毎日ビルに囲まれた生活をしていると自然に帰りたくなる。都会の喧騒から逃げ出したくなるのだ。そこでオススメなのが、折りたたみ自転車をもって東京駅に行くこと。
なぜ折りたたみ自転車?
なぜ東京駅?
東京駅から折りたたみ自転車を用いて都会から離れる方法について語るゼィ!
なぜ東京駅なのか?
都会の喧騒から逃げ出そうとしているのに、「東京駅とは???」と首をかしげるかもしれない。電車ばかりの東京駅と思うかもしれないが、東京駅からは実にたくさんの高速バスが出ているのだ。公式サイトによると、関東地方に限定した場合でも
- 東京ディズニーリゾート・新浦安
- 成田空港・成田空港近隣ホテル
- 上総湊・館山・安房白浜・南房パラダイス・休暇村
- 富里・航空科学博物館・多古・八日市場駅・匝瑳市役所
- 箱根
- いわき
- 日立・高萩
- 常陸太田・常陸大宮・常陸大子
- 勝田・東海
- 石岡・水戸駅
- つくばセンター・筑波大学
- 茨城空港
- 鉾田・麻生
- 水郷潮来・鹿島神宮・カシマサッカースタジアム
- 水郷潮来・神栖市役所・波崎
- 日光・鬼怒川
- 佐野
- 伊香保温泉・草津温泉
- 吉川・松伏
(深夜便は除く)
と実に19箇所の目的地に出発する!
しかも、1日1本というような非現実的な時刻表ではない。目的地にもよるけれど、10分〜1時間に1本くらいの頻度で高速バスが出ているようだ。
高速バスとは?
バスというと、
- 時刻表通りに来ない
- 運転が荒い
- 料金設定がよくわからない
- 臭い&酔いやすい
という印象があった。
しかし、高速バスの場合、このイメージは完全に誤解だった。
時刻表通り(かなり)
これまでに3回乗ったが、どれも目的地に時刻表通り、むしろ早めに到着していた。余裕を見た時刻表を形成しているのだろう。
運転が荒い
バスの運転手=怖いという先入観がある。おそらく幼少期に利用していたバスがそうだったからだろう。
バスの運転手がマイクでバス停についてアナウンスしているみたいだけれど、全く聞き取れない日本語である(^_^;)
しかし、高速バスはそうでもない。割と丁寧に接客をしている印象あり。 車内アナウンスは タイミングよく流れているので、良い感じだ!
料金設定
バスの料金はよくわからない。電光掲示板のようなものが用意されていることが市バスにはあるけれど、目的地までいくらなのかわかった試しがないw
後払いなのか前払いなのかとかドキドキしてしまうが、高速バスは事前にネット購入も可能!窓口購入も可能!もちろんバスで購入することも可能!かなり安心して支払いをすることができる。
臭い&酔いやすい
バス独特の匂いがダメ。市バスは揺れも大きいので辛い。高速バスはタバコ臭い。しかし、21世紀高速バスは席もゆったりしている。タバコ臭くない(そもそも禁煙)。wi-fiも完備!トイレもある。
次のバス停に着くまで腹痛に耐える必要もないのだ!なんと素晴らしい。
そういうわけで東京駅から高速バスに飛び乗って、都会から逃げ出そう!
↑東京から2時間
注:実際のところ、新宿駅をはじめ、他にもターミナルバス停はある。ここでは便宜上、東京駅としている。自分が利用しやすいからw
なぜ折りたたみ自転車なのか?
自転車なしでどうするの?現地でタクシー移動?地方に行ったときこそ、新鮮な空気を満喫するために自転車で走ろう!いつも渋滞をかき分けてサイクリングしていますよね?!それともおさらば。
持参する自転車は折りたたみ自転車であるのがのぞましい。その理由を2つ述べる。
折りたたみ自転車であるべき理由その1:そもそも折りたたみ自転車以外は断られることあり
サイズを考えると、自転車を車内に持ち込むことはできない。そうすると、高速バスの下にある倉庫?に入れることになる。
収納規定では折りたたみ自転車はokとなっている。しかし、それ以外の自転車はokとは記載されていない。輪行袋に入れていれば、黙認されることが多いらしいが、混んでいるときなどは乗車できない可能性があるということだ。
折りたたみ自転車であるべき理由その2:いつでもサイクリング終了
折りたたみ自転車は輪行がしやすい。つまり、サイクリングをやめたくなったときはいつでも終了可能。
都会の喧騒から逃れる=地方に到着した段階で目的が達成されているw よって現地で走るコースはけっこう適当なのだ。
ブラリと走って、そろそろ疲れたからサイクリング終了→帰りは電車とか別のバス停から再度乗車とか、可能性が広がるのだ。
この可能性が広がるということが本当に大事。ブラリと走っている時は特に。
都会の喧騒から逃げ出します!千葉県房総半島へ!!
↑アクアラインで房総半島へ!
さっそく都会から逃げ出したw 今回は東京駅から房総半島へ、しかし、目的地も決めてない。「ランチ?美味しい海鮮料理がいいかなあぁ!?帰りは電車かな〜」くらいで、ゆるい。
東京駅で目的地を決定
東京駅のバスターミナルに向かう途中で目的地を決定した。館山駅まで行こうかと思ったが、それよりも手前で下車してサイクリングを開始することに。まあ、どちらにしても都会から離れることができる。
- ちょっとだけ安い
- バスに揺られる時間が短くなる
とメリットしか見出せない。
というわけで、東京駅出発してから90分ほどでハイウェイオアシス富楽里に到着。
↑ハイウェイオアシス富楽里
サイクリングを始めた、いやバスを降りた瞬間から感じた空気の違い。なんと言葉にすれば良いのだろうか。東京とは聞こえてくる音が違う。車のエンジン音ではなくて、鳥の鳴き声。ビルに囲まれないで田園風景が広がる。
体が癒されていくのが感じる。マイナスイオンでも出ているのかな?よくわからないけれど。
↑広がる海景色と波の音
↑海景色
↑澄んだ海にビックリ
↑トンネル
↑トンネル2
↑海と夕焼け
↑踏切
どの景色も予定外に見つけたもの。Google Mapsもほとんどみないで、ほとんど行き当たりばったりで見つけた驚きの景色。車だとあっさりと通り過ぎてしまう。そんな景色の一つ一つが自転車だと発見できる!
ロードバイクだと走ることに専念しすぎて難しいかもしれない。そしてキックスタンドがないことが多いので、気軽に停車しづらいかと。
あーーー。こんな簡単に旅ができるなんて素晴らしいね♪
と帰りの電車で感慨にふけりながら帰路に着いた。
なお、今回の出費を概算すると
バス代金 = 2,800
ランチ = 1,600
おみやげ = 2,000
補給食など = 1,000
電車 = 2,000
—————–
合計 = 9,400
なんと、10,000円でお釣りがくるのに1日を満喫できる!!!
折りたたみ自転車を持っていない人はぜひ購入しよう!
折りたたみ自転車を持っている人は東京駅から輪行の旅にでよう!
まとめ
- 都会の喧騒に疲れたら東京駅から高速バスに飛び込もう
- 折りたたみ自転車を忘れずに、いつでもやめられる
- 房総半島おススメです
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。輪行バッグを忘れずに。各社純正の輪行バッグがあるけれど、これなら1,500円くらいで入手可能。しかも軽量!
コメント
輪行旅いいですね
そう言えば、タイレルからFX用の輪行袋新しいのが出るみたいですね。
トップチューブに下げるタイプでした。(なんで、トライアングルバック併用出来なくしてくるん?使えないボトルゲージ部分に付けたいんじゃが。)
13000円位するらしいですが、従来品と違い軽かったし、作りもしっかりしてましたよー。
TREX様
いつもコメントありがとうございます
FX用の輪行袋で13,000円というのは初めて耳にしました。
高いだけあって物がいいのでしょう!?
はじめまして。
輪行たのしそうと読ませいただきました。
私も最近タイレルの同じようなたたみ方の自転車に乗り始めた。せっかく折りたたみなので高速バス輪行してみたいと考えていますが、高速バスは傷がつきそうで怖いイメージです。 実際、傷などはどのような感じでしょうか?
それと、高速バスに乗せる際は折りたたんで立てて乗せているのか、横に倒して乗せているのでしょうか?
よろしかったら教えていただけたら幸いです。
さっちゃん様
コメントいただきありがとうございます。
高速バスで輪行する場合、スーツケースを入れるトランクに収納することになります。
他の荷物量にもよりますが、横に倒して入れることになるとおもいます。自分で入れてください、という指示でした。
傷がつくかどうかは運もあるとおもいますが、バスだから傷がつきやすいということはないとおもいます。国内限定で考えると、輪行袋にいれて持ち歩くのがもっとも傷つきやすいとおもいます。
Tyrellで素敵な輪行旅ができるといいですね!