自転車の後方は赤で照らすのが基本であるが、その照らすライトだけでも様々な種類がある。
もっとも簡単なのはリフレクター(反射板である)。
このパーツをケチる事は安全とのトレードオフなので、オススメできない。ちょっと値段が高くても、明るい安心なものを選びたい。
今までも、100ルーメンの明るさを誇るCATEYE RAPID X3とか、わずか20gくらいで軽量なCATEYE RAPID miniなど様々なモデルを試し、また、リアライトの明るさ比較なども行なった。
今回試したのはCATEYE RAPID micro AUTO。周囲の暗さと振動を感知して自動で点灯するモデル。実際のその機能はどうなのかをレポートする!
なお、商品提供を受けて記事を掲載しているわけではないので、誰に遠慮するでもなく、言いたい放題に書きます!
CATEYE RAPID micro AUTOとは?
改めてどのような商品かを確認すると、国産メーカーのCATEYE(通称、猫目)から発売されている自転車の後方を照らすライト。
主な特徴を公式サイトから引用すると
充電式の軽量・コンパクトなオートライトモデル
夜間やトンネルなど、暗いところで振動を感知すると自動で発光
ということになる。
軽量について
たしかに軽い。全く気にならない重さ。公式サイトでは21gであるが、実際は22gだった。誤差。
ちなみに、同じようなデザインでオート機能(後述)がないCATEYE RAPID miniでも21gなので、差はほとんどない。
↑重量計測
↑オート機能がないCATEYE RAPID miniの重量も参考までに。その差は誤差。
コンパクトについて
とても小さい。「こんなに小さくて、大丈夫なの?」と心配になってしまうくらい。先に述べた軽さと合わせてヘルメットにつけても気にならないレベルかと。
↑小さいね。
↑ヘルメット装着してみた
明るさについて
公式サイトでは15ルーメンと記載がある。オート機能がないCATEYE RAPID miniは25ルーメンなので、本モデルの方が暗いということになる。
しかしながら、スペック表を比べるまでは気にならない程度の明るさの違いだった。
自動で発光、オート機能について
このモデルの最も大きなセールスポイントはライトが自動でつくということ。周囲の明るさや振動を探知して、パッとつくという画期的な仕組み。
たとえば、
「夕方で暗くなってきたけれど、まぁライトつけるために停車は面倒」
とか
「トンネル入る前にスイッチオンしないと!」
というような何気無い動作だけれど、止まる&再スタートという煩わしさから解放される。
恐る恐るトンネルに入ると……、ライトがピカッとつく!
↑こんな感じの地下道でもピカッ!とつきました!
CATEYE RAPID miniとの比較
似たようなデザインのモデルにCATEYE RAPID miniがある。オート点灯機能あるなしが大きな違いだが、違いをざっと表にしてみた。
項目 | CATEYE RAPID mini | CATEYE RAPID micro AUTO |
---|---|---|
実測重量 | 21g | 22g |
明るさ | 25lm | 15lm |
オート点灯 | なし | あり |
値段 |
*値段はamazon.co.jp、2018年5月調べ
CATEYE RAPID micro AUTOを実際に使ってみて
ここからは辛口批評(-_-#)。実際に使ってみると、自動であることが不安である。
電源ONそれとも電池切れ?
最も大きな問題は電源OFFのときは電池切れでついていないのか、周囲が明るくてついていないのかがわからない。
夜ならば、『つかない=電池切れ』とわかるのだが、日中だと区別がつかない。
暗くなってきてそろそろ点灯かな?と思うと
「電池切れだったーーー!」
という間抜けなことを私はしてしまう。
自動点灯まで2秒ほど!?
これは体感的なのだが、自動点灯まで2秒ほどかかる印象。
たかが2秒されど2秒。20km/hで走行していると10m以上進む。25km/hだと15m以上。トンネルで15mだと短いものだと抜けてしまう(^_^;)
ちょっと心配してしまう。
心配して振り返るw
さらに、本当についているかな?と心配してしまう。これは製品の問題ではなくて、個人の問題だが、
「本当に大丈夫?」
と疑って、シートポストについているライトを見下ろしてしまう(^_^;)=危ない。
結論!
自動点灯は便利そうだが、点灯するかどうか不安な人は通常のライトでよいのでは?
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。CATEYE RAPID micro AUTOもいいけれど、CATEYE RAPID miniに一票かと!
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