iruka開発者、小林正樹氏の熱い想いに迫る!

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Exclusive interview with the iruka founder 4

クレージーな人たちがいる

反逆者、厄介者と呼ばれる人たち

四角い穴に 丸い杭を打ちこむように

物事をまるで違う目で見る人たち

これはApple “Think Different”というCMの冒頭の一文です。

 

iruka創設者の小林正樹さんもクレイジーな人ではないだろうか。(褒め言葉です)

今回は、折りたたみ自転車ブランドirukaを創業した小林さんに独占インタビュー。開発にいたる想いや人生観などをお話しいただきました。

iruka購入検討者や購入した人へ届けたい、創設者のメッセージ!

 

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折りたたみ自転車ブランド創設のきっかけは?

Exclusive interview with the iruka founder 3

友人と立ち上げた前職は軌道に乗って、社員もたくさんいました。30代も後半になって、このまま今の会社に居続けてよいのかなぁと漠然と考えるようになったのです。

今の仕事は好きだけれど、このまま定年まで続けるのはちょっと違うと漠然と心の中で思っていました。

ずっと胸の内に秘めていた想い。あるとき、パソコンの前で自分のやりたいことをタイプしてみたのです。

自分で折りたたみ自転車ブランドをつくる

Enterキーを押したとき、すっと自分の気持ちの中で納得がいくというか、腑に落ちたものがあって、すっきりした気持ちになりました。

自転車業界は完全なる門外漢でしたが、それから新しい人生の章がはじまったのです。

 

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新しいことを始めるエネルギーに感服します。不安はなかったのですか?

ありませんでした。

ものづくりをしてみたい、という気持ちが優っていたのでしょう。

 

以前から、折りたたみ自転車に乗られていたのですか?

知人が勤めるショップに行ったところ、折りたたみ自転車に惹かれました。

そこで、DAHON Heliosを購入しサイクリングを楽しんでいました。

小径車は走らないという先入観がありましたが、小径車の予想以上の走行性能に驚きました。

それに乗って、都内を走り回っていたのです。

 

折りたたみ自転車を利用すると、想像以上に行動範囲が広がります。

他の交通機関と組み合わせ、輪行することで、最高の交通手段となるのが折りたたみ自転車です。

折りたたみ自転車で私の生活が大きく変わったのは間違いありません。

 

それでも、折りたたんだときのサイズが気になりました。

新幹線に乗るときに自転車を運ぶときは後部座席を予約するとおもいます。

また、普通列車を利用するときは先頭車両に移動することが多いのではないでしょうか。

 

もし、コンパクトに折りたためるモデルがあれば、新幹線の席や普通列車内で自分の目の前に置くことができます。

走行性能も大きく犠牲にならないけれど、折りたたんだときに場所をとらない。

そういう自転車が当時はありませんでした。

 

もう少し、コンパクトで新幹線の後部座席ではなくて、通常座席に持ち込める自転車が欲しかったのです。

 

Exclusive interview with the iruka founder 2

↑irukaがいかにコンパクトに畳めるかをデモ中

 

irukaの開発秘話、工場探しの旅

Exclusive interview with the iruka founder 5

パーツひとつひとつにこだわりがあるので、開発秘話を話し出すとキリがないですよ笑

中でも大変だったことの一つは工場探しです。

 

文字通り、こちらの要望通りの品質を維持し、製造してくれる工場を探す旅でした。

はじめは、自転車製造で有名な台湾工場に相談をしたのですが、折り合いがつけられませんでした。

文化の違いといえばよいでしょうか。工場側にもメンツがあるのか「できるよ。」というのですが、なかなかこちらが期待している品質になりません。

こちらから「できないでしょ!?」と言うまで、現場はできないと思っていても製造をしてくれます。それは「できる」といった工場長の面子を保つためだと思われます。

 

結局、最初は台湾、そして中国、もう一度台湾と、いくつも工場を巡りました。

ようやく今の工場にたどり着いたときには何年も経っていました。

その過程では、もう製造することができなくなるのではないか、と思うこともありました。

 

iruka開発に10年、途中でやめようと思ったことは?

Exclusive interview with the iruka founder 6

それが、不思議なことに止めようと思ったことは一度もないのです。

多くの人に「折りたたみ自転車を創るよ」と言ってしまったので、後に引けないということもありました笑

 

しかし、それ以上に、ものづくりに挑戦したいという想いが強かったのです。

売れるか売れないかではなくて、やってみたいという想いでした。

何度も試作機を重ねて、お披露目をするころにはPCの前でEnterキーを押してから10年が経っていました。

 

irukaは海外の大海原へ

ものづくりに携わって気づいたのですが、日本人のこだわりはとても細部にわたっています。

私たち日本人はそれを当たり前と受け取っていますが、世界では、当たり前ではないと気付かされました。

 

実際のところ、irukaを海外展開をするときに、日本で設計されているということに畏敬されていると感じます。

 

アジアの人は特に、日本製であることに格好よさとか質の高さに定評を感じてくれています。

「Irukaのデザインが和風っぽい、日本刀みたい」と海外で言われたときには驚きました。

 

現在のところirukaの販売は海外が50%くらいです。

今後、この数字を70%近くまで上げたいと思います。

irukaは日本発のSmall but globalなブランドのロールモデルになることを目標としたいと思います。

これまで海外に進出した日本企業が高い評価を得てきたからこそ、日本製に対する高い評価につながっています。

irukaも日本人らしい製品に仕上げて、irukaの良さ、日本製の良さを伝えていきたいと思っています。

Exclusive interview with the iruka founder 7

 

 

今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。アジアの街角でirukaをたくさん目にする日も近い!お忙しい中、取材にご協力をいただき、ありがとうございました!

 

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