「自転車通勤で、雨の日どうするの?」
という悩みがありませんか。
雨の中、自転車通勤をするにはどのようなことを考慮すればよいのでしょうか。
雨予報がでているときの対応、
小雨ならどうすればよいか、
雨が降った後、
そして
スコールのような突然の雨など、
それぞれの対応について考えてみました。
大前提:雨の日に自転車通勤はやめましょう
「自転車通勤をしていると、雨に降られることってありますよね。」
「ありますね。」
「雨に降られたらどうしているのですか?」
「そもそも乗りませんね。雨サイクリングは危険、濡れる、自転車もメンテナンスが必要となるなど良いことがありません。」
「それでも、乗りたい場合はどうしましょうか。」
「うーーーん。」
雨予報がでている場合
「たとえば、雨予報がのときはどうしていますか。午前中は晴れだけど、午後から雨のようなパターンです。」
「ズバリ、折りたたみ自転車を利用します。」
「なぜですか?」
「行きと帰りを違う交通手段にするためです。天気の良い往路は自転車通勤。職場で折りたたんで、室内保管をさせてもらっています。」
「帰りは?」
「天気予報外れで、雨が降らないなら、帰りもラッキー!と自転車通勤。予報通り、雨だったら、輪行するか、自転車を置いて電車で帰宅しています。」
「どうしても、自転車を濡らしたくないんですね。」
「そういうことです。」
小雨が降っている場合
「パラパラと小雨が降っているようなときはどのような注意をすればよいですか?」
「あまり薦められないけれど、どうしても乗る必要があるならという前提で3つのポイントを紹介しますね。」
「はい。」
ポイント1: 傘をささない
「1つ目は傘をささないことかなと。」
「傘をささないと濡れてしまいますが。」
「傘をさすと片手運転になってしまい、道路交通法上もよろしくないです。ブレーキも片手になってしまうので、危険が増してしまいます。」
「傘を固定すればよいのですか。」
「それでも、視界が狭まってしまうし、風に煽られやすくなるので、危険行為とされています。傘はNG。」
「それでは、濡れるのを我慢するしかないと。」
「傘の代わりにレインウェアを装備すると全然違うと思います。GORE-TEX対応じゃなくても、防水仕様のレインウェアを着用すればずいぶんと違うでしょう。」
「ユニクロやワークマンにもありそうですね。」
「その通りです。そして、念のために着替えを用意しておけば、安心だと思います。」
ポイント2: ライトをつける
「2つ目のポイントはライトをつけることを薦めたいです。」
「昼間でもライトですか?」
「その通り。やはり、雨の日は視界が悪くなってしまう。ドライバーから発見してもらうためにも、前後ライトをチカチカと点滅させておきたいなぁと思います。」
「安全のためですね。他にも安全面で考慮することはありますか。」
「スピードを落としましょう。特にリムブレーキ自転車の場合、ブレーキ性能が落ちてしまいます。スピードを出すと、止まれないです。」
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ポイント3: 泥除けを装着
「1,2とそれぞれ安全に関する話でした。3番目も安全関連ですか?」
「いえ、違います。3番目のポイントは泥除け装着です。」
「え?泥除けはついているのが普通ですよね。」
「いいえ。ロードバイク、クロスバイクなどスポーツバイクには泥除けがついていないことが多いです。だから、オプションであっても泥除けをしっかりつけてください。」
「どうしてですか。」
「泥除けあるなしで、地面から水が跳ねてくる量が全然ちがいます。降水量0mmの小雨だったら、泥除けを装着することで、汚れを防ぐことができます。」
「泥除けがないと?」
「自転車が汚れるだけでなく、サイクリストの背中も汚れてしまいます。」
「それは、イヤですね。泥除けつけたいと思います。」
「雨サイクリング後の掃除が軽減されますよ。」
雨が降った後で路面が濡れている場合
「雨サイクリングの大変さが少しずつわかってきました。でも、雨後なら問題ないですよね。」
「そんなことはありませんよ。」
「大きな影響になりますか?」
「なりますよ。路面が濡れているときにブレーキ制動力が落ちるのは同じです。」
「では、滑りやすいということですか。」
「はい。どのくらい濡れているかにもよりますが、路面が濡れていると走行中にホイールも濡れてきます。結果的に、リムブレーキも濡れてしまい、制動力に大きな影響を及ぼすことになりますね。」
突然に雨が降ってきた場合
「お話を聞いていると、雨の自転車通勤は薦められないというのがジワリジワリと伝わってきます。」
「危ないですし、掃除が大変ですからね。」
「では、突然の雨が降ってきたときはどうしましょうか。」
「いい質問ですね。確かに予想していない雨に合ってしまうことは年に何回かあります。」
「ですよね。そのときは、どのように対応しているのでしょうか。」
「これまで述べてきたように、安全運転を心がけます。ハンドルとブレーキをいつでもかけられるようにしておく。急ブレーキはスリップするので、そもそもそういうスピードを出さない。ライトを点灯する。などなど、安全に気を配ります。さらに…..、」
「さらに?」
「雨宿りをします。予想もしていなかった雨として、夏場のスコール(ゲリラ豪雨)が多いです。これはちょっと待てば止むことが多いので、スマホで雨雲予想を確認して、雨宿りします。」
「なかなか止まなそうなときはどうしましょうか。」
「近くの駅までいき、地下駐輪場に置いていきます。」
まとめ:雨の日に自転車通勤
- そもそも雨の日は自転車通勤をしないのが理想
- 雨予報が出ているときは折りたたみ自転車を活用
- 走行中は傘をささずにハンドルをしっかり、ライトと泥除けをつける
- 雨後で路面が濡れているときもスリップ注意
- 雨宿りも選択肢に加えたい
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。雨の日は危ないです。最新の注意をはらってくださいね。昼までもライトをつけましょう。
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