何かと何かを組み合わせたら、2倍にも3倍にもパワーアップする。
スマートフォンだとiPhoneとiFaceケース。
ファーストフードだと、ハンバーガーとポテト。
ドラゴンボールでいえば、悟天 x トランクス=スーパーゴテンクス。
ドラゴンクエスト ダイの大冒険だと魔法剣。
今回は自転車屋さんと何を組み合わせると良いかと言う話。
千葉県浦安市にある街の自転車屋さん「believe」がカフェと合体しパワーアップしてver2.0!
ずっとレポートしたいと思っていたのだが、ついにその日がやってきた!
街の自転車屋さん「believe」とは?
千葉県浦安市にある自転車屋さん。
お店の名前にもある通り、地元に密着した人付き合いを大事にする自転車屋さんである。
だけど、昭和時代によくあった怖いじいちゃんが油まみれで営業しているわけではない。
車のショールームのように、綺麗な店内に折りたたみ自転車が展示されているのだ!
以前の街の自転車屋さん「believe」に足りなかったもの
当時から1つ足りなかったのがコーヒーである。
2014年に開店した当初からおつきあいさせていただいているが、そのときにGoogle Mapsに私が書いたコメントが次の通り。
浦安駅から徒歩3分くらいにある自転車屋とは気づかない自転車屋です。いわゆる薄暗くて、油でベトベトの気難しい店長がいる自転車屋のイメージとは真逆の内装。リビングルームのような明るい店内で清潔感漂い、明るい店長が自転車をチェックしてくれます。
(中略)
★を4つとしたのは、コーヒーサーバーがないことw
おしゃべりしながらコーヒー飲みたいですw ジグソーパズルの最後の1ピースがどこにも見つからないような感じだろうか。
しかし、リニューアルしたお店は違う。
なんと、カフェが併設されている!
街の自転車屋さん「believe」のカフェは素晴らしすぎる
believe kitchenの味わい深いコーヒーに驚く
先に謝っておくと、
「コンビニコーヒーよりは美味しいといいな、ネスカフェのサーバーとかだったら萎える」
と思っていた。
もう、本当に失礼すぎる。ゴメンナサイ。
カフェはお店の奥まったところにある。
believe kitchenと名付けられたカフェブースに近づくと、先入観に誤りがあったことにすぐに気づいた。
コーヒー関連機材などが本格的なのだ。
コーヒーを淹れてくれるメグさんと少し会話をすると真剣なのが伝わってくる。
一口飲むと、口の中に広がるコーヒーの美味しさ。
控えめに言って、2021年に飲んだ最高のコーヒー!
たぶん、21世紀に飲んだコーヒーでもベスト10は確実な素晴らしい味である。
コーヒー専門店ではない!
「豆選びがすべてですよ〜」
と控えめに話すメグさん。
それ、謙遜しすぎ。
↑コーヒーをドリップ中
believe kitchenコーヒーのひみつ
確かに豆選びは大事である。
実際、有名店から豆を仕入れているとのこと。
その上質な豆を惜しげもなく、利用しているのが美味しさの秘密(のひとつ)。
一般的なカフェよりも明らかに多量の豆を使って1杯のコーヒーを淹れている。
コスト大丈夫?と心配になるくらい。
本格的なカフェでもそんなに多量の豆を利用しないでしょ。
私がその豆を利用しても同じ味は再現できないだろう。
さらに、グラスにもこだわりがある。
二層になっているグラスがコーヒーの美味しさを引き立ててくれる。
コーヒー豆の品質、お店の雰囲気、機材、バリスタとしての実力、なによりも真剣にコーヒーと向かい合っているからこその味である。
大事なことだから、はっきり言おう。
「美味しい!」
↑コーヒー
believe kitchenはコーヒーだけではないよ
カフェで取り扱う商品はコーヒーだけではない。
手作りのケーキや、地ビール、ワインの扱いもある。
↑アップルパイも甘すぎない上品な味
↑サイクリング後の空腹を癒してくれる
↑ワインもあるよ
街の自転車屋さん「believe」はどのように地域密着なのか?
浦安市とは縁も深いお店なので、地域発展を考えているようだ。
街の自転車屋さん「believe」の地域密着、その1:レンタルバイク
レンタルバイクが用意されている。
雑な運営団体が扱っている錆びたレンタサイクルではない。
店長がしっかりとメンテナンスをしている電動アシスト自転車である。
これを利用すれば、浦安市散策も容易にできそうだ。
さらに、BROMPTON(ブロンプトン)のレンタルも提供している!
街の自転車屋さん「believe」の地域密着、その2:ママチャリ修理も対応
どんな自転車も修理対応受付してくれるよ。
「ウチはスポーツバイク高級車専用だからママチャリ対応お断り」
というお店がある。
その是非はさておき、街の自転車屋さん「believe」は地域密着。
ママチャリのパンク修理から始まって、日常の自転車トラブルにもしっかりと対応している。
私がコーヒーを飲んでいるときも、何人も自転車をもって来店していた。
街の自転車屋さん「believe」の地域密着、その3:地域マップあり
お店に浦安サイクリングマップが飾られている。
サイクリングをするなら目的地が必要。
どこに行こうかな?
そういう疑問にも的確に答えてくれる。
もちろん、ポケット版もあり。
今後の更新も検討しているとのこと。
次はweb版ができればいいなぁと期待♪
↑小冊子あり
街の自転車屋さん「believe」の自転車ラインアップ
自転車屋さんだから、ラインアップ紹介も忘れずにしておきたい笑
基本は折りたたみ自転車。
ロードバイクは展示されていないけど、ブランドによっては入荷可能。
BROMPTON
お店の主力。
何種類ものBROMPTONが試乗車として用意されているので、購入前によく確認することができる。
↑プレミアブロンプトンストア
Tyrell
香川県のブランド。
格好いい&速い折りたたみ自転車製作を目指しているブランドで応援している。
ESR Pursuer
ESR Pursuerは非常にコストパフォーマンスの高い折りたたみ自転車。
ディスクブレーキ搭載で、ケーブルもフレーム内で配線と凝った作りになっている。
Seraph
クロスバイクタイプの電動アシスト式自転車。
折りたたみ自転車ではないよ。
街の自転車屋さん「believe」本当の魅力
なによりも素晴らしいのが自転車を購入するのがゴールではなくて、スタートと考えているところ。
千葉県浦安市は土地も平坦で自転車向きの街である。
山越店長の取り組みを見ていると、自転車で走り回って街の魅力を知って欲しいという思いが伝わってくる。
その一つが、地元商店とタイアップして立ち上げた『URAYASU Stamplore』。
StamploreとはStampとexploreを掛け合わせた造語である。
加盟店を周り、御朱印帳(URAYASU Stamplore Book)にサインをもらって集めていく。
たくさんのサインを集めると記念品がもらえるという浦安をサイクリングしたくなる企画だ!
今後の取り組みから目が離せない。
まとめ
自転車屋さんなら全員がしっかりと整備できるわけではない。
プロフェッショナルな仕事をする山越店長。
コーヒーを入れるのは誰が淹れても同じではない。
こだわりのコーヒーをさらっと淹れるメグさん。
この2人が取り組むリニューアルした街の自転車屋さん「believe」は、東京ディズニーリゾートの次に訪れるべき新しい浦安の観光地だろう。
街の自転車屋さん「believe」情報
〒279–0004 千葉県浦安市猫実4丁目21–13
公式サイト→こちら
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。バージョン3も楽しみだ♪
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