輪行それは、自転車の可能性を広げるテクニック。自転車を指定の袋に入れることで、他の交通機関を利用することができる。そうすることで、自宅以外からの場所からサイクリングを始めたり、ゴールしたところから自転車を荷物として持ち歩き、戻ってくることができる。 しかし、輪行ルールは複雑になっている。
まとめてみるしかないっしょ!?
電車
輪行といえば電車である。海外では自転車をそのまま車内に持ち込みができる国もあるけれど、日本ではNG。
一部の観光電車では可能な車両もあるけれどね。
JRの規定では
- 3辺合計250cm以内
- 袋に収納されている
- 30kg以内(まあそんな重い自転車は電動アシストくらいだけれどねw)
という条件を満たす必要がある。また、先頭または最後尾の車両を利用することが望ましい。
新幹線
新幹線を利用しての輪行が注目を集めている。というのも2020年5月ごろから予約制となるという報道がされている。報道によると
- 事前予約で座席最後尾のスペースを確保
- 事前予約しない場合は1,000円かかる
- 事前予約が優先
2023年からは専用収納スペースを設けたい - JR東海、JR西日本、JR九州のみ適応
東京オリンピックを想定して、大きい荷物をもっている人を対象としていると思われるが、輪行している人にも影響がありそう。この報道通りに解釈をすれば、
- 東北新幹線は関係ない
- 帰り輪行が予約となりサイクリング計画を綿密にしないとアウト
- ルールを知らないで置いている人とのトラブル必至
という影響が考えられる。
バス
基本的には輪行できない。収納スペースがあれば、運転手の判断でOKとなる場合もある。また、折りたたみ自転車なら追加料金でOKということもあるようだ。
例:房総なのはな号
飛行機
国内線も国際線もOKである。ただし、自転車に傷がつく可能性がある。特に海外では荷物を投げることもあるので、壊れても良い覚悟が必要だ。
私は5往復ほどしたけれど、国際線でケースに穴が開いたことがあった。
国内線でも「壊れても責任とらないよ」みたいな書類にサインが求められたと記憶している。
それでも、飛行機輪行は魅力的だ。まったく未知の地へ行くことができるのだ!
なお、折りたたみ自転車なら、少し分解すればスーツケースに入れることも可能。スーツケースに入れば、海外輪行も安全度が増すと思われる。
市バス
黙認されるけれど、そもそも大きな荷物をバスに積むのは結構大変。
車
自家用車で輪行する人はとても多いと思う。イベント会場まで車で行き、サイクリングスタート&ゴールしている人をよく見かける。6 wheelsと言って、ちょっとしたブームであるようだ。
自家用車なので、好き放題というメリットがある一方で、駐車場確保、疲れていても帰り道運転というデメリットがある。
船
各船舶による。東京湾一周をするときに必ず輪行するフェリーは乗組員が手馴れたもので、パパッと預かってくれる。追加料金がかかる場合もあるようだ
その他
場所が変わればルールが変わる。地方はそれぞれルールがあるし、海外はもっと違う。
↑折りたたみ自転車ならOK@シンガポール
↑MTBもOK@オーストラリア
事前に確認をして輪行をしたい。現地で拒否されると辛いが、輪行することで、サイクリングの可能性が広がるのも事実である。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。 まずは、輪行バッグを購入しましょう。話はそれからだ!
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