たかがペダル、いや、されどペダル。自転車のパーツで唯一足が触れているところだ。グッと力を入れてペダルを踏んだのに、その力がしっかりと伝わらなければパワーロスとなってしまう。
当サイトは、DAHONなどの折りたたみ自転車を中心とした話題を扱うブログである。そこで、折りたたみ自転車にはどのようなペダルが良いのだろうか?を考えてみた。
↑気がつけば、ペダルたくさん所有してます(^_^;)
フラットペダルかSPDか?
SPDペダルにするとペダリングしやすい。ペダルと靴がくっつく。そのためにクルクルとペダルを回しやすいのだ。この利点を享受したいならSHIMANO PD-A600か、廉価版のSHIMANO PD-520をお勧めする。
↑SHIMANO PD-A600 UltegraグレードのSPDペダル。Tyrell FXで愛用中。
しかし、停車時に靴を上手に外せないと転んでしまう。立ちコケ。
大通りの右折レーンでこれをした時は恥ずかしいとかではなくて、死ぬかとおもった(^_^;)
さらにSPD専用シューズを履く必要があるので、どうしても利用シーンが限定されてしまう。サイクリング→食事とか、サイクリング→ショッピングのような併せ技を考えているなら、ちょっと躊躇してしまう。
なお、SPDペダルにはSHIMANO PD-530という片面がフラットペダルで、もう一方がSPDペダルでクリップ付きというモデルがある。
↑SHIMANO PD-A530(amazon.co.jpより)
普通の靴でも、SPD専用の靴でも両方対応という素晴らしいペダルにおもえるが、中途半端だと思う。
普通の靴でSPDペダルを踏むことは別に不可能ではない。ソールがしっかりとしているスニーカーであれば、全く苦痛なく踏むことができるのだ。
フラットペダルの選び方
主な選択基準は次の通りかと思う。
- 重量
- 大きさ
- 材質
- 滑らないかどうか
- 格好いいかどうか
順に見ていきたい。
重量について
折りたたみ自転車であれば輪行することがあるはず。それなら少しでも軽い方が良い。ペダルを軽量化すれば左右合わせて100gくらい軽量化できるはずだ。
仮に輪行をしないとしても、あまり重いペダルは疲れてしまう。ずっと回し続ける場所なので。
↑最近購入したチタンシャフトの軽量ペダル、84gと軽い
大きさについて
好みもあるが、小さめの方が良いと思う。折りたたみをしたときにペダルはどうしても出っ張る箇所である。少しでも小型ペダルの方がスッキリして良い。
↑小ぶりですが、しっかりと踏めますよ♪
↑サイズ違いを見るために整列したw
さらに、ペダルをワンタッチで取り外したり、折りたたんだりできるものもある。どちらも利用したことがあるが、どちらも面倒&重いという理由で継続使用には至っていない。
↑折りたたみ式ペダル、DAHONに付属していることが多い、片側で293g。
材質について
アルミ、チタン、樹脂などなどといろいろある。樹脂はお勧めできない。ボロボロになりやすいし、滑りやすいと思う。チタンは格好いいが、割高な気がする。よってアルミが無難だとおもう。
↑樹脂製は滑ります
↑アルミ製ペダル
滑らないかどうか
意外なことに走行中にツルッと滑ってしまうことがある。スパイクがついているものであれば、その心配も少ない。スパイク付きやギザギザしているものを選ぼう♪
↑スパイク
格好いいかどうか
まあ、これを言ってしまうと身もふたもないが、結局のところは格好いいかどうかが大事だと思うw ペダルは結構目立つ箇所なので、お気に入りのデザインを選びたいところだ。
走行中はそんなに差を感じることないですよw 気分転換でペダルを交換しても良いと思うよ♪
ただし、ペダル取り外しを容易にするためにも装着時はしっかりとグリスを塗ってからクランクに取り付けよう(^_^)
↑グリス忘れずに
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。マグネシウム製の軽量ペダルもあるらしい。
↑amazon.co.jpより