折りたたみ自転車DAHONの中でも、定番中の定番とも言えるモデル。
それがDAHON Speedシリーズです。
これを買っておけば、間違いがない。
でも、いろいろな種類がありますよね。
よくわからない。
ということで、ちょっと整理してみました。
DAHON Speedシリーズいつからあるの?
DAHON Speedシリーズがいつから存在するのでしょうか?
手元にあるもっとも古いDAHONのカタログは2013年モデルで、そこには次のような記載があります。
現ラインナップの中で最も歴史あるSpeed。その歴史は1990年台後半にまでさかのぼります。この直線的で無駄のないクロモリフレームは今や折り畳み自転車の普遍的存在として君臨しています。
少なくとも20世紀からあるようです。
DAHON Speedの基本仕様は?
フレーム材質=クロモリ
DAHON Speedの基本仕様はクロモリフレームであるということ。
フレーム材質がクロモリなので、ちょっと重量増の12kg台となります。
しかし、アルミ製に比べると、振動吸収をしてくれる(気がします)。
20インチ406
ホイール径は20インチ(406)です。
40mmくらいのタイヤを利用していることが多い。
Schwalbe Marathon Racer採用していることもあり、下位モデルのDAHON Boardwalk D7よりも快適な走りが実現できています。
ギア=8速
変速性能は8段変速です。
7速と8速は大きく違うのだ!
8速の場合はホイール交換をせずに10速までグレードアップすることもできます。
また、フロントディレーラー搭載用のアダプタが、最初からフレームに直付けされています。
だから、フロントダブルにもしやすいです。
20速までの拡張は容易に行えるでしょう。
さまざまな種類があるよDAHON Speedシリーズ
クロモリフレーム、20インチ406、8速というのが基本だ。
しかし、DAHON Speedシリーズには実にさまざまな種類が存在する。
DAHON Speed P8
↑DAHON Speed P8 2013年モデル
SpeedといえばP8というくらいに定番モデルだった。2013年モデルが最後で、その後は後述のDAHON Speed Falcoが主流となっている。
DAHON Speed Falco
現在の主流となっているDAHON Speed Falco。
DAHON Speed Falcoはホイールサイズを20インチ(451)にすることで、より走行性能を高めています。
2014年から登場。
2015年からフレーム設計見直し。
2022年も現役モデル。
DAHON Speed D8
日本国内にはDAHONの輸入代理店は2種類ある。アキボウが扱うラインナップと、武田産業が扱うインターナショナルモデル。
2015年にインターナショナルモデルが登場したときに販売されたのがDAHON Speed D8。
P=Premium、D=Deluxeの略であり、Pのほうがグレードが上。
とはいっても、DAHON Speed D8はDAHON Speed P8とほとんど同じでした。
別に安いということもありませんでした。
DAHON Speed D8 street
DAHONのインターナショナルモデル限定。
フレームカラーリング前後で違う2色タイプ。
Schwalbe Big Appleという太い50mmのタイヤを標準にすることで、より乗り心地改善を図っていたと思われます。
2019年モデルで廃盤となりました。
DAHON Speed RB
2021年モデルから登場する新しいSpeed。
DAHON Speed Falco + ドロップハンドル + ディスクブレーキ = DAHON Speed RB
という感じ。
ディスクブレーキを搭載するためにフレームも新設計となりました。
ドロップハンドル&ディスクブレーキとすれば、重量増は否めません。
それでも、快適な乗り心地で100kmくらいも平気で走ることができそうなモデルです。
試乗レビュー記事も書いたぞ。
↑楽天では予約受付中!発売は2021春予定
クロモリフレームじゃないDAHON Speed
ここからはちょっと変わったSpeedシリーズ。
DAHON Speed Pro TT
Proの名前の通り、Speedの中でも上位モデル。
TTとついているようにタイムトライアル向き。
後輪に内蔵ギアハブを備えていることで、多段化を実現しているのがポイント。
デビュー当初はクロモリフレームだったが、2008年〜2010年モデルはアルミフレームとなりました。
私が最初に購入したDAHON。
6,000kmくらい乗ったかな?メチャクチャスピードがでて、まさにPro TTという名前に相応しいモデルでした。
DAHON Speed D8 Airless
2021年インターナショナルモデルにラインアップされています。
Airlessの名前が示す通り、ノーパンクタイヤを利用しています。
そこで、重量増になったのを相殺するためか、フレームはアルミ製です。
DAHON Speed E9
もはや、どの辺がSpeedなの?
ポイントは次の3点。
- アルミフレーム
- 電動アシスト
- 中国市場向き
あれ?どこかでみたことがあるような???
ヨーロッパ市場ではDAHON UNIO D9という名前で展開されている。
まとめ
- DAHON Speed P8
- DAHON Speed Falco
- DAHON Speed D8
- DAHON Speed D8 street
- DAHON Speed RB
- DAHON Speed Pro TT
- DAHON Speed D8 Airless
- DAHON Speed E9
と様々あるよ。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。折りたたみ自転車を購入するなら、輪行袋を同時に購入するべし。楽しみが広がります。
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