【試乗レビュー】DAHON Horize Discは驚きの安定性だった!

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折りたたみ自転車の代名詞ともいえるDAHON。

数多くのモデルがあるけれど、その中で異色のモデルがDAHON Horize Disc。

異色すぎて、今まで敬遠していたのが正直なところ。

しかし、ものは試しと今回試乗してみて思ったのは

 

いままで偏見でいっぱいでした、申し訳ありません!

 

というもの。DAHON Horize Discってどんな自転車なのかというレポート開始!

 

【2024年10月31日】

2024年モデルの一部はリコール対象品となっています。お持ちの場合、公式サイトより該当製品かどうかをご確認ください。

>>> 公式サイトのアナウンスはこちら

国民生活センターでも発表されています。

>>> 国民生活センターの記事はこちら

 

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DAHON Horizeに対しての偏見

ずっとDAHON Horizeに対して、偏見をもっていました。

初登場は2014年。

デビュー当時より、デザインが他のDAHONとは随分違うモデルです。

さらに年を重ねるごとにマウンテンバイクのようになっていく。

折りたたみ自転車でマウンテンバイクぽいというのが、ちょっと違うよなぁーと思っていた。

 

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DAHON Horizeってどう言う意味?

I tried dahon horize disc 3

DAHONは折りたたみ自転車の有名ブランド。アメリカ発。

ただし、最近はほとんどがMade in China。

 

HorizeはおそらくHorizon(地平線)をもじっていると思います。

フレームが地面に対して水平なので、この名前になったのでしょう。

 

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↑地面と水平なフレーム

 

DAHON Horizeの歴史

DAHON Horizeの歴代モデルを見てみましょう。

2014年

初登場。Vブレーキでフロントハブも74mm。フレームが地面と水平だからHorizonをもじってHorizeと名付けられる。

 

2015年

フロント100mm、リア135mmのマウンテンバイク仕様になる。ディスクブレーキもオプションで搭載可能になりました。

 

2016年

フロントDの台座がフレームに追加されました。ますますカスタマイズをする楽しみを訴えかけられているような仕様です。

 

2017年

太いタイヤが採用。

 

2018年

シフターがグリップ式からRapid Fireに変わりました。

また、ディスクブレーキを標準搭載している限定モデルHorize Discが初登場。Horize Discはハンドルポストが360mm→330mmと変更。より前傾姿勢が取れるようになりました。

 

2019年

Horize Discのみになりました。

 

2020年

色変更のみ。

 

2021年

1,000円値上げで、93,000円+税。あとは色変更のみと思われる。

だったけど、2021年4月から値上げで108,900円。

 

2022年

新型コロナウイルスの影響で、2021年モデルと同じ。

税込109,780円とまたしても値上げ。

2022年2月10日より、税込113,080円。

なお、ドレスブラックはなくなりました。

 

2024年

フレームカラーに特徴がある限定モデルが追加されています。(公式サイト

また、通常モデルにおいてもシマノ製パーツとマイクロシフト製パーツと2種類の構成があります。シマノ製を選ぶと6,600円高くなります。

↑カーキ(楽天市場でみてみる

 

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【2024年10月31日】

2024年モデルの一部はリコール対象品となっています。お持ちの場合、公式サイトより該当製品かどうかをご確認ください。

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国民生活センターでも発表されています。

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DAHON Horize Discの仕様

歴史を見ても分かる通り、年々改良を加えてやっと今の形になりました。

他のDAHONとは一線を画しているのが特徴です。

主だった仕様で特徴的なのは次の通り。

 

ディスクブレーキ搭載

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2021年現在では、ディスクブレーキが利用されているDAHONといえば、このモデルだけ。

もともとはオプション対応だったのが、標準装備になりました。

ディスクブレーキ搭載をすることで、メカメカしさもアップするので、そういうのが好きな人におすすめです。

もちろん、ブレーキ性能もしっかりと向上しています。

なお、標準装備は油圧式ではなく、機械式のディスクブレーキ。

ブレーキタッチにも拘りたいなら、油圧色に変更したいところ。

 

フロントハブ100mm、リア135mm

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DAHONは一般的にフロントハブの長さが74mmでリアは130mmということが多い。

100mmと135mmにすることで、上記のディスクブレーキ搭載が可能になりました。

 

極太タイヤ

大きな特徴が太いタイヤを利用しているということ。

タイヤが太ければ、重くなってしまいますが、地面からの衝撃を和らげることができます。

迫力もたっぷり。

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↑幅50mm、こんな太いタイヤの折りたたみ自転車はめったにない。

 

フロントディレーラーも使える?

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↑さらにフロントディレーラー搭載をすることもオプションで可能。ますますメカメカしさをアップ!?

 

DAHON Horize Discの折りたたみ方

折りたたみ方法は他のDAHONと同じ方法です。

公式サイトではDFS Technologyと呼んでいますが、世間では、『DAHONの折りたたみ方法』で通っている方法w

つまり

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↑シートポストを下げる

 

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↑ハンドルポストを折る

 

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↑フレームをパキッと折る

 

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↑折りたたみ完成

 

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↑折りたたみサイズは85cm x 68cm x 43cm

 

他のDAHONと比べると、折りたたみサイズがちょっと大きいです。タイヤが大きく迫力があるので、そのように感じるし、実際に大きいです。DAHON Mu D9との比較は次の通り。

  • DAHON Horize Disc 85cm x 68cm x 43cm
  • DAHON Mu D9 78cm x 66cm x 35cm
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電車で輪行をするとなると、けっこう場所をとるので、周囲に気を使う必要があります。

 

DAHON Horize Discの走行性能

DAHON Horize Discに乗って安定感に驚く

まあ、偏見たっぷりで試乗しました。

太いタイヤを搭載してディスクブレーキを搭載しているからといって、マウンテンバイクにはなれません。

折りたたみ自転車に利用するにはバランスが悪いと信じていたし、「やっぱりアンバランス!」みたいなレポートを書く予定でしたが……。

乗ってみて……。

え………。

え……。

え…。

なんだこの乗り味はーーーーーーーーーー!

滑らか!

予想だにしていなかった安定した走り。

地面からの衝撃はすべて太いタイヤが吸収しているようだ。多少の凸凹は感じません。

また、小径車に乗る時は路面状況に注意を払い続ける必要があります。

タイヤ径が小さいから凸凹した段差でハンドルを取られてしまいやすいです。

しかし、DAHON Horize Discの場合はタイヤが太いので、少々の段差は気にしないで進むことができます。

この安定味がDAHON Horize Discのウリといえるでしょう。

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↑メインコンポはALTUS

 

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↑ギア比もワイドでマウンテンバイクぽい

 

DAHON Horize Discのディスクブレーキいるのかな?

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もう一つの特徴であるディスクブレーキ。

確かにしっかりとブレーキが効いています。

試乗中に一度も不安を覚えることはありませんでした。

 

ただ、ディスクブレーキにすることで重量増は避けられません。

輪行するときは、ちょっと大変かもしれません。

 

もっともディスクブレーキの魅力は雨の日でもしっかりと効くというもの。

Vブレーキでは制動力が落ちるし、リムが真っ黒に汚れるのは事実。

試乗した当日は晴天に恵まれていたので、雨天でのディスクブレーキ性能は試せていません。

 

カチン!ってなんの音?

想像以上の乗り心地に驚きながら、駐輪して写真撮影を終えて、また走り出そうとしたときだった。

キックスタンドを蹴り上げると、

 

カチン!

 

という音。

何?最初は気がつかなかったが、どうやら、後輪ディスクブレーキとキックスタンドが触れているようでした。

もちろん走行中は触れていません。

ただ、キックスタンドを蹴り上げるときの反動で一瞬ディスクブレーキに当たっている様子。

キックスタンドの取り付け角度には注意が必要そう。

 

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↑ぎりぎりセーフ

 

DAHON Horize こんな人におすすめ!

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やはり、折りたたみ自転車とは思えない安定味は魅力的。

街中でガンガン乗り回したい。

少々路面が悪い地域に住んでいるなら大活躍しそうです。

ディスクブレーキは雨中で試すことはできませんでしたがが、きっとしっかりと性能を発揮するはず。

どうしても雨でも乗ることが強いられる人には安全のために良いかと思います。

ただ、雨利用を前提とすると、フレームその他のメンテナンスは大変そうです。

 

マウンテンバイクぽいパーツが取り付けられているものの、マウンテンバイクではありませんので、トレッキングで利用することはムリでしょう。

砂利道(グラベル)もあんまりおすすめはしないかな。

乗り味が良い折りたたみ自転車と考えるといいでしょう。

 

折りたたんだ状態でも結構なサイズがありますので、電車輪行メインなら、もっとコンパクトなモデルがよいと思います。

車で輪行をして、ちょっと路面状況が悪いところでも快適に走行する。

太いタイヤを活かした利用を考えたいです。

 

やってみたいDAHON Horize Discカスタム

ここまで、ノーマルで乗り心地が良いならば、さらにそれを追求したいところ。

タイヤ太いままで軽量化

標準タイヤは500gくらいの重量級。軽量化が可能だと思います。

↑TIOGA Power Block、BMX用だけど、380gと軽量

 

油圧式ブレーキ

油圧式ブレーキにすることで、ブレーキフィーリングが向上するはず。

↑BL-M6100 デオーレ

 

まとめ

偏見で評価が低かったのは事実。しかし、何事も食わず嫌いはよくないと感じました。太いタイヤのもたらす安定味、なかなか良いです。

 

最後に

今回も橋輪さんに協力をいただきました。いつもありがとうございます。

 

 

今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。買うときの最終決断は色で決めるのをお勧めしている。スティールグレーが自分好み♪

 

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