今回の一周は東京都墨田区。20世紀の墨田区といえば下町。21世紀の墨田区といえば東京スカイツリー。墨田区を1周するということは様々な角度から東京スカイツリーを眺めることになる。
東京スカイツリーを見ながら走った墨田区1周レポートをお届けするよ!
墨田区のざっくりした地図
区境は例によって入り組んでいるものの、大体のイメージは次のイラストのような感じ。
↑1秒でわかる墨田区の地図
総武線沿線がゴチャゴチャと栄えている。西は隅田川沿いで東は荒川。真ん中に東京スカイツリーがある感じ。
ところで、左上にあるの何?
↑これ何?
とても美味しいもの♪
スタートは旧中川、ここは海抜マイナス1m?
東の端、旧中川からスタート。旧中川は、荒川の支流となっている。まっすぐ流れる用水路ではない。蛇行している。河岸は親水公園で、東京都内なのかと疑ってしまうくらい静かに時間が流れている感じ。
↑静かな川で癒される
↑水辺まで近づくことができる珍しい川
↑鳥も慣れているのか、全く逃げない
すぐ近くには蔵前橋通り(都道315号)という幹線道路が走っている。しかし、そう感じさせない静かな癒される空間だった。多くのお年寄りが散歩しているのもわかる気がする。
しかし、この辺りの土地は低い。「台風が来れば、浸水してしまう?」と心配になるくらい堤防が高い。墨田区全般に言えることだが、全く坂がなく、隅田川と荒川の三角州地帯なのだ。
↑町が低いところに広がっている(右側は川)
↑旧中川からも東京スカイツリーがよく見える
↑北十間川からみる東京スカイツリー、この辺りが実はベスト撮影スポット?
↑錦糸町駅、墨田区1番の繁華街かな
隅田川沿いを北上
墨田区の西側は隅田川。川沿いはサイクリングロードではないけれど、歩行者と自転車が通ることができる道となっている箇所が多い。
どこが自転車で走れるかをまとめたのが次の通り。
○=自転車走れる、△=一部走れる、×=迂回しないとダメ
両国橋(国道14号)〜△〜蔵前橋(蔵前橋通り)
両国橋から国技館近くまでは迂回路を進むことになるが、旧安田庭園付近からは隅田川沿いを走ることができる。
↑国技館からも東京スカイツリーが見える
蔵前橋(蔵前橋通り)〜○〜厩橋
蔵前橋通りは高架下をくぐることになる。そのまま、厩橋まではずっと川沿いのサイクリングが可能である。といっても土手が高いので、川を見ることはできない。
↑厩橋には小さな神社がある。
厩橋〜×〜駒形橋〜×〜吾妻橋
厩橋からは迂回路をすすむ。
吾妻橋〜○〜水神大橋
枕橋→言問橋(国道6号)→桜橋(車は入れない)→白髭橋→水神大橋
と基本的には隅田川沿いを北上することになる。しかし、川は堤防のため見えない。
↑東京スカイツリーを東に見ながら進む
↑アサヒビールに映る東京スカイツリー
↑牛島神社から撮影すると近すぎて全景が写らない東京スカイツリー
言問団子でちょっと休憩
墨田区には昔から脈々と続いているお店がけっこうある。いくつか訪れたお店の中でもイチオシなのが言問団子。
↑言問団子のイラスト
↑言問団子
↑お店も情緒たっぷり
ちょっと驚いてしまう値段だが、納得の味。甘すぎず、ちょっと塩っけもある。サイクング中に休息するには素晴らしい味わいである。また食べに行きたい。
東京都内、とくに下町には美味しい和菓子が多い気がする。江戸時代からの伝統的が今に続いているのを感じさせるのだ。
↑言問団子はこちらのお店で。
↑言問団子の向いには桜並木がある。4月頃は賑わいそうだ。
↑桜橋近くから東京スカイツリーを撮影
↑隅田川に沈む夕日
荒川サイクリングロードを南下
言問団子を食べてしばらく北上すれば、隅田川と荒川が近づく地点。首都高速道路6号の真下を通っていく感じで、江戸川から荒川へと移動。
ここまで下町と東京スカイツリーを堪能しすぎたらしい。荒川サイクリングロードを走る頃には日が暮れてきた。
↑荒川サイクリングロードから東京スカイツリーを撮影
↑荒川サイクリングロードを南下中
まとめ
町の至る所からみえる東京スカイツリー。それが下町には釣り合っていないと感じるのは私だけだろうか。
東京スカイツリーはまるでオバケ煙突。その上から街を眺めるのもいいが、海抜マイナス1mの街で、生活する息吹を感じたい。言問団子おいしいよ♪
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。帰りは寒すぎて、輪行で帰宅。GIZA PRODUCTSの輪行袋が役に立った。
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