ついにBROMPTON(ブロンプトン) T Lineに試乗する機会に恵まれました🤗
パーツ150点以上を見直したといわれているBROMPTON T Lineです。
150点見直しとは、もはや従来とは全く違う自転車といえるでしょう。
圧倒的な軽さ=8kg以下という重量。
また、2024年モデルからは852,500円という値段になります。
なにかと話題になるBROMPTON T Lineですが、肝心の性能はどうなのでしょうか。
BROMPTON T Lineが気になっている人
BROMPTON T Lineの購入を検討している人
BROMPTON T Lineの性能に注目している人
という人に届けたい。
BROMPTON T Lineの試乗レビューをお届けします!
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BROMPTONの弱点、重量と内装変速は改善されたのか?
長年にわたって多くのユーザーに愛されてきたBROMPTONですが、大きく2点の弱点があったと思います。
1つは重量。
もう1つは内装ギア。
コンパクトサイズに折りたためるBROMPTONですが、12kgくらいの重量でした。いままでは。
もう少し軽ければ、走行性能もアップするし、輪行もしやすくなると考えている人も多く、さまざまなカスタマイズがなされてきたと思います。
↑コンパクトさは変わらず。( 60 x 64.5 x 32 cm )
ちなみに標準のC Lineは64.5 x 56.5 x 27 cmです。
内装ギアに不満をもつ人も多かった印象です。
内装変速により
後輪の取り外しが大変
走行中の変速がもっさり
そもそも重量増につながる原因
と酷評する人もいました。
今回のT Lineでは、この2点の改善をして大きく生まれ変わったと感じています。
軽さと外装変速について、それぞれ確認してみましょう。
とにかく軽い
とにかく軽いです。従来のC Lineとは4〜5kg違います。
カスタマイズ車でもここまで軽くするのはムリではないでしょうか。
BROMPTONの弱点が重量であったことを考えると、大きな変化といえるでしょう。
軽さがもたらす驚くべきスピード
従来からの16インチ349ホイール、そして車体が大幅軽量化となったことで、加速性能は素晴らしいものがあります。
一気にトップスピードまで辿り着き、その後も軽快な走行が楽しめます。
ハブ性能もなかなかのもので、平地走行であれば、非常に気持ちよく走ることができました。
軽さがもたらす最高の輪行マシン
軽ければ軽いほど、輪行しやすいのはいうまでもないでしょう。
BROMPTONの強みである折りたたみサイズのコンパクトさを全く失わず、軽量化を実現しています。
そのため、持ち上げることも容易で、輪行するのがますます楽しくなると感じました。
↑ヒョイと片手で持ち上げられます。
外装4段は使いやすいか?
内装→外装変速となったのは大きな変化でしょう。
P Lineと同じ外装4速となっています。
使用されているギアは11-13-15-18Tです。(フロントのチェーンリングは50T)
ケイデンス70でペダルを回したときの時速は
25.6km
21.6km
18.8km
15.6km
となります。
ギアを変えようと、シフターを動かすと、パスッパスッという感じで、変速はしっかりと決まります。
足にかかる負担や異様なひっかかりもなく、スムーズに変速をすることができる印象です。
ただし、もう少し軽いギアも欲しいと感じたのが正直なところです。
車体が軽いので、多少の坂であれば、難なく登ることができます。
それでも、もう一枚軽いギアがあると、上り坂の負担も減ると感じました。
全体的にクロスレシオという印象です。
新しいパーツ構成は気になる?
BROMPTON T LineはBROMPTONであって、BROMPTONではない、といえばよいでしょうか。
パーツ構成のほとんどが素材形状から見直しされているので、見た目はそっくりだけど、今までのものと別物です。
まるで、MacOSとMacOS Xくらい違う。
ファミコンとスーパーファミコンくらい違う。
名前は似ているけれど、全く別の自転車に仕上がっています。
↑メインフレームのロック部分に大きな隙間があり、大丈夫?とちょっと不安になりました。
↑フォークの形状、カーボンフォークとなって、今までとまるで違いますね。
一部ではフレーム材質が変わったことなどにより、初期不良が起きないかという心配の声も聞こえてきます。
これについては、試乗しただけでは分かりませんでした。
今後、ユーザーが増えていくことで、問題点も上がってきて、少しずつ改良されていくことでしょう。
BROMPTON T Lineがおすすめな人
折りたたみして持ち歩くことが前提で、ただ軽いだけでなく、しっかりとした走行性能も求める人におすすめです。
とはいうものの、やはり値段が気になります。
円安もあり、2024年モデルは852,500円と10%ほどの値上げとなります。
私は、十分価値のある自転車と思いながらも、その金額を支払うことに躊躇してしまいます😅
BROMPTON T Lineに関する情報がほしい人へ
2023年7月に発売決定をしたとき、まとめています。
随時更新していきますので、参照してください。
さいごに
街の自転車屋さん「believe」さんに協力をいただきました。ありがとうございます。
↑お店では美味しいコーヒーとケーキを召し上がることができます♪
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今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。ほしいけど買えない自転車、BROMPTON T Line、高嶺の花です。
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