先日、東京都の谷中あたりを走っていると、前からBROMPTON(ブロンプトン)がやってきた……と思った。
しかし、どこか違う。それは、サイクルモードなどで紹介されていたHarry Quinnの折りたたみ自転車だった。しかも、それは電動アシスト式。
そういえば、BROMPTON(ブロンプトン)と何が違うんだっけ?と思ってちょっと調べたことをまとめ!
Harry Quinnとは?
Harry Quinnとはジック株式会社が展開する格安な折りたたみ自転車ブランドである。
BROMPTON(ブロンプトン)とよく似た折りたたみ方法を採用しているのが特徴。
同社は他にもRenaultブランドの自転車なども取り扱っている。軽量車体を扱って一躍有名になった。
Harry QuinnとBROMPTON(ブロンプトン)の違い
値段
なんといっても値段があまりにも違うのだ!
- Harry Quinn =39,800円から
- BROMPTON(ブロンプトン) =210,000円から
圧倒的に違う!
電動アシスト式があるかどうか
Harry Quinnには電動アシスト式のモデルがあるのだ!フレームのなかにバッテリーを内蔵するというよく考えられた仕様である。
↑内蔵バッテリー
↑フレーム内にいれるのはいいね!
↑フロントにモーターがあるのもBROMPTON(ブロンプトン)と同じ。
電動アシスト式モデルであっても値段は135,000円+税とかなりお得な価格である。
なお、BROMPTON(ブロンプトン)の電動アシスト式は2021年4月現在、日本未発売である。
フレーム材質について
- BROMPTON(ブロンプトン)=クロモリ or チタン
- Harry Quinn =アルミ
また、生産国も
- BROMPTON(ブロンプトン) =イギリス
- Harry Quinn =中国
と違いがある。
↑フレームの溶接跡が残っているHarry Quinn
↑ハンドルポストはDAHONぽい?
折りたたみ方法について
両者は似ているようで、実は大きく異なる折りたたみ方法である。
写真をみて、ぱっと見た瞬間に気づいたあなたは、かなりの小径車ファン。
Harry Quinnの折りたたみ方法だと、チェーンが外側に出てしまっている。輪行する時にぶつけてしまわないだろうか?
BROMPTONを参考にするなら、チェーンが内側にくるようにしてほしかった。
↑BROMPTON(ブロンプトン)と違い、チェーンが外側にある
折りたたみサイズ
- Harry Quinn W740xH870xD410mm
- BROMPTON(ブロンプトン)W585xH580xD300mm
見ての通り、両者には大きな違いがある。なお、ホイールサイズはどちらも16インチ(349)。
車体重量
アルミフレームだからHarry Quinnの方が軽いかと思いきや、そうでもない様子。
- Harry Quinn =12kgくらい
- BROMPTON(ブロンプトン)=12kgくらい
とほとんど同じである。なお、電動アシストタイプのHarry Quinnは14.6kgくらいとのこと。
乗り心地
肝心の乗り心地であるが、端的に言えば、
- Harry Quinn =あんまり進まない
- BROMPTON(ブロンプトン) =小径車とは思えない安定ぶり
Harry Quinnは電動アシスト機能があるが、どうも乗車姿勢が私には合わなかった。車体バランスとかいろいろなところが微調整されていないのか、とにかく私には合わなかった。
BROMPTON(ブロンプトン)は16インチ折りたたみ自転車とは思えない安定身である。
カラー展開
自転車選びで大事な色。現在は3種類から選べるようだ。
↑赤(amazon.co.jpリンク)
↑シルバー(amazon.co.jpリンク)
↑黒(amazon.co.jpリンク)
さいごに
BROMPTON(ブロンプトン)の電動アシスト式が日本に輸入されるのが待てない人にオススメかな!?
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。タイヤを変更すれば違うかも!?
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