ミニベロなのに走行性能は結構高いTyrell。その素晴らしい走りの要因はいくつかあると思われるが、ホイール性能にあると思われる。
問題はTyrellホイールの種類はいくつかあってちょっと混乱するということ。モデルナンバーが大きければ、性能が上がるというわけでもない。よって、ここで整理しておこうと思う。
Tyrellホイールラインアップ
Tyrellホイール、20インチ(406)のラインアップは次の通り。
- AM-5
- AM-7
- AM-3
- AF-1
- AM-9
- AM-10
- AM-10 Plus
- AM-6
それぞれを以下にまとめておく。
なお、20インチ(451)はAM-9 Plusというのが別に存在するが、AM-10、AM-10 Plus、AM-6は20インチ(406)のみ。
Tyrell ホイール AM-5
Tyrell最初のミニベロに搭載されていたホイール。スポークの貼り方が独特である。
フロント498g、リア685g。けっこう爆音のハブだったと記憶している。
10年前のモデルなので、現在は新品入手は不可能と思われる。ヤフオクなどで古いモデルの完成車についているだろう。
Tyrell ホイール AM-7
AM-7の上位軽量モデルとして発売されていた。
スポークは、フロント16本、リア24本と数を減らし、軽量のリムを使用。その結果、フロント410g、リア600gという軽さを実現している。
実は、Tyrell史上では最も軽量なホイールで、色もブラックのみ。2010年ごろは最高級のホイールだった。
Tyrell ホイール AM-3
おそらく最も流出しているTyrellホイール。Tyrell FXに採用されているホイールで、今でもラインアップに残っている。
フロント470g、リア650g。
初期の頃は11速に対応していないので、パーツ交換が必要。また、ハブの仕様が途中で変更したりもしているので、単体で購入するときは注意が必要だ。
色はシルバーが基本だが、限定で他の色もいくつかある。
Tyrell ホイール AF-1
Tyrell唯一のカーボンホイール。値段も100,000円くらいした高嶺の花(クレイジー価格)。ミニベロでカーボンホイールってほとんど見栄え勝負だと思う(^_^;)
フロント506g、リア654g。
Tyrell ホイール AM-9
高級モデル。全体的に高級が増している。タイヤをはめにくいので、出先で何度も苦労した。
フロント499g、リア654g。
Tyrell ホイール AM-10
AM-9のさらに上位モデルとして発売されたが、すぐに生産中止となってしまった。
フロント487g、リア686g。
Tyrell ホイール AM-10 Plus
名前の通り、AM-10の走行性能をさらに向上させたモデル。AM-10と比べて、ワイドリム化(+1mm)&リムハイトアップ(+3mm)によって、エアロ効果とリム剛性が大幅にアップしているとのこと。
2016年秋に発表されたTyrell FX Spl3に搭載されて、その後はオプション販売されていた。
フロント543g、リア739g。
上位モデルなのに、重量増となっている。一般的にホイールは軽いほうが性能が高いと思われるが、どうなんだろう?
Tyrell ホイール AM-6
数字が減ってしまったが、実は最新のホイール!2018年のTyrell FX限定モデルのシャドウブラックに搭載されている漆黒のホイール。
まだ、実物をみたことないけれど、劇的な違いがあるのかな〜、と興味津々だ。
フロント525g、リア654g
まとめ
ここまで列挙したものをアルファベット&数字順に並べ方の次の表。
ホイール名 | フロントホイール | リアホイール | 備考 |
---|---|---|---|
Tyrell AM-3 | 470g | 650g | ロングセラー、複数バージョンあり |
Tyrell AM-5 | 498g | 685g | 第1号 |
Tyrell AM-6 | 525 | 654 | 実は最新モデル |
Tyrell AM-7 | 410g | 600g | 最軽量モデル |
Tyrell AM-9 | 499g | 654g | |
Tyrell AM-10 | 487g | 686g | すぐに後継モデルがでた |
Tyrell AM-10 Plus | 543g | 739g | なぜ重い? |
Tyrell AF-1 | 506g | 654g | カーボン |
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。なぜ重いのか?Tyrell AM-10 Plus。その謎を解くために?購入してみたw
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