怪我と汗なら汗を選べ!自転車ヘルメットの選び方と使い方

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サイクリングを始めた頃は「ヘルメットなんかなくていいや、何か仰々しい」と思っていた人いるでしょ?

しかし、結構な頻度でサイクリングをするようになると、「やっぱりヘルメット買った方がいいかな」と考えはじめる。

そこで今回はヘルメットの選び方について、そしてその使い方についてご紹介するよ!

怪我した頭よりは、汗ばんだほうがよいぞ。

 

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はじめに、そもそもヘルメットなぜ必要か?

令和2年現在、日本ではヘルメット着用の義務はない。

よって、たとえロードバイクに乗る人でもヘルメットをしていないということはままある。

暑いからヘルメットなし。

蒸れるからヘルメット。

格好悪いからヘルメットなし。

まあとにかく、ヘルメットなしの理由はたくさんあるだろう。

しかし、ヘルメットを装着していれば、万が一の事故で怪我する可能性がぐっと下がる。

安全性は何よりも大事なものではないか。

怪我より汗のほうがマシでしょ。

 

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ヘルメットの種類

カスクについて

ヘルメットは大きく分けると2種類ある。一般的なスポーツタイプのヘルメットとカスクと呼ばれるタイプ。

↑カスクってこんな感じ。(rinproject製)

 

↑Lovell製。帽子みたい。

カスクを外しているときはコンパクトにできる。

あまり仰々しくならないのも良い。

その利便性から折りたたみ自転車で輪行をする人がよくつけているイメージ。

 

ヘルメットについて

一方で最も一般的なのはヘルメット。

発泡スチロールを樹脂で覆ったのが普通だ。

DSC02648

↑愛用中、Karmor asma 2

【Karmor asma 2】3年経ったので自転車ヘルメットを交換した
自転車に乗るときにヘルメットをしっかりと被りたい。 ママチャリ走行はさておき、スポーツバイクで走るなら時速20km以上なことが多い。 ヘルメットがないと、万が一事故にあったときに危険である。   汗まみれの頭とダメージを受けた頭どちらがよい...

 

ヘルメット購入で注意すること

いざ自転車屋さんでヘルメットを購入しようとすると、その種類の多さに驚く。

一体何を基準に選べばよいのだろうか。

選ぶ基準は次の通り。

 

ヘルメットの見た目が格好いい

最も大事なのは見た目かと思う。

特に自転車の色とヘルメットの色を合わせると、デザインに統一感が生まれて良い。

ヨーロッパブランドは見た目かっこいいなと思うものが多いように感じるが、いざかぶってみると自分には似合わないということがある。

DSC 8510

↑白いヘルメット

 

DSC 8499

↑赤と黒だけにフレーム色と合わせたい

 

重さ300g以下がいいなぁ。重いと首が痛くなる

ヘルメット選びで大事にしたいのは重量。多くは300g前後が一般的。250gを切っていると軽量の部類になり、200gとなると、超軽量という感じ。

軽さは正義。

軽いと高額になる。

たかが50gぐらいと思うかもしれないが、サイクリング中はずっとヘルメットをかぶっていることがある。

だから、わずかな重さの違いは首への負担となってくるのだ。

頭や首に重さがずっとぶら下がっている、と思えばわかりやすいかもしれない。

ヘルメットが重いなぁと思うと、サイクリングに出るのも億劫になってしまう。

もし、AとBと2つのヘルメットで悩んでいるなら、軽い方を選べば間違いないだろう。

IMG 6393

↑Lサイズで270g

 

サイズ

ヘルメットのサイズはとても重要だ。

特に西洋人向けに作られているヘルメットだと頭の形がアジア人とは異なるのか、こめかみの辺りが痛くなってしまう。

また、頭の大きさは人それぞれ。

Sサイズが合う人もいれば、Lサイズでも小さく感じる人がいる。

自分のサイズはどれがぴったりなのか、お店で試着できるところで選びたい。

 

ヨーロッパサイズに要注意

同じLサイズであっても、ヨーロッパサイズとアジアサイズは形状が異なる。

一般的にアジア人は球体の形をしていて、ヨーロッパ人は横に狭く縦に長い卵形である。

Head shape difference

よって、球体型の人(アジア系)がヨーロッパ型向けのヘルメットを装着すると、前後ではぶかぶかだけれど、横がきつくて、こめかみが痛くなる。

私はアジア系で頭が大きい。

そして「格好いい!」と思うのはだいたいヨーロッパ系のブランド。

だから、サイズが合わず、泣く泣く購入を諦めていることが多い。

 

他の注目点ダイアル付き、ツバ付き、サングラス付き

見た目、重量、サイズ。

この3点がヘルメット選びの重要ポイントだが、それ以外にも他モデルと差別化を図る点がいくつか存在する。

 

ダイヤル付きは調整がしやすい。

ヘルメット後方のダイヤルを回すことで、頭にぴったりとフィットさせることができる。

この機能は普通どのヘルメットにもついているだろう。

むしろついていないと、どうやって調整をすれば良いのか分からない。

調整機能あるなしはしっかりと確認しよう。

ツバ付タイプも多い。

このタイプはマウンテンバイク向け、またはお洒落系モデルに多い印象。

ツバは取り外し可能になっていることが多い。

 

サングラスとヘルメットが一体化しているタイプもある。

ヒーロー戦隊ものに憧れた男の子であればこのタイプのヘルメットがとても良いと感じるかもしれない。

私はまだ試したことはないが、今度ヘルメットを新調する時は検討してみようと考えている。

 

↑OGK KABUTO VITT。ヒーローに変身するイメージ!

 

紐調整もいろいろとある。

紐は汗で汚れやすい。

しかし、高級モデルは通気性があるものである。

写真左は高級モデル。右は廉価モデル。

IMG 6402

 

ヘルメットの使い方

被り方に注意

ヘルメットの被り方は眉毛にそうこと。

オデコを広げてかぶるのは間違い。

正しく被らないと、万が一のときに効果を発揮することができない。

About bike helmets 4

↑ヘルメットの被り方○と×

 

保存

About bike helmets 1

ヘルメットの保存方法は直射日光をさけること。中身は発泡スチロールなので、日差しには弱い。

 

寿命

ヘルメットには寿命がある。

3年くらいと言われている。

何年も利用していると、中の発泡スチロールが痛んでしまって、ヘルメットとしての役目を果たせないとのこと。

 

About bike helmets 2

↑3年くらい利用した。外から見てもわかる、ヘルメットの凹み

 

3年経過のヘルメットがいかにダメかはこちらを参照してね。

自転車ヘルメット3年使った結果!これだけボコボコになる
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以前にヘルメットをカッターで切って確認したこともある。

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まとめ

自転車ヘルメット選びは

  • 見た目
  • 重さ
  • サイズ

の3つが重要。使用中は

  • かぶり方
  • 保存方法
  • 寿命

に注意しよう。

 

今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。ヘルメットかぶるとサイクリング中に挨拶される回数が増える気がする。

 

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