ヘルメットを3年ぶりに新調しました。今回購入したのはLIMAR MALOJA -MATT BLACK GRAY- Asian Fit(以下、LIMAR MALOJA)。このヘルメットは
軽くていい。
かなり気に入っています。自転車用のヘルメット購入を考えている人の一助となれば嬉しいな、と思いつつ、レビューをお届け。
LIMAR MALOJAのメリットは重量
自転車ヘルメットを選ぶポイントはいくつかあると思うのだが、その中でも大きなポイントは重量だと思います。
軽いことは大事。
たかが30g、されど30gという重量の違いが大きくものをいうのが、ヘルメットではないでしょうか。
1日中、利用していると、ヘルメットの重量による首の負担が明らかに違います。
これまで使用していたヘルメットがuvex boss raceで、このヘルメットが245g。今回、購入をしたのがLIMAR MALOJAが230g。
わずか15gですが、明らかに首への負担が違うと感じます。
お金を出せば、もっと軽いヘルメットもあるかも。しかし、10,000円くらいという価格帯ではかなり軽量の部類だと思います。
ざっと、他製品との比較をあげてみました。(サイズはLサイズ)
LIMAR MALOJA 230g
LAZER Genesis 230g
uvex boss race 245g
LAZER CODAX KC AF 270g
OGK Kabuto CANVAS-SPORTS 280g
LAZER Sphere 280g
LAZER Tempo KC AF 290g
MET CROSSOVER UN 295g
LAZER COMPACT AF 320g
Lサイズで230gを達成できているモデルは皆無です。
LAZER GENESISがあると思った人は値段に注目してほしいです。ここに掲載している中では値段がかなり異なります。
色は4種類。
↑ホワイトグレー(楽天市場でみてみる)
↑マットディープウォーター(楽天市場でみてみる)
↑マットライムブラック(楽天市場でみてみる)
↑マットブラックグレー(楽天市場でみてみる)
赤があればいいのになぁー。
ヘルメットと安全について
ここまで読んで、「ヘルメットは軽いことが一番大事」と思った人は誤解です。
一番大事なのは安全。
ヘルメットを被る理由はオシャレではなくて、まさかのときに備えての安全であるはず。ヘルメットならどれもが安心というわけではありません。
MIPS、それって必要か?
最近、注目されているのがMIPSという機能。安全に配慮された機能で、万が一、頭をぶつけたときにヘルメット内部が動いて頭部への衝撃を和らげるように工夫されているとのこと。
この機能は欲しかった。
特に、ライトウェイに掲載されている記事を読んでいると、
「MIPS必要かな?、という気持ちになってきます。」
一方で、東京都墨田区にある自転車屋さんの記事を読んでいると、ロードバイク乗りには不要かな?、という気にも。
この機能が必要かどうかはよく考えたい。
(私は、購入してから、この機能のことを知りました💦)
KinetiCoreについて
LAZERが10年近い年月をかけて開発した機能です。こちらも安全に配慮されており、万が一のときに、頭部を衝撃から守ります。
弱点は対応しているヘルメットは割高で重量増になってしまうこと。
ネットで購入するときは安全基準の認証に注意
もちろん他にも軽さをウリにしたモデルはあります。
また、破格のモデルもあるようです。
しかしながら、それらのモデルは安全基準に関する認証を得ていないことがあります。
主な、安全基準の認証は以下の5種類があります。
一般財団法人製品安全協会が安全基準に適合することを認証したSGマーク
公益財団法人日本自転車競技連盟が安全基準に適合することを認証したJCFマーク
欧州連合の欧州委員会が安全基準に適合することを認証したCEマーク (EN1078)
ドイツ製品安全法が定める安全基準に適合することを認証したGSマーク
米国消費者製品安全委員会が安全基準に適合することを認証したCPSCマーク
わざわざヘルメットを購入して被るのであれば、安全基準の認証を取得しているものを選んでおきたい。
自治体によってはヘルメット購入にあたって補助金を支給していることがありますが、こういった認証を取得していないヘルメットは対象外であることが多いです。
↑CEマークあり!
ヘルメットと通気性(ベンチレーション)
↑ヘルメットに穴が空いていないと汗で蒸れてしまいます
ヘルメットをかぶると汗で蒸れてきます。それを少しでも軽減するのがベンチレーション機能。つまり、ヘルメットに通気孔となる穴が十分に空いているかどうか。
穴が大きくて多ければ、軽量で風通しも良くなりますが、剛性面で不安になります。
どのくらい涼しいか?、こればかりはヘルメットをかぶって走行してみないと体感できません。
今回購入したLIMAR MALOJAは17個の穴があって快適!。。。らしいですが、特に今まで使用していたものとの違いがわからず。
夏の暑い日に試してみないとわからないか。
ヘルメットと道路交通法
近頃、ヘルメットをかぶっている人が増えた?と感じているも多いかと。
2023年4月よりヘルメット装着は努力義務となりました。
努力義務=罰則などはないけれど、装着しようとしてね!ということか。
道路交通法を引用します。
道路交通法 第63条の11
第1項
自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない。第2項
自転車の運転者は、他人を当該自転車に乗車させるときは、当該他人に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。第3項
児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児が自転車を運転するときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
みんなが被っているから。
法律で定められているから。
ではなく、安全のために装着をしましょう!
ヘルメットの被り方
↑かぶってから、ダイヤルを回して調節します
ヘルメットは正しく被らないと、意味をなさないです。主なポイントは
ヘルメットと眉毛が平行になるように
ヘルメットは眉毛の少し上に、おでこを見せるのはNG
あご紐は捻らずに
あご紐を留めたときに指が1, 2本入るくらいのゆとり
ヘルメットがゆるゆるにならないように後方のダイヤルで調整
せっかく被るなら、正しく被りましょう!
LIMAR MALOJAを購入して3ヶ月経過
全くストレスなく使っています。
ヘルメットを被ったまま、お店に入ってしまうくらいにピッタリフィット♪
もちろん軽さ、魅力的です!
まとめ
ヘルメットは安全のために正しくかぶりたい。その上で、
軽さが正義!
よって、軽くてLIMAR MALOJAはおすすめですよ!
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