折りたたみ自転車を購入する理由はさまざま。その中には格好いい、コンパクトで収納しやすいとか、輪行しやすいなどがある。
輪行?それは折りたたみ自転車を畳んだ状態で別の交通機関で運ぶこと。運ぶということは荷物なので、大きさと重さが大事になる。今回のポイントは
どのくらいの重さなら運べるのか?
という疑問に答えてみたい。身も蓋もない結論をいってしまえば
そんなの主観だよ!
ということになる(^_^;)
しかしながら、いろいろな人の体験談を見聞きしてきたのをふまえて、自転車の重さ感覚をまとめてみた。これから輪行サイクリングを楽しもうとしている人の参考になれば。
8kgくらい
これは劇的に軽い部類。成人男性であれば、ヒョイと片手で持ち上げられる重さだ!
しかしながら、軽さを求めるあまりに走行性能が犠牲になっている場合もあるから、「軽い=絶対良い」とはいいきれない。
たとえば、DAHON Dove Plus。公称6.97kgと実に軽量だが、シングルギアであり、また、ホイールベースも短い。
「今日の出張先は最寄駅からちょっと距離があるんだよねーーー。」というときに走行性能は気にならないけれど、10km以上の走行はちょっと辛く感じる。
軽い折りたたみ自転車を選ぶときは、走行性能が犠牲になるかもしれないと注意をしておこう。
軽くて、走行性能もなかなかよいモデルといえば、DAHON Presto SLや、DAHON Mu SLXが該当するかなぁ。

10kg
10kgは一つの節目だろうか。駅構内の階段を上り下りしたり、乗り換えをしたりするなら、このくらいの重量までが許容範囲である。
私のDAHON Curve D7が10.3kg。この重量だと、小学生でも車からの出し入れも割と容易に行える!
↑私のカスタマイズしたDAHON Curve D7は10.3kg
面白いのは先入観で、「10kgより軽い一桁だ!」と思っていると、軽く感じる人が多いようだw
10kg以下だと「お、軽い!」という人が多いが、10.3kgのように10kgを越えると「うーーーん」という人がけっこういる。
なお、折りたたみ機能を諦めると、多くのミニベロがこのくらいの重量になる。輪行時は分解&固定と手間だが……。
10kgから12kg
この重さは個人的には「重いなぁ」と感じる重量。電車輪行する場合、ちょっと階段を上がるくらいなら、ヨイショヨイショと運べるけれど、乗り換えターミナル駅でお弁当を探したりするのは辛い重さ。
↑ひょいと持ち上げているようで、実は結構重い。
実は、多くのアルミ製折りたたみ自転車がこのレンジだろう。よって、私はほとんどの折りたたみ自転車は電車輪行に向いていないと思う(^_^;)
12kg以上
クロモリ製の折りたたみ自転車だと12kg以上であることが多い。12kgの自転車で電車輪行をするのは大変だ。
「輪行してサイクリングするのだ!」という強いモチベーションがないと、12kgを持ち歩くことはできない。
以前私は、東京駅京葉線ホームから、総武線快速ホームまでTyrell IVE(12.5kg)を輪行したことがある。だいたい2kmくらいかな!?
はっきりいって
「この自転車を捨てて帰ろうか。。。」
と思ったよw
15kg以上
もはや電車輪行は不可能。罰ゲームとしか思えない。6 Wheels(車輪行)ならいいかも?
実は、最近流行りだしている電動アシスト折りたたみ自転車がこのレンジだ。つまり、電動アシスト車を電車輪行するのは現実的ではないと思われる。
↑Daytona DE01 = 15kg以上です涙
まとめ
軽い方がよいけれど、軽くするために走行性能を犠牲にしすぎているモデルには要注意。10kgが一つの目安である気がする
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。ところで、カタログに記載されている重量=輪行する重量ではないのでご注意あれ。その話はまた次回。
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