折りたたみ自転車の最高峰といえば、イギリス製BROMPTON(ブロンプトン)。
その折りたたみサイズと走行性能、商品としての品質の良さは多くの人が認めるところだろう。
そのBROMPTONの弱点の一つが値段。
日本で発売されている一番安いモデルでも190,000円+税となる(2021年現在)。
商品品質などを考えれば妥当な価格かもしれないが、値段がネックになって今一歩購入に踏み切れない人がいるのも事実(私です)。
ここで、驚くべきニュースが!なんとBROMPTON B75というモデルがイギリス本国で発売されて、価格=745ポンド。
2021年1月の為替でいうと
BROMPTON B75=105,809円!
え?
本当にそんなに安いの?
通常モデルとなにが違うの?
どこで手に入るの?
など気になる情報を集めてみた。
BROMPTON B75とは?
BROMPTON B75は他のモデルと同じようにフレームをイギリス工場で生産している。
ひと昔に存在した台湾製の廉価版ではない。
本国生産されているモデルなのだ!
通常のBROMPTONと同じフレーム。
これは安心できる!
イギリス公式サイトによると、キャッチコピーは
Save Money. Save Time. Your city unlocked.
とある。
日本語にすると、「時間とお金の節約、自分の街を知ろう」という感じかな!?
とにかく低価格であることを最大の売りにしている。
公式サイトによると、低価格が次のようにアピールされている。
金利なし、頭金£25、2年ローンで購入すると、毎月£30で購入可能。毎月£30といえば、
- 市内の電車賃=£158
- スポーツジム月額=£42
- ビール6杯=£34
- ピザ3枚=£36
よりも安いよね!
BROMPTON B75、日本では150,000円!?
さんざん低価格をアピールしているが、あくまでもそれはイギリスの場合。
日本で購入するとなると状況が異なる。
まず、日本正規代理店でこのモデルを扱うことが決まったわけではない。
2019年にイギリスで発売されたが、日本の代理店は沈黙している。
よって2021年1月現在、正規ルートで日本で発売されていないので、値段どころか発売も未定である。
それを踏まえて、日本発売された場合の価格を予想すると150,000円くらいかと思われる。
論拠としているのがBROMPTON M3Lの価格比較。
表を見て欲しい。
日本価格はイギリス価格よりもずいぶんと高いので、それと同じことがBROMPTON B75でもあるとすると、150,000円くらいになりそう。
BROMPTON B75と通常モデルの違い
フレームが同じとすると、他のパーツ類でコストカットをしていると思われる。
どのような点が通常モデルと異なるのか?
違い、その1:色選択
もっとも大きな違いは色。
通常版は複数の色からお気に入りを選ぶことができるが、BROMPTON B75はエメラルドグリーンのような色1色である。
色選択を固定することで、コストダウンを図っているようだ。
これは大きなポイントだ。
購入金額の差は時間とともに忘れて行くかもしれないが、色は購入後の満足感に大きな違いを生む。
もし色が気に入らなければ、購入候補に加えるべきではないと思っている。
違い、その2:ペダル
通常、BROMPTONのペダルは折り畳み式になっている。
しかし、BROMPTON B75は通常ペダルとなっている。
このために、折り畳みサイズが大きくなってしまう。
ペダルを交換すれば済むことなので、大きな問題ではなさそう。
違い、その3:各種パーツ
シフターやブレーキなどが最新モデルではないようだ。
また、フロントバッグを取り付けるパーツもオプション扱いになっているようだ。
あとは、ハンドルバー形状も違っている。B75は昔のMハンドルぽい。
BROMPTON B75はどこで手に入るのか?
繰り返すけれど、日本未発売モデルである。
よって、日本国内の代理店では現在のところ手に入らない。
入手方法は次の3つか。
インターネット通販を利用
通販を利用して購入。ただし、BROMPTONは原則としてネット販売を行なっていない。よって、代行業者に頼ることになる。これは危険が伴う。
こちらの記事では実際に挑戦した人のレポが紹介されている。
イギリスに住む知人に頼む
最も安心な方法だ。そういうことが頼める知人がいればの話だが。
自分でイギリスまで買いに行く
そんなお金があれば、通常モデルを日本国内で購入すればよいのでは?
まとめ
- BROMPTON B75という廉価版モデルが発売。
- イギリス本国では£745。
- でも、日本では価格未定。そもそも未発表。
- パーツ構成変更と色指定あり。
- 無理に入手することもできるけど……。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。BROMPTONの電動アシスト式は法律問題もあるので、日本発売はされなそうだけれど、BROMPTON B75はされるかもしれない。
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