自転車ヘルメットは3年で寿命らしい。
3年経つと、ヘルメット内の発泡スチロールが痛むので、交換したほうがよい…..らしい。
ヘルメット寿命が3年って本当か?
みなさんも「3年で寿命とかって本当かよ!?」と疑問に思ったことがあるはず。
「3年で買い替えて需要を喚起したいだけ?」と穿ってしまう。
そこで、今回は3年以上が経過したヘルメットを切り刻んで、そのヘタリ具合を確認してみた!
↑バラバラにした!
愛用してきたOGKのヘルメットは3年が寿命???
これまでOGKのヘルメットを利用してきた。ざっくり言うと、
走行距離=15,000kmくらい
そのうち日中=10,000kmくらい
夜=5,000kmくらい
雨=100km以下だと思う。濡れたことはほとんどない。
事故でぶつけたことはないが、地面に落としたことは何度かあると思う。
まあ、特殊な利用をしていたわけではない。
OGKヘルメットは、日本人の頭にもフィットするというのがウリとなっている。
確かに頭の大きな私にもぴったりとフィットする。ただし
- OGKはみんなが持っている
- あんまり好みじゃないw
という悩みがあった。そして、OGKのwebサイトには次のような記述がある。
Kabutoでは、ヘルメットの耐久性を考慮し、ヘルメットのご使用開始から「3年」をめやすに買い換えをお薦めしています。
きっと、このブログを読んでいる多くの人が思っているはずだ。
「3年?それは短い、商業的に新しいのを買わせるつもりなのでは???怪しい」
このセリフをお店でいえば
「お客様自身のご判断ですが、安全のためには交換をお勧めします」
というような返答がなされるだろう。安全という切り札をだされてしまい、ヘルメットを買い換えている人も多数いるはず。
3年以上経過するとどうなるのか?
↑OGKヘルメット
OGKヘルメットをバラす!
ヘルメットといっても発泡スチロールを格好良く加工して、プラスチックでコーティングしているだけだ。
カッターでザクザクと切る。
↑外科手術!?単にカッターを入れているだけですw
↑10分ほどでバラバラになりました。
早速、切断をした断面図を写真撮影した!
↑切断面はこんな感じ
↑切断面はこんな感じ、その2
写真を見てもわかるが、普通の発泡スチロール。
とくに傷んでいる様子はない。
すくなくともOGKのサイトで言われているような発泡スチロールの凹みはなかった。
まだ使えるじゃんネーーー!!!3年でアウトなんて買い換え需要狙っているだけじゃないかと強く思ってしまう!!!
しかし、さらに細かく状態を確認すると、傷んでいる箇所もみつかった。
↑この部分、ストラップ挿入部分
↑ストラップを外すと、黒く腐っている。水が侵入したのかな!?
ヘルメット全般では質を保っているものの、水が侵入している箇所があり、そこが腐っている。
汗が原因かもしれない。
汗ばんだ頭とダメージを受けた頭、どちらが良いか?
今回切り刻んでみたところ、一部が腐食しているだけだった。
それも内側が本当にわずかだけ。
これが原因でヘルメット品質が低下しているかどうかはわからない。
それでも、「3年使っていたんだ」とも言える。
3年でダメになるかどうかはさておき、腐食があったのは事実。
3年で気分転換も兼ねて、ヘルメットを交換してもよいかなぁ〜と思う。
「ヘルメットがあって助かった〜」という状況には出会ったことがないし、出会いたくもない。
だからヘルメット効果があるかどうかは謎だが、きっと万一の時には頼りになると信じている。
まあ、ヘルメットをしていると汗ばむのも事実。しかし、
「汗ばんだ頭とダメージを受けた頭、どちらが良いか?」
答えは言うまでもないだろう。
気分一新を含めて、新しくしても良い♪
まとめ
どこかメーカーに騙されて購入させられている気もするが、安心料&気分転換として3年くらいで交換していこう!
↑ヘルメットには製造年が記されている。写真は2011年モデル
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