【試乗レビュー】ついに折りたためるようになりました!BESV PSF1

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【2021年8月14日 追記】

初期モデルからパーツ仕様変更に伴う無償提供が行われている。安全に関わるパーツもあるのでユーザーの方は必ずチェック。

無償提供に関する公式サイト情報はこちら

 

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以前にBESV PS1というミニベロに試乗したことがある。その自転車はカーボン製のミニベロということにも驚きだったのだが、電動アシスト自転車であり、サスペンション機能が付いていることもあり、素晴らしい乗り心地で驚きを隠せなかった。その時のレポートはこちら

【試乗レビュー】BESV PS1は素晴らしい乗り心地を提供するミニベロ!
最近自転車関連のイベントに参加をすると感じることがある。それは、時代は電動アシスト自転車に追い風が吹いているということ。 先日のさいたまサイクルフェスタでも多くのモデルが紹介されていたが、その中でも、ひときわ目立っていたBESV PS1を紹...

けれど、BESVの大きな弱点が折りたためないということであった。「あぁ〜、折りたたむことができたら、良いのになぁ」と願いを込めていたら、BESV PSF1という新製品の登場!!!

 

折りたたみBESVキタァーーーーーー!

 

ということで、早速、試乗してきました。そのレポートをお届け!

*この内容は製品発売前のプロトタイプの試乗に基づいているので、細部の変更はあるかも。

 

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BESV PSF1とは?

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BESVシリーズはおしゃれな電動アシスト自転車でライフスタイルに変革をもたらそうとしているブランドである(個人的印象)。e-bikeつまり、電動アシスト自転車に専念したブランドで、ママチャリ風からロードバイク、MTB、ミニベロなどすべて電動アシスト自転車である。

独特なデザインも特徴的。特にBESVのミニベロモデルは独創的といえる見た目で好みが分かれそう。

今回、登場するのは折りたたみ自転車。ミニベロモデルと見た目はそっくりなところに拍手!

主な製品特徴は

  • 電動アシスト機能搭載で90kmくらいまでバッテリー持続
  • 20インチ
  • アルミフレーム
  • フォーク折りたたみ式
  • 18.3kg(バッテリー込み)

 

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BESV PSF1の折りたたみについて

折りたたみ方法

折りたたみ方法を確認する。Tyrell IVEとそっくりだなぁと思ったが、そっくりなだけで違う。その違いで最初は戸惑った。

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↑フレームロックをサスペンション機能のところで解除して。。。

 

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↑外す

 

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↑グルンと前方へ折りたたむ。このときに、自動でロックされる(後述)。

 

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↑折りたたみフォークのロックを解除

 

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↑フォークを折りたたむ。Tyrell IVEそっくり。

 

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↑ハンドルポストを折る。

おわり。

 

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↑折りたたみ時はリアDやディスクブレーキが内側になるのも良い。

 

書くと、シンプルぽいのだが……!?

 

展開するときに大慌て!

さて、元に戻そうとすると、トラブルに見舞われる。製品の品質が悪いからではなくて、自分が不慣れだったから(たぶん)。18kg以上の自転車を抑えながら、あーでもない、こーでもないと格闘して汗びっしょりとなった。

私がハマったのが、後輪ロック。このロックの存在を知らずに、リアフレームが元に戻らない!!!と悪戦苦闘するハメになった。しっかりと使用方法を確認しておけばよかったのだが、「ま、なんとかなるでしょ!?」という軽い気持ちがあった。

 

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↑このレバーを解除しないと、元に戻せない(気がつかなかった!)

 

折りたたみ方法になれるまでは、大変そうだ!

 

また、折りたたみができるからといって軽くなるわけではない。20kg近い自転車を運んで、電車輪行は不可能だと思われる。少なくとも私には辛い。車に乗せていくことが想定されているのだろう。

 

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↑折りたたんだ状態

 

折りたたみサイズは公式サイトによると、84cm x 77cm x 44cm。他の折りたたみ自転車との比較は次の通り。

車種

サイズ

Tyrell IVE

W71×H59×D33cm

Tyrell FX

W87×H80×D35cm

Birdy

W77×H65×D37cm

DAHON Boardwalk D7

W78×H65×D34cm

BROMPTON

W59×H57×D27cm

BESV PSF1

W84×H77×D44cm

 

BESV PSF1の走行性能

BESV PSF1、電動アシストいいね!

電動アシスト機能が備わっているだけに、坂道も鼻歌混じりでスイスイと上がることができる。実に素晴らしい走行性能。さすが電動アシスト。

 

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↑坂道も余裕

 

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↑7速の外装変速もあり、アシストの力を借りるのでいつもトップギア(^_^;)

 

BESV PSF1の乗り心地

一方で乗り心地という点では、BESV PS1との差を感じてしまった。折りたたみ機能がある本モデルBESV PSF1はアルミで、BESV PS1はカーボン。また、フロントフォークが折りたたみ式とサスペンション付きと差異がある。

乗り心地という点では差がでてしまうのは致し方ないところだろう。

さらに、気になったのがサドル高さ。限界までシートポストをあげても私には低すぎた。スポーツバイクというなら、もう少し高い位置までサドルを上げたいところ。もっとも、シートポスト交換をすれば、解決する問題だろう。

 

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↑シートポストを変更してしまえばいいけれど……!?

 

安全性について

ちょっと気になったのが電動アシスト機能に折りたたみということ。フォークが折れるのは大丈夫なのかな?もちろんメーカーはしっかりと検査をしているだろうが、20kg近い重量があるモデルで、フォークが折れるデザインは剛性面がちょっとひっかかる。

走行中は全く気にならなかったが。

 

アシスト機能設定について

アシスト機能では1,2,3,Sと4段階調整ができる。S=Smartとのことで、走行状況によって、1〜3を可変するようだ。そうすることで、バッテリー消費の節約にもなるのだろう。この機能はもう少しテストしたいところだ。常に3=最大アシストで電動の恩恵を感じたいと思ってしまうのは私だけだろうか!?

なお、液晶パネルがあるが、これはちょっと小さくて見づらいと感じる。

 

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↑液晶パネル

 

BESV PSF1がおすすめの人は?

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BESVのミニベロシリーズで折りたたみ機能を備えたというのは画期的だ!他の折りたたみ自転車と比べて、このルックスがオシャレと思う人におすすめ!

公式サイトはこちら

 

さいごに

今回のBESV PSF1試乗にあたっては、横浜にあるオシャレミニベロ&折りたたみ自転車ショップGreen Cycle Stationさんに多大なるお世話になった。あらためてお礼を伝えたい。ありがとうございました!

『Green Cycle Station』さんの公式サイトはこちら

 

今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。 電動アシスト自転車のまとめ記事もありますよ♪

【まとめ】電動アシスト折りたたみ自転車
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