自転車で山道を行くのはけっこうクレイジー。それを折りたたみ自転車で行おうとするなんて本当にクレイジーである。
ある晴れた月曜日、その「本当にクレイジー」なことに挑戦した。閃いてしまったのだから行くしかないでしょ!?場所は千葉県鹿野山。今回で3回目の挑戦である。
千葉県鹿野山とは?
千葉県には山がないと言う人がいるが、それは誤りである。千葉県、特に房総半島の南部に行けば、山深い。標高1,000Mを超えるような山はないけれど、山嶺が広がっている。
山といえば雪と思いがちだが、温暖な房総半島は冬でも雪が降ることはない。気温がさがる朝方は路面氷結することはあるが、日中であれば、真冬でもヒルクライムサイクリングが楽しめる。
↑千葉県鹿野山にて
千葉県鹿野山サイクリングルートは7つある
鹿野山へ登るルートは主に次の7つがある。(参考:『房総ROAD日記』さん)
1. 県道163号(佐貫町駅→宝竜寺→作木)
マザー牧場に行く時に登る車が多いルート。そういえば初めて登ったときに通った。
2. きみつのさんぽ道
未体験。名前は穏やかだが、結構急な登りらしい
3. 馬登のしだれ桜
途中に見事なしだれ桜があるとのこと。
4. 安田商店→菅原神社→県道163号(鹿野山参道)
このルートは要注意。県道163号は休日の9am-5pmは一方通行で登れません。
5. 県道93号(久留里鹿野山湊線、秋元郵便局から)
養老渓谷方面に行くときに降りたことは何度もあるけれど、登ったことはない。恐ろしい劇坂。
6. 国道465号→マザー牧場
国道465号を進んでから裏道のようなところを抜けていく。面白そうだが、雨後とか路面がぐちゃぐちゃぽい。
7. 県道93号(上総湊駅→更和→久留里鹿野山湊線)
マザー牧場に行く時にのぼるね。今回登ったルート。
鹿野山登りスタート〜!
更和ルートから登る
ではでは、ミニベロで山登りというクレイジー企画開始。やれやれ。今回は、上総湊駅からのルート。
↑いざスタート。
セブンイレブンが起点にあるので、ここで登る準備をしてもよさそう。
さっそくヨイショヨイショと登っていく。この道はマザー牧場へと続く車が結構な頻度で通り過ぎる。よろけてしまわないように注意をして登る。
音楽でも?いや、そんな余裕もなくて。歌いながら?いやいや日頃から訓練しているわけではないので、息も上がっていてそれどころではあい。ゼーハーゼーハーという荒い息使いが聞こえるだけ。
お猿さん登場
こんな馬鹿げたことをしている人を見物する動物がいるのだ。ふと気がつくと、お猿さんの群れと遭遇。ジーッとこちらをみていた。
↑お猿こんにちは
事故の記憶
頑張って登っていくと見覚えのある光景がひろがる。以前、鹿野山にきた時に事故があったのだ。
軽快に山を降っていたときにピキーンと山中に響く音。高速35km/hで降っている時に前輪ホイールのスポークが折れた。あれ以来、山道を走ることを避けていたのだった。
↑この場所でスポーク折れたのは2年くらい前
鹿野山の山頂へ
今回は事故もなく、無事に山頂へと到着。マザー牧場界隈は車も多くて危険。
↑景色が広がっていて気持ちいい
↑登ってきた道を振り返る
↑山頂にある神社でお参り
↑山頂の街並み?
↑無事にたどり着いたお祝いにコーヒーブレイク
千葉県鹿野山にもっていきたいもの
今回のヒルクライムを終えて、あらためて装備を見直してみる。鹿野山に限ったことではないけれど、山登りに持っていくと良いなぁと思ったものをまとめた。
スマホホルダー
スマホホルダーがあれば、スマホから音楽をかけて、辛い山登りもリズミカルに登れる。だいたいからしてそれどころではないけれど。
また、走行情報などを走行中にスマホ確認できる。私はスマホをサイコン代わりに利用しているので、必須アイテムである。
カメラ
途中途中で素敵な景色に出会うので、バッチリと写真に治めたい。写真撮影のために停車することになるので、良い休憩になるよ。
「疲れたから止まっているわけじゃない!写真撮影したいから」という謎めいた言い訳ができる。ぱっと取り出せるカメラがお勧め!
↑SONY RX0M2、パット取り出せるカメラがいいよ♪
コーヒーセット
無事に山頂に着いたら、祝福したい。そのときにおいしいコーヒーがあれば、喜びは倍増である。
↑スノーピークチタンカップなら軽量でサイクリング にぴったり
さいごに:ミニベロでヒルクライム
登りはいつだって大変。降りは怖い。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。今日も大活躍のnotabag。行きは手ぶらで帰りはお土産を詰め込める。
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