先日、苦労しながらもなんとかTyrell FXにフロントディレーラーを搭載した。
普段は平坦ばかりを走っているが、せっかくフロントディレーラーをつけたのだから、ヒルクライムで試してみたくなるのが人情というもの。
弱虫ペダルの鳴子章吉だって、スプリンターだと思っていたら山道もいける力を持っていた!
私だって、ヒルクライムいけるよね!?
今回選んだのは千葉県の鹿野山(かのうざん)。折りたたみ自転車Tyrell FXにフロントディレーラーを搭載したらどんな感じかをレポートするにはちょうどいいでしょ!?
千葉県、鹿野山とは?
鹿野山とは千葉県内では2番目に標高が高い。2番といっても1番大きい鋸山はサイクリングで登ることはできないので、実質は1番といってもよいかもしれない。
場所は、房総半島に位置している。マザー牧場も近くにあるよ♪といえば、位置関係がわかりやすいかも。
↑鹿野山の位置
ルートはいくつかあるけれど、今回は君津駅方面からの看板指示にしたがい、県道163号を登るルートを選択した。
地元の人に伺うと、「あ〜〜〜、山道ね」と言われた。(山道以外にあるのか?)
出発の準備
山道といっても平坦時とあまり変わらない装備を選択した。主な装備は次の通り。
- ウインドブレーカー(温度変化対策)
- 水(当たり前)
- コーヒー(山頂で飲むため)
- iPhone SE(ナビ代わり)
- モバイルバッテリー(最近はAnker PowerCore Fusion 5000を愛用中)
- RICOH GR II(記録は大事でしょ!?)
- Victure AC600(アクションカメラ、いつもはドライブレコーダーだけれど、今日は撮影も)
- Volt 800(フロントライト)
- Volt 400(予備)
ヒルクライムを始める前には補給をしっかりしたい。今回は寄り道をしなかったが、ローソン君津宮下1丁目店が坂になる手前にあることを記しておく。
↑ローソン君津宮下1丁目店
また、次のサイトを参考にした。
『サイクルガジェット』中山さん。
『Pちゃんサイクル』Pちゃんさん。
みなさん有益な情報をありがとうございます!
ヒルクライム開始、肝心のフロントディレーラーFD-R8000の性能はいかに?
ヒルクライム開始
いよいよヒルクライム開始。前日の雨が残っていて、路面は少し濡れていた。しかし、それが問題になるほどの状況とも思えず。
道は車もほとんど通らず。人も通らず。サイクリストも通らず……。つまり、自分だけが一人いる状況。
↑ここで立ち止まって叫んでも誰も聞いていないだろう
「ま、千葉県の山なんて大したことないでしょ!?フロントディレーラーテストにはもってこい!」なんてナメていた自分がいたことを正直に白状しなければならない。
「変速性能を試す。」と言いたいところだが、そんな余裕なし。インナーに入れっぱなしです(^_^;)
しかし、この心の余裕はなんだろう。インナー(34T)のおかげで、リアはローにすることもなく2枚くらい残した状態でクルクルと回せる。本当にきつければ、いつでも変速できるというのはとても心穏やかだ!
レースをしているわけではないので、景色を堪能しながら(足をつきながら)登っていった。
ゼーハーゼーハーと登っているときは「馬鹿らしい!もうやめたい!」と思うのに、頂上につくと謎の達成感があるw ヒルクライム好きがいるのも本当にちょっとだけ理解できる。
↑九十九谷公園からの景色は一見の価値あり!
ダウンヒル開始
ダウンヒルといっても降ったと思ったら、登りになる。このアップダウンにおいて、フロントディレーラーは大活躍。
いままでならフロントの変速は手動で行っていた。つまり、ギアを変えたいときは、立ち止まって手動変速をする必要がある。しかし、ディレーラーがあれば、走りながら変速が可能(まぁ、当たり前ですが)
変速の度に「ちゃんと変わるかな〜」と心配で、目をフロントディレーラーに向けてしまうが、大きな問題もなく変速される。
FD-R8000の性能の高さには正直驚いている。
まとめ
ヒルクライム楽しいという境地にはまだ至らない
フロントディレーラーの性能は想像以上に良いものだった
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。次の日は筋肉痛でした涙
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