&クロモリフレームという冒険している折りたたみ自転車。
名前にある通り、まさにReBorn(生まれ変わり)。
実際の走りはぜひ試乗して試したいところだ。
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今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。DAHON Speed Falcoをカスタマイズするのとどっちが良いだろう。
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