いつもガンガンと走っている江戸川サイクリングロード。
サイクリングロードを走っていると、止まることなくドンドンと先へと進んでしまう。みんなゴールの関宿城を目指しているw
しかしながら、ミニベロでのサイクリングはスピードを出し続けるよりも、ふらりと寄り道をするのに向いているのだ。そこで
「たまには途中で寄り道しよう」
と思い、ふらりと一般道へ。
google神様へキーワードを投げかけてみる。「流山 カフェ」とか「江戸川サイクリングロード ベーカリー」とかそんな感じで。
すると、道路上にないカフェがヒットする。
「道路上にない?」そう、すでに案内メッセージが
呉服店『ましや』さん脇から50m先です
とメインストリートにないと示唆されているのだ。
カフェの名前はtronc。
google神様がなければ絶対に見つけることができないし、たどり着くこともできないカフェである。駐車場もないとのことなので、ミニベロで行くことに適している!
↑tronc
troncはどこにあるの?
google mapsを片手に自転車を押して歩いてもなかなか見つけられない。ラピュタ城?蜃気楼にある街?まるでかくれんぼをしているかのようだ。
↑やっと、カフェへ続く脇道を見つけた
入り口を発見。しかし、見つけた時も
「え?ここでいいんだよね!?」
とドキドキしながら進んだ。自転車がすれ違うこともできないような細い道を進む。
↑細すぎる道
これは民家の裏庭へと続くような道だ。実際のところ、民家の裏庭へ続く道として利用していたのだろう(^_^;)
かくれんぼをしているときに、隠れている友達を見つけて後ろから「わっ」と声をかけるときのドキドキ感といえば良いだろうか。細い道で自転車をぶつけてしまわないように進むだけで、カフェに対しての期待が嫌が応にも増していく。
この細い道も演出に違いない。
不思議なカフェtronc
troncはきっと裏庭の納屋を改築したと思われる。このように書くと、ボロボロをイメージするかもしれないが、ダークブラウンを基調にした店内はオーナーのセンスが光る。
席は全部で10席ほどの小さなカフェだが、空席がない。みんなどうやってここを見つけたの?
↑落ち着いた店内
↑カフェでメニューを開く瞬間はときめきますよね!?
コーヒーが煎れ方で3種類選べる。なんだか見るからに美味しそうなケーキが並んでいて、全部手作りと思われる。
写真ではなくて、実物でどのケーキがいいかなぁと悩むことができるのは素晴らしい!
↑ショーウインドウに並ぶケーキ、どれも美味しそう。
本当にちょっとした気まぐれで訪れたのだが、オシャレな隠れ家という言葉がぴったりのカフェ。
↑お土産もあり、マドレーヌ良いですよ♪
troncのケーキとコーヒー
美味しいコーヒーとケーキはカフェなら当たり前。すでに期待値が高まっているが、それにしっかりと応える味わい。
深煎りコーヒーにはしっかりと苦味があり、そしてケーキは甘い。この2つが絶妙に絡み合う感じだ。口の中でスパークリングしているのが、静かな音楽で落ち着かせてくれる。
↑この組み合わせが最高だ。
troncの弱点
昼下がりなのに基本的に席は埋まっている。一組が退店したら、もう一組が入ってくる感じ。これはタイミングを間違えてしまうと外で待つことになってしまうかもしれない。
troncの弱点は穴場なのに人気であること!
↑外で待つための席かな!?
↑本を読んでくださいというメッセージだと思うけれど、そうすると他のお客様に迷惑かも。
まとめ、troncはこんな人にオススメ
- 江戸川サイクリングロードを走っていて、ちょっとオシャレに休息したい人(ただしローディーは場違いか!?)
- ケーキを選んだり、コーヒーを選んだりしたい人
- もし順番待ちになっても待てる人
↑サイクリングロードに戻ったら夕暮れだった(^_^;)
いったいカフェに何時間いたのだろう……!?やはり蜃気楼だったのだろうか。
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。いつも飛ばしているサイクリングロードですが、ちょっと脇道では素敵な出会いが待っているかもしれませんよ♪ 時間が随分とたったので帰りは輪行しました。
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