【2019年4月2日に加筆修正】
走行性能が素晴らしいミニベロ&折りたたみ自転車といえば、Tyrellでしょ!Tyrellには折りたたみ自転車が7種類ある。つまり
- Tyrell XF
- Tyrell FSX
- Tyrell FX
- Tyrell FXα
- Tyrell IVE
- Tyrell IVE Sports Complete
- Tyrell IVE SE
そのうち、Tyrell XFは1,250,000円もするクレイジーな自転車。Tyrell IVEは18インチのクロモリ、Tyrell IVE SEはまだ未発売。
主力はやはりTyrell FXと、その上位モデルTyrell FSX。しかし、折りたたみ方もサイズもほとんど同じなモデル。その違いは一体なんだろうか?フレーム以外はカスタマイズ可能なので、フレームセットの違いに絞って記事をまとめる。長い間の疑問に私が答えるよ♪
↑Tyrell FXとTyrell FSX、どっちがどっちかわかりますか?
Tyrell FXとTyrell FSXの違い、その1:値段
まあ、Tyrell FSXはスーパーです。フレーム単体で見ても値段が違う。
- Tyrell FSX 164,000円+税
- Tyrell FX 119,000円+税
45,000円も違うフレーム。じゃあその違いは??
Tyrell FXとTyrell FSXの違い、その2:フォーク
フレームセットなのでフォークがついてくる。そのフォークが圧倒的に違う。Tyrell FXはフォークの先だけがカーボンで出来ている。一方でTyrell FSXの場合は軸まで全部カーボンで出来ている。その結果、200gぐらいの軽量化をはかり、さらにフォークの太さも違う。
この違いは走行時の快適さに影響を及ぼすと思われる。折りたたみ自転車の場合、どうしても剛性を高めるためにアルミフレームだとガチガチの硬さになりがち。少しでもカーボンパーツを多くすることで、Tyrell FSXの方が衝撃吸収力が高く乗り心地よく乗れるはず。
↑カーボンフォーク
Tyrell FXとTyrell FSXの違い、その3:ワイヤー回し
Tyrell FSXはシフトやブレーキのワイヤーがフレーム内を通る構造となっている。Tyrell FXはフロントシフトケーブルのみが内装式。その結果、Tyrell FSXの方が見た目がスッキリとしている♪
これは大きなことだ!!ミニベロは見た目が大事。だからケーブルがなくてスッキリとしているのはとても大事だと思う。
↑Tyrell FSXはケーブル内装タイプとなるので見た目スッキリ♪
Tyrell FXとTyrell FSXの違い、その4:フレームデザイン
トップチューブ&ダウンチューブの形状が違う。Tyrell FXの場合は円形のチューブで組み立てられているが、Tyrell FSXの場合は三角形のチューブとなっている。なんだか格好いいですよね〜!?
格好良い以上にエアロ効果で走行性能を高めることができる(のかな!?)
↑三角形のチューブ(わかりにくいかな)
実際の走行性能は?
見比べてみると違いがわかるが、実際はシャア専用ザクと量産型ザクくらい違う。このフレーム性能の差が走行性能にはどのくらい影響を及ぼすのだろうか?
たしかに、ペダルを踏むとグッと加速する!路面からの衝撃も少ない!!!!!(気がする)
↑グングン進むTyrell FSX
まとめ
Tyrell FSXのフレームセットはTyrell FXと比べて
- 値段が45,000円高い
- カーボンフォークで200gくらい軽量化できる
- ワイヤーが内装されている箇所が多い
- トップチューブとダウンチューブが三角形でエアロ形状かな!?
- 多分違う走行性能
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。その違いを感じることができるかどうか?ぜひ、試乗会で試してみよう♪
コメント
kei様 いつも楽しく拝見しております。
ミニベロ初心者です。
突然ですが3台目はTyrell FSXにします。
新ULTEGRA R8000が搭載されるであろう2018年モデルを狙います。
ドロップハンドルは憧れますね。w
元々は街で黒のFXかFSXを見かけてその格好良さが強く印象に残った
ことがありTyrellで検索してKei様のブログにたどり着いたのですが
こちらの記事によりTyrell FXとTyrell FSXの違いが解りました。
非常に解り易いです。疑問が解けて感動しました!!
ところでTyrellは純正カラーもカドワキコーティングなのですかね?
まあショップなりアイヴエモーションさんなりに問い合わせれば
すぐに教えてもらえるでしょうが・・・
傷が付きにくいというパウダーコーティングは美しいし魅力的ですよね。
実際に購入するまでのワクワクドキドキ感がたまらなく好きなのです。
折り畳みを諦めれば軽量のCSIも魅力的ですね。ただしワイヤー外装ですね・・・
こんな感じでしばらく(数か月から1年位)は楽しめそうです(笑)
長文失礼しました。
ミニベロ初心者様
コメントありがとうございます。少しでも本ブログがお役に立って入れば幸いです。
カドワキコーティングについて
Tyrellは現在はカドワキコーティングを前面に押し出してはいませんね。IVEなどはカドワキコーティングではなかったはずです。FSXやFXの現行モデルがどうなのかはちょっと自信ありません。
本ブログの記事にもある通り、Tyrell FSXはフレーム購入が可能です。よって、ショップにR8000で組んでほしいとお願いすれば、妥当な見積もりが出るかと思いますよ♪350,000円くらいではないかと!?
CSIは折りたためない分、走行性能が全く違います。ただし、まもなく生産終了と予想しています。
自転車乗るのも楽しいですが、どれがいいかを考えているのも楽しいと思いますw ぜひどちらも楽しんでくださいねー。
なお、蛇足ですが、折りたたみ自転車(ミニベロ)という特殊性を考えると、納得のいくお店で購入することを強くお勧めします
kei様
返信ありがとうございます。
アイヴエモーションさんのHPを見てみた所、ちょうど7月1日付けで
既にFSX新ULTEGRA R8000モデルが出ていました。
ドロップハンドルで334,000円(税抜き)
同時にDi2専用フレームモデルも登場していて、こちらは新ULTEGRA R8050
搭載で448,000円(税抜き)!! いっそのこと・・・・!?
等と妄想はとめどなく広がります(笑)
既に2台所有していて気持ちに余裕がありますので、じっくりと楽しみます。
もちろん購入するとしたらミニベロ専門店で購入します。
さすがにTyrellのような高級車は信頼のおけるお店でないと買う気が
しませんよね。