折りたたみ自転車やミニベロで最も一般的なホイールサイズといえば20インチです。
その20インチの自転車ホイールですが、実は直径が2種類あって互換性がありません!
それを聞いたあなたの反応は。。。!?
- 当たり前のことを言わないでください。406とか451とか常識です。
- え?20インチで2種類ですか!!自転車の規格は複雑で面白いですね♪
- はぁ!?めんどくさ、意味不明すぎる……(-_-#)
1を選んだ人は末期的な自転車マニア
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自転車20インチタイヤの406と451について説明します!
20インチとは
そもそも20インチとは何を指すのでしょうか?
謎すぎる。
1インチ=2.54cmなので、20インチとは50cmくらいになります。
つまり、直径がだいたい50cmくらいなものを20インチといいます。
この「だいたい」がポイント!
406と451とは
406=40.6cmのことで、これはホイールの直径です。
451は45.1cmのこと。
ここで大事なことは
直径が違うので、大きさが違う。そして互換性がない!!
ということです。
うーむ、困った。
もう一度言うけれど、互換性はない!
互換性がないということは違いがあるということ。
どんな違いがあるでしょうか?
406と451の見分け方
406とか451と記載するのをETRTO表記といいます。
2つを並べて比べることはあまりないと思います。
購入するときに間違えないようにするには406なのか451なのか注意を払いましょう。
カタログにHEと記載されているときは406です。
WOと表記されていれば、451。
また太さを1.25と少数で表記してあると406。
7/8と分数表記だと451。
406の利点や欠点
実は20インチというと、一般的なのは406サイズのものです。
よって、タイヤ種類も豊富です!
太いタイヤもあれば、細めのタイヤもあります。
たとえば
↑20インチ406で代表的なタイヤSchwalbe Marathon Racer
タイヤは太ければ太いほど中に充填される空気量も多いので、クッションの効いた乗り心地となります。
そのかわり、路面摩擦が増えてしまい、加速性能が落ちてしまいます。
そこで、細いタイヤを選ぼうとします。
たとえば
↑Schwalbe Kojak、軽くて高速域で走りやすい
細くて軽いので、軽快に走りますが、路面からの衝撃を受けやすくなります。
つまり、手首が疲れやすいということ。
また、直径が小さいので、どうしてもスピード持続はしづらいです。
この問題を解決するのが451サイズ。
451の利点
451の利点と欠点は406とは逆になります。
つまり、加速性能は落ちますが、スピード持続はしやすいです。
その特徴をいかすため、スピード系の細いタイヤは充実しています。
太いタイヤはラインアップされていません。(いや、されているかもしれませんが、みたことがありません)
451サイズの代表的なタイヤといえば
↑Schwalbe One (28mm)
↑Panaracer Minits Lite (23mm)
どちらのタイヤも軽くて、ロードバイクのようにスピードを出しやすいのが特徴です。
ややこしいのが、Schwalbe One も Panaracer Minits Liteもそれぞれ406と451がラインアップされています。
購入するときはどちらのサイズかよく確認しましょう。
451と406どっちがいいの?
451だとタイヤ径が大きいのでスピードを出しやすいです。
しかし、スピードを出すならロードバイクの方が快適かも。
また、451では折りたたみサイズも大きい。
折りたたみ自転車なら、406サイズの小さいので、コンパクトになりますね。
どちらがよいかは、何を求めるかによって変わるでしょう。
ただし、最初に述べたように互換性はありません。
ホイールサイズを変更するのは困難です。
自転車購入前なら、快適さとスピードのどちらを求めるかをよく考えてください。
すでに折りたたみ自転車(ミニベロ)を購入している場合、自分の自転車に合うサイズはどちらかをよく確認しましょう。
↑タイヤ径は書いてあるので、確認しておこう。
まとめ
* 自分が購入する自転車は406か451かをしっかりと確認しよう♪
* 互換性はないです。
* HEとあれば406、WOとあれば451。
* 太さが少数で記載のときは406、分数のときは451。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。タイヤ径どちらが良いかは主観的だが、後から変更することは基本的にできませんよ!
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