折りたたみ自転車ブランドの中でも老舗のひとつ、DAHON。その折りたたみ方は、折りたたみ自転車の代名詞ともいえる。
3ステップで折りたためる方法はわかりやすいものだ。
先日35周年を迎えたが、新しいスタイルの自転車を日々追求している。
2018年4月9日にDAHONの新型発表会が現地で行われた。日本国内では正式発表されていないが、DAHON自らが紹介している動画をもとに新型の折りたたみ自転車がどのようなものかをレポート!
* DAHONより許可を得て引用しています。
DAHON NuWaveとは
今回発表されたモデルはNuWaveと名付けられたモデルで、全く新しい折りたたみ方。スクリーンショットを混ぜながらDAHON NuWaveを紹介していく。
↑高強度の合金製のフレーム
おそらくはアルミフレームと思われる。
↑折りたたんだ状態、本当にスリムだな。
↑違う角度からみた折りたたんだ状態。全く違う折りたたみ方だ!
↑革新的な折りたたみ。どうやらハンドルをパキンと折るみたい。
↑10秒で折りたたみ&展開ができる(らしい)
↑ペダルも特許をとっているみたい。
↑走行している様子、サドル低すぎないか(^_^;)
↑段差を越える
↑簡単に段差を越えられると言っている
まっすぐに段差に入って越えられなかったら、それ不良品でしょ!?
↑軽量で運びやすい
ここで、気になるのが重量が公式発表されていないところ。「発表されていない=重い」とも邪推してしまう。
↑軽快に街中を走っている映像が続く
↑転がしてビル内へ入っていく
これを日本で行うことは一般的にできない。茨城県土浦駅のサイクルステーションで可能になって話題となっているくらいだから、日本では特殊輪行バッグが必要だろう。
↑コロコロと転がしていく
日本で駅構内ではできない。
↑フラットデザインで場所取らず
↑車搭載可能
サイズは公表されていないが、映像を見る限り、そんなに大きな車にも見えない。軽自動車にも載せることができるかな!?
↑サイズ展開は14,16,20インチが用意されている。
なお、動画では紹介されていないが、プレス発表ではオレンジと白のモデルもあったようだ。
折りたたみ方はこちらの動画が参考になる。
DAHON NuWaveの考察
スペック詳細、価格、発売日が発表されていない。よって情報が入り次第更新をしていきたいと思うが、現段階で思ったことをまとめておきたい。
折りたたみ自転車だが、フレームを折らない
なんといっても特徴的なのはフレームを折らないことだろう。これにより剛性が増している……と期待したいが、ハンドルポストやシートポストを折るのがどうなのだろう。試乗してみないと、なんともいえない。
フレーム強度は増したが、他の折りたたみ部分がヤワで本末転倒……ということがなければよい。
また、このフレーム構成により、ポジション自由度やパーツ自由度は減っているはず。つまり、カスタム大好きな私たちには向いていないオシャレ自転車だw
都市部での利用を前提としている
動画でも平坦舗装路の街中を軽快に走るシーンが紹介されている。DAHON自身もUrban Explorer(街探検)と述べているので、フラフラと市中散歩に適していると思われる。
車に搭載して、キャンプのときにちょっと買い出しとかね。
50kmをサイクリングしたりするのは想定していないようだw もちろんヒルクライムなんてとんでもないw
電動アシスト
BIKE EUROPEの記事では電動バッテリーがフレーム内臓されているとの言及があるので、この自転車には流行りの電動アシスト機能が備わっていると思われる。
動画でも16インチのリアハブが大きいものになっているので、電動アシスト式か通常タイプのシングルギアかを選択できるかもしれない。
TernもTern Vektron S10という折りたたみ電動アシスト自転車を先に発売しているので、DAHONの電動アシスト自転車も当然の流れだろう。
【2019年7月28日 追記】
日本でも16インチモデルが79,000円+税で発売されるようだ。電動アシスト機能はないぽい。縦置きできる!というのが売りだが!?
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。購入するかどうかはさておき、試乗してみたい。特に電動アシスト式モデルを試してみたいところだ!
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