どんな街にも個性がある。日々移り変わっていく大都会、東京。目まぐるしく変わる街と思いきや、昔ながらの風情も残している不思議な街。
そんな東京都の中心部をサイクリングで堪能しよう!
今回訪れたのは、みんなオシャレに着飾っている東京都の真ん中、中央区をサイクリング。
中央区といえば、銀座や日本橋。もう本当に大都会のど真ん中であるが、実はちょっと走ると全然違う街並みが広がっているところである。
今回は東京駅スタート。中央区をDAHON Curve D7でグルッと1周した様子をレポートする!
あれ?東京駅の写真はないの?
ないですよ
なんで?
だって丸の内は千代田区ですから。区外の写真は加えないがマイルール。
日本橋、えっと?ここは東京だよね?
ちょっと走ると違和感が。本当にここは東京の中心なのだろうか。人がいなすぎる。みんな神隠しにあってしまったのだろうか。こんなものなのかな?
ヒント:サイクリング当日は祝日だった。
↑確かに中央区日本橋
ビルの谷間に小さな神社を見つける@両国橋西詰
両国橋西詰に到着。橋を渡れば墨田区。区境間近のところで、ふと裏道に誘われる。
なんと神社を発見した!
本当にビルとビルの隙間にひっそりと佇んでいる。しかし、荒廃している様子もない。きっととてつもないパワースポットなのだろう。
謎の力で吸い込まれていき、お詣りをした。絶対パワースポットだ。
↑川上稲荷神社(絶対パワースポット)
こういう偶然の寄り道こそがサイクリングの楽しさだよ。
隅田川サイクリングロード?
隅田川サイクリングロードを南下……、と言いたいところだが、それがずっと続くわけではない。両国橋からしばらく走ると、自転車が走れる区間は終わってしまう。
↑浜町近くは川沿いを進めるが……。
隅田川の下流域は自転車侵入禁止となっている歩行者専用の遊歩道となっている。よって自転車は側道へ移動しなければならないのだ。
自転車を押してもダメなのかな?
佃島、昭和の面影?いいえ、江戸の面影!
中央大橋を渡って、島へ。石川島、佃島、月島と進んでいくが、現代では島の護岸は埋め立てられており、地名以外に島に来たと感じることはない。
島々は開発が進んでいてタワーマンションが立ち並んでいる。
↑中央大橋からみるタワーマンション
↑隅田川がキレイに輝いている
と思いきや、街の一角には昭和の面影を残す箇所もあるのだ。昭和の下町はどこもこんな感じだった。下町出身だけに、ここに来ると、郷愁を感じてしまう。
下町風景が広がる背景にタワーマンションというのがシュールである。
↑江戸時代から続いている佃煮屋さん『佃煮天安』
↑佃煮天安
↑都内唯一の住吉神社
↑路地裏へ
こういった昔ながらの風景は佃島に濃縮されている。発展の中で保存は大変だけれど、これかも存続して欲しいなぁ。
晴海埠頭はゴーストタウンではありません!
月島のタワーマンション街を抜けて晴海埠頭へと進んでいく。
晴海も実にたくさんのマンションが並んでいるが、なんだか人の気配がない。本当にゴーストタウンとなっている。タイムマシーンに乗って人造人間セルが現れたのだろうか。
正解は、オリンピック選手村なのだ!2020年のオリンピックに備えて、選手村が今まさに造られているのだ。
↑ゴーストタウンぽい汗
豊海埠頭で海景色を独り占め
晴海埠頭の対岸は豊海埠頭。倉庫街がつづく。路駐をしている車をみると、犯罪の香りを感じてしまうのは刑事ドラマの見過ぎだろう。
先端まで行けば、何も遮るものはない。開放感が広がる。そして遠くにはレインボーブリッジが一望できる。レインボーブリッジの写真を撮影するならおそらくここはベストスポット。(夜に来る勇気はない)
↑レインボーブリッジ
↑豊海埠頭
大東京の中心地、銀座に戻る
そこから築地大橋を渡って、浜離宮へ。橋を渡っていると、遠くに更地がみえてくる。あれこそが、マスコミを騒がせていた築地市場の跡地である。
↑築地市場跡地
↑商業地、これぞ東京という感じがする
↑銀座6丁目だからGINZA SIX。
銀座にいる半分くらいの人は海外からの観光客だと思われる。特に、GINZA SIXには多くの中国人が押し寄せていた。
さいごに
銀座&日本橋というと、高級ブランド街。また湾岸沿いにはタワーマンション。そしてそれが中央区のイメージだった。それは間違っていない。しかし、その間を埋めるように、下町風情の残る街並みが広がっている。
今でも子供たちが駄菓子屋に走っていく。あの様子をみて郷愁に誘われるのだ。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。Schwalbe Marathon Racerはコスパ抜群のタイヤですよ♪
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