今話題の自転車関連本といえば
おりたたみ自転車はじめました
漫画で折りたたみ自転車の魅力を存分に伝えてくれる漫画を発売日購入したので、がっつりと紹介したいと思う。
この漫画の特徴は
- 折りたたみ自転車旅を追体験できる
- 漫画だけどスラスラと読めない(良い意味で)
- 折りたたみ自転車の布教活動に最適
である。順にまとめていくよ。
折りたたみ自転車旅を追体験できる
『おりたたみ自転車はじめました』を読むだけで、自転車で旅した気分になれる。
コース選定が秀逸
今回紹介されているコースが個性的すぎる。
- 井の頭恩賜公園
- 荒川河川敷
- 蔵前
- 十条・赤羽
- 四万温泉
- しまなみ海道
単なる自転車好きだと、100kmを超えるサイクリングロードのレビューを載せがちだが、この漫画はそんなことはない。
「あ、もしかしたら自分にもできるかも?」
と感じさせてくれるコース選定なのだ。
都会の中にあるのに、都会の喧騒を忘れることができそうなコース=井の頭恩賜公園。
折りたたみ自転車だからできるサクリングロードの一部だけを走る=荒川河川敷。
折りたたみ自転車なら、お店訪問にも利用できることを伝えてくれる蔵前。
折りたたみ自転車を利用すると第十回も旅になることを教えてくれる十条・赤羽。
そして、群馬県への温泉旅に王道しまなみ海道。
実に折りたたみ自転車の多様性を伝えてくれる。
素敵な写真というかイラスト
素敵な景色に出会える。
これは折りたたみ自転車に限らずサイクリングの楽しみの一つ。
筆者自ら現地サイクリングをしている。だからこそ描くことができる写真というかイラストの素晴らしさがある。
どのストーリーを見ても、素晴らしい景色をみたときの感動を伝えてくれる。
ポタ(犬)の存在で自転車旅を追体験
漫画にはポタという犬が登場する。
この犬と主人公が対話をしながらストーリーが展開していくのだが、それが実に面白い。
『魔女の宅急便』に登場するキキとジジの関係。
主人公キキ(漫画主人公自転車乗り)と黒猫のジジ(漫画ポタ)。
ポタの発言が要所要所に入る。
それが、まるで読者の代弁をしているかのようで、一緒に自転車旅を楽しんでいる気持ちにさせてくれるのだ。
漫画だけどスラスラと読めない(良い意味で)
漫画は一般的にスラスラと見るものである。
しかし『おりたたみ自転車はじめました』はそれはできない。
漫画の手助けを借りながら、ガッツリとした読み物になっている。
旅行記にたくさんのイラストや写真が盛り込まれているという方が適切かも。
さらに、
- こんなカバンの中身で走った!
- こんな服装で走った!
- おすすめの折りたたみ自転車は?
ということを伝えるコラムも挿入されているので、読み応えばっちり。
折りたたみ自転車の布教活動に最適
この本はこれから折りたたみ自転車をはじめる人へ手渡したい。
あとがきにある通り、
本書は、おりたたみ自転車を人におすすめするときに「これ読んでみると良いよ!」と手渡せるような本をめざして作りました。
とある。
まさに、その通り!と感じる。
折りたたみ自転車の魅力を一言で伝えるのは難しいけれど、これ1冊なら伝えられるかもしれない。
友人「その自転車、折りたたみ自転車だよね?」
私「そうだよ、この本読んでみて。」
という会話をするのが良さそう。
折りたたみ自転車の魅力を熱く語ると鬱陶しいと思われるかもしれないが、この漫画を手渡すと万事解決♪
まとめ
折りたたみ自転車購入検討をしている友人へ、「はい、どうぞ」と手渡すべし。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。実は、しまなみ海道へ行ったことがない。漫画読んで行きたい欲が高まる。
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