折りたたみ自転車Tyrell FXでいく富士山ヒルクライム。
多くの人に声援をいただき、たどり着いたゴール。かかった時間は約3時間30分だった(^_^;) 劇的に遅い。
富士ヒルクライムレースに出場するような人には全く参考にならないが、私のように折りたたみ自転車で富士山に初挑戦しようというクレイジーな人の参考になればと考えて、実際の走行レポートを送る。
↑富士スバルライン料金所、目指せ富士山五合目!
富士山ヒルクライムをすると得られること、その1:達成感
なんといっても達成感が得られる!25kmもひたすら登り続けるという経験は富士山でしかできない。
道中、何度も引き返そうと思った。坂道をひたすら登る。カーブを曲がると、さらなる激坂が待ち受けている。心が折れる。
↑曲がった先にさらなる激坂……涙
それでも、自分自身を叱咤激励し前に進む。多くの人に声援をいただく。カメだってウサギだって、前に進んでいるのだ!
↑必死にペダルを踏んでいます
そして、辿り着いたゴール。思わず歓喜の声を上げてしまう。
ゴール!!!
↑やってきました富士山五合目
↑カツカレーも富士山の形をしているw
この高揚感をなんと形容すればいいのだろうか?レースに出てゴールした感じに似ているだろうか。そうだ、自分は富士ヒルクライムレースに参加して、そしてゴールしたのだ!山岳賞を送りたい!!そういう謎の精神状態になります。
富士山ヒルクライムをすると得られること、その2:見知らぬ人との交流があります♪
山に登ると、「すれ違いざまに挨拶をする」という慣習がある。あれと同じ感覚が味わえるのが富士山ヒルクライム。
こんな馬鹿げたことをしている同士と思うのだろうか。下る人も登る人もみんな大きな声で挨拶をしている。
「ミニベロがんばってくださいね、帰り道は気をつけて♪」
「右通りますーー♪」
「この先はちょっと斜度が上がりますが、その後は楽ですよ♪」
「Tyrellでヒルクライムですかーーー♪スゲエーーー♪」
日本人もこんなに心温まる人たちだとは知らなかった。
↑ミニベロTyrell CSIでのぼるクレイジーな人(褒め言葉)
↑ピストバイクでのぼるもっとクレイジーな人に会いました
↑道で停まっていた人に促されるままに、ふと見上げた富士山
いや、それできませんよ!ということ
多くのブログには富士ヒルクライムに挑むに当たってのペース配分が書かれている。そのアドバイスは「前半はスタミナ温存」。
しかしながら、私は言いたい。
「脚の温存なんてできませんよ!」
先が長いから温存しなければいけないことはわかっている。しかし、目の前にある坂を登るのに必死で、温存なんてとてもできません。
↑必死なんです
帰り道はこうなります!という危険な話
気分は高揚している。疲労困憊であることは間違い無いのだが、興奮しているので、そのことに気づかない。
ゆっくり下山するために強制的に休息スポットを設けた。それでも、最後は限界に挑戦してみたくなってしまう。
下り坂で直線、という箇所でペダルをガツンと踏んでみました(^_^;)
瞬間的に記録したのは60km/h……。良い子の皆様はやめましょう♪
↑下り坂に要注意
持ち物こうしてよかった、こうすればよかった
当日の気温は河口湖駅=33度くらい、富士山五合目13度だった。ウインドブレーカーだけで大丈夫♪という事前情報だったが、寒がりの自分は冬用のサーマルジャージを持参した。
これが大正解!標高2,305mは寒い。本当に寒い。サーマルジャージ&ウインドブレーカーで程よい感じでした。(個人の感想ですよw)
荷物が増えようが、気温に敏感な人は上着をしっかり用意しよう!
鞄を持参したのも正解だった。上着入れとして使うだけでなく、空のペットボトルを入れるのにも使用した。
輪行袋や帰りの着替えなどは下山してから使用するものなので、コインロッカーなどに預けておいて良いと思う。
↑今回は車で現地に向かったので、車中に置いておいた
↑河口湖駅近くのコインパーキングを利用した。1日600円
携帯食は大いに役立った。バナナもいいけれど、井村屋スポーツようかんプラスは最高だった。一合目下で食べたら覚醒剤投与をされたかのように力がみなぎってくるw
平均時速10km/h以下だったのが13km/h近くまで跳ね上がる!
↑なんというエネルギー効率!!井村屋スポーツようかんプラス(amazon.co.jpへ)、113kcalで激変。
しかし、ペットボトルは2本が良いと思う。1本で登り、大沢駐車場で補給をすることもできるが、ゴミがでてしまう。それなら2本で余裕を持つ方が良いのでは?
まとめ
富士山ヒルクライムで
- 達成感、本当に大きな達成感あり!
- 心温まる交流あり
- ペース配分なんてできませんでした(^_^;)
- 下り坂は本当に要注意
- 服装と鞄に注意
- 補給食の大事さに気づきます
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。今回もサイクルガジェットを運営する中山さんに手厚くフォローをしていただいた。一人では絶対にたどり着けないスタート&ゴールでした!
↑チームTyrell?で記念撮影
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