【試乗レビュー】BROMPTON S2L-X(チタンモデルのブロンプトン)は最強の折りたたみ自転車か!?

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BROMPTONは不思議な自転車。自転車を買うことをゴールとしないで、そこからスタート。今度はこの自転車をもってどこにサイクリング に行こうかな?とワクワクさせてくれる自転車である。

先日、千葉県浦安市を1周したのだが、そのときに利用したのがBROMPTONのチタンモデル!

クロモリ製のBROMPTONには以前、試乗してその驚くべき安定味に感服したのだ。今回はそれよりも高価なBROMPTONのチタンモデルに試乗した。

クロモリとチタンでどの程度違うのだろうか。

【試乗レビュー】折りたたみ自転車の代名詞「BROMPTON(ブロンプトン)」で30km走ってみた感想「これは買うしかないでしょ!?」
BROMPTONなんて「最高で6速とかwww どうせスピード乗らないし」「専用パーツが多すぎて不便」「クロモリ製のフレーム!???はぁ、いくらコンパクトでも重いでしょ。11.4kgありえん。」「なによりも高すぎる!」と思っていましたが、試乗会でびっくりした話です

 

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BROMPTON S2L-Xとは?持った瞬間に「え!?」

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BROMPTONは型番で基本的なスペックがわかるようになっている。型番の読み方の解説記事をある。

S=Sタイプのハンドル(フラットバー)(他にM,H,Pがある)

2=2段変速(他に1,3,6がある)

L=リアキャリアなし(Rだとキャリア搭載)

X=チタン

つまり、最も軽いスポーティーなハンドル。ギアは最小。キャリアは付いていないので軽量化。となっているモデルだ!

このモデルを手にした瞬間に衝撃が走る。

 

「え?BROMPTONってこんなに軽いの?うそでしょ?」

 

という感じ。

『BROMPTON=重い』という先入観がある。だから、フレームがチタンでパーツを工夫をするとこれだけ軽くなるとは驚きだった。

後から確認すると重量は10.2kgとのことだった。

註:実際の走行時は輪行バッグを搭載したりライトをつけるので、重量増。最終的には11kgくらいになると思われる。

 

もし輪行するならば、絶対に違いを生む重さの違い。最初の一台がBROMPTONならばクロモリフレームでも十分良いと思うが、ロードバイクに乗っていたりして軽さの重要性を感じている人には、ぜひチタンモデルをおすすめしたい。

 

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BROMPTON S2L-Xの走行性能

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軽くてもBROMPTONだと不思議とスピードを出す気にならないのはなぜだろう?どっしりとした安定味、そして乗車姿勢がまったり気分にさせるのだろう。

もちろんペダルを踏めば30km/hくらいは出せそうだが、そういうことをする気分にはならない自転車。

走行中に変速もほとんどしなかった。2速だと

  • 重いギアをグッと踏んで走る?
  • 軽いギアをクルクル回す?

の2択しかない。走行条件に応じて適切なギア比ウンヌンカンヌン……。というのは馬鹿らしい。

 

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↑2速だけれど、正直なところ、1速でも良いと思う。

 

なお、チタンモデルによる軽さは加速性能に影響を与えているはずだが、そんなに劇的な違いには感じなかった。これは自分が、小径車にたくさん乗っているから!?

理屈では、軽い&ホイール径が小さい&タイヤが細いということは加速性能が増す。

 

BROMPTON S2L-Xの折りたたみ、やはりコンパクト!

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BROMPTONの折りたたみは芸術的だという人がいるけれど、確かに!よく考えられた折りたたみ方法で、実にコンパクトになる。

折りたたんで飾っておいてもよいくらいに美しいフォルム。

クロモリフレームと折りたたみ方は同じだが、見直しておく。

 

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↑レバーを引いてバックフレームのロックを解除する

 

実はこのレバーを引く作業が面倒くさい。腰をかがめなければいけないのが、実に億劫。よって停車をするときは立て掛ける場所を探す方が楽であると感じた。

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↑後輪を折りたたんだ状態(駐輪状態)

 

BROMPTONユーザーになれば、気軽にヒョイとできるのかな?

レバーがハンドルについているTyrell IVEの方が楽に折りたためる。

 

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↑フレームを折る

折るときはN字に折る感じ。

 

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↑折ったときにフォークを引っ掛けて固定

 

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↑さらにハンドルポストを折りたたむ

このハンドルポストがいい塩梅に湾曲していて、ぴったりに畳める。よく工夫されていると感じる

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↑シートポストを下げる

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↑終了

 

BROMPTON S2L-Xのフレームについて

型番にXが付いているのは先に述べた通りチタンモデル。しかし全てのパーツがチタンなのではない。簡単にいうと、フォークとバックフレームがチタン。写真でみると、緑色の箇所はクロモリとなる。

全部がチタンでなくても、軽量化に大きく貢献しているといえる。

25km走り終えてもあまり疲労感を覚えないのはフレーム性能によるところが大きいのだろう。同じ距離をDAHON Curve D7で走ったらヘトヘトになると思われる。

さらに材質の違いは重量にも影響を与えている。クロモリとチタンでは700gの差がある。BROMPTONの大きな弱点は重量なので、この700gは大きい。

もっとも価格も違うのだけれど……。

 

BROMPTON S2L-Xのここが気に入った!

走行時の安定感やコンパクトさはすでに述べたので、それ以外で「さすが!」と思った点をあげてみる。

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塗装がしっかりと行われている。蛍光グリーンといえる色だが、度きつい色でもなく品のある明るさといえる。それでいて、しっかりと明るく主張しているのだ!

この他にも様々な色を選べるようで、実に楽しい。何色がいいかなぁ?と選べるのが所有欲を掻き立てる!

 

細かいところにもロゴ

細かいのだが、「え?ここにも!?」という感じにロゴが印字されている。こういう手間暇がコストに跳ね返ってくるのだが、それでもニヤリとする満足感を提供している。

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↑ブレーキにロゴ

 

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↑ハブにロゴ

 

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↑ペダルにロゴ、そこまでやるか!

 

ベル

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主張しないひっそりとしているベル。それでいて、鳴らすときはしっかりと音がする。多くのベルはハンドルについているが、このベルはブレーキと一体になっている。

ハンドル周りをスッキリさせるためかな?ベルひとつでも、ただ搭載するのではなくて、工夫されている感じがする。

 

さいごに

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BROMPTONは重さを除けば、安定した走り心地で、コンパクトな折りたたみサイズと素晴らしいことが多い。チタンモデルはその重さという弱点を打ち消す軽さである。さらにカスタマイズを進めると、もっと軽い最強の折りたたみ自転車となるだろう。

この走行感などは文字では伝え切れていないかもしれない。ぜひ、一度試乗してみてほしい。高い買い物である。納得した上で、しっかりとしたお店で購入したいところ。

 

今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。とても軽いBROMPTONのチタンモデルですが、購入すると財布も軽量化できそうです(^_^;)

 

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