折りたたみ自転車、最初の一台を購入したい!
失敗したくないけれど、200,000円もするようような高級品ではなくて、価格を抑えたい。
50,000円くらいがいいけれど、ちょっと奮発しても70,000円くらいまで。
100,000円なんてとても買えない。
そこで、候補にあげるのがESR PURSUERとDAHON Boardwalk D7。
両者の違いをまとめたので、ぜひ購入時の参考にしてほしい。
↓試乗レビュー
フレーム材質について
ESR PURSUERとDAHON Boardwalk D7、フレームの材質が違う。
ESR PURSUERはアルミに対してDAHON Boardwalk D7はクロモリフレーム。
一般的にクロモリに比べて、アルミは軽い。
しかし、強度は劣るので、強度確保のためにフレームが太くなってしまう。
結果として、乗り心地が固くなってしまう。
つまり、アルミは振動を感じやすいといわれる。
一方で、クロモリは強度があるので、細くしやすい。
細いとしなるので、乗り心地もマイルドになるけれど、重く錆びやすいといわれる。
どちらも一長一短。
自分のサイクリング利用で向いているのはどちらの材質かを考えよう。
ブレーキ種類について
ESR PURSUERはディスクブレーキを採用している。
重くなってしまうけれど、ブレーキ制動力はしっかりしている。
晴天時には違いを感じないかもしれないが、雨が降って湿っている時には大きな違いとなるだろう。
ディスクブレーキは雨天時でも制動力が落ちることはほとんどない。
DAHON Boardwalk D7はVブレーキ。
多くのミニベロやクロスバイクに採用されている。
もちろんしっかりと効くブレーキであるが、雨天時は制動力が大きく劣って、止まらずにスッーーーーと進んでしまうことがある。
また、ブレーキシュー(ゴム)をリムに当てて自転車を止めるタイプなので、リムが汚れていく。
雨天時に利用することが多そうならESR PURSUERの方が良さそうだ。
重量比較
公称値では次の通り。
ESR PURSUER 11.37kg
DAHON Boardwalk D7 12.3kg
その差はわずか1kg。されど1kg。平坦路を走っている時には感じないが、上り坂を進むと軽量がものを言う。少しでも軽い自転車に乗りたいところ。
坂道が多いならESR PURSUERを選びたい。
ギアについて
ESR PURSUERは8速。それに対してDAHON Boardwalk D7は7速。
たかが1速の違いと思うかもしれないが、カスタマイズすることを想定しているなら大きな違いだ!
7速のものをアップグレードするならホイールごと交換する必要があるが、8速の場合はその必要がない。
ホイールを変更せずに容易に10速までアップグレードができる。
11速を考えているなら、どちらにしてもホイール交換が必要。
自分がアップグレードをするかしないかをよく吟味したい。
なお、アップグレードをしないとすると前後のギアは次の通り。
ESR PURSUERの方がワイドレシオで、重いギアから軽いギアまでもカバーする。
DAHON Boardwalk D7はクロスレシオで、ギアの幅は狭いけれど、変速がよりスムーズと予想される。
坂道で軽いギアを使いたいならESR PURSUERが向いているが、滑らかに加速したいならDAHON Boardwakd D7が良い。
ポジション調整について
どちらも折りたたみ自転車なので、ハンドルやサドル位置にはある程度の限界がある。
しかし、DAHON Boardwalk D7の方が融通がきくといえる。
シートポストそのものはどちらも580mmだが、DAHON Boardwalk D7の方が長めにセットできる。
また、ESR PURSUERはハンドルポスト固定なので、ハンドル位置が決まってしまうが、DAHON Boardwalk D7は伸縮タイプなので、ハンドル高さの調整ができる。
ESR PURSUERは153cm〜183cmに対応するというのが公称値だが、自分に合うかどうかは試乗をして確かめたいところ。
折りたたみサイズについて
公称の折りたたみサイズは次の通り。
ESR PURSUERはハンドルポストが外側に折れるために少し大きめの折りたたみサイズ。
折りたたんで保管したり、車載する予定ならば、収納できるかどうかは事前確認が必要だ。
フレームカラーについて
ESR PURSUERもDAHON Boardwalk D7も、どちらも5色展開されている。
ただし、それぞれの色は随分と異なる。
購入後は、細かいスペック差に意識が向くことはないかと思われるが、色はとても大事な要素。
パッとみたときに印象が全く違う。
好みの色がある方を選ぶのが良いかもしれない。
タイヤについて
ESR PURSUERはKENDA K193、DAHON Boardwalk D7はKENDA KWEST。
どちらも同じタイヤ。
タイヤは地面に接する唯一のパーツなので、乗り心地に大きく影響をする。
Schwalbe Marathon Racerなどに変更すれば、乗り心地に大きな違いが生まれるだろう。
まとめ
ESR PURSUERがオススメな人
- 雨天時に利用するかも
- 坂道が多い
- 軽量がいい
- ディスクブレーキが欲しい
DAHON Boardwalk D7がオススメな人
- ハンドル位置などの微調整が必要
- クロモリフレームの良さを感じることができる
何れにしても色が気にいるかどうかデザインが最終的な決め手でも良いと思われる。
悩むのも楽しい。しかし、早く購入してサイクリングを楽しんで欲しい♪
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。輪行バッグはあると良い。いや、絶対買おう!
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