Tyrell FXでサイクリングを楽しんでいると、「え?折りたためるんですか!?」から始まり、「何段ギア?」「何kg?」「ハンドル前傾ですね?」など様々な質問を受ける。
そういう質問を受けると楽しくなってしまうので、今回はQ&A形式でTyrell FXの魅力をガッツリとまとめた。購入ガイドになるのかな!?
【追記 2020年3月8日】
2020年3月現在の最新情報に更新しました。
Q. Tyrell FXってどんな自転車なの?
折りたたみ自転車なのに、ロードバイクと同じパーツが使えて、小径車にしてはスピードがでる♪平均時速18kmから20kmくらい、巡航速度だと時速25km以上で走れる感じ。
Q. Tyrell FXは中国製?
中国で作っている部品もあるけれど、最終的な製品チェックは香川県の本社で行われている。基本的に全車が日本人の手によって検品されているといっていい。だからMade in Japanかと。
開発スタッフは本当に最高のミニベロを創ろうという熱い想いを持って取り組んでいる。
Q. Tyrell FXはどうやって折りたたむの?
主に次の4ステップ。
- 後ろのフレーム(リアステイ)を外して前に折る
- フォークを折る
- ステムを90度回転(ドロップハンドルではこの手順なしでもok)
- シートポストを下げる
他の折りたたみ自転車と比較すると、コンパクトではないかもしれない。折りたたむこともできる自転車という感じ。しかし、この折りたたむこともできるというのが大きな安心感となる。サイクリングを楽しんだ後に気軽に輪行することができるのは心強い。
DAHONとTyrell FXの折りたたみ比較を画像付きで行なった記事はこちらから。
Q. Tyrell FXの重さはどのくらい?
パーツ構成によっても変わってくるけれど、9kgちょっと。折りたたみ自転車にしては軽い部類かと。
Q. Tyrell FXαってなに?
↑Tyrell FXα 公式ブログより転載
2019年4月中旬から発売の廉価モデル。基本的にはTyrell FXと同じ。大きな違いは次の通り。
- パーツはSORAグレード中心。
- キャリパーブレーキはtektro。チェーンはKMC。
- クランクセットはホローテックタイプではない。
- シートポストが標準タイプでセットバックしない。(以下に述べるFXは20mmセットバック)
- 塗装はカドワキコーティングではない。色選択も5色から。
選択肢を固定することなどでコストダウンを図っている。値段は175,000円+税。コストダウンというと、マイナス印象かもしれないけれど、Tyrell FXの素晴らしさは維持されているし、色にお気に入りがあれば、おすすめ♪
Q. そうするとTyrell FXは最初からカスタマイズ可能?
そのとおり。後でパーツ変更をするくらいならTyrell FXαではなく、最初からTyrell FXを選んだ方がよいかと。Tyrell FXは予算や利用方法に応じて、いろいろな組み合わせができる。
例えば色は64色から選べる。前後で塗り分けるということも可能。よって色の組み合わせは64×64=4096通り。そんなにたくさんあっても困るよw さらに、実際のところはカタログ以外の色も選べるらしい。
さらに、ハンドルはフラットかドロップかを選択できる。
105グレードが基本だけれど、Tiagraグレードでコストダウンをしたり、ULTEGRAグレードで上級モデルにしたりが可能。さらに電動コンポを選ぶことも可能だ!
値段は229,000円〜598,660円+税とパーツ構成によって大きく異なる。
フレーム単体では147,000円とのこと。
まさに自分だけの一台を創り上げることができる!
Q. Tyrell FSXというモデルもあるけれど、違いは?
Tyrell FSXはさらに上級モデル。フレームのパイプ形状が三角だったり、フォークがフルカーボンだったりする。
フレーム単体では191,000円。
Tyrell FXとTyrell FSXの違いはこちらを参照。
Q. Tyrell XFというモデルもあるけれど?
50台限定の10周年記念モデル。売り切れましたね。
Q. Tyrell FX、組み合わせの選択肢が多すぎて困る
たしかに。そこでオススメの組み合わせは次の通り。
- フラットハンドル
- 105グレードのコンポーネントで1 x 11のフロントシングル
- ヘッドセット = Tyrell Integral type ブラック
- ホイール = Tyrell AM-6
- シートポスト = Tyrell Alloy, 31.6x400mmセットバック20mm ブラック
- タイヤ = Schwalbe Durano
- ペダル = M111
- キックスタンドとりつけ
- フレームの色は自分の好みで決めてね♪
将来的なグレードアップを考えると最初から11速を搭載。
これで値段は
242,200円+税
となる。また、ドロップハンドルにした場合は+30,000円で
272,200円+税
となる。どうでしょう?
今日もブログにお越しいただきありがとうございます。Tyrell FXは持っているのに、もう一台買いたくなってしまう。
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