品川区1周かぁ。始める前に気分が盛り上がってこない。品川といえば、オフィス街と羽田空港近くで倉庫ばかり。自転車じゃ楽しめないエリアでしょ!?
それでも折りたたみ自転車で走れば、きっと面白いところが見えてくるはず。東京は実に多面性をもった街なのだ。東京品川イコール大都会でオフィスビルが並ぶと言う先入観を裏切ってくれるのでは!?
と思いながら、品川駅に降り立つと、愛用しているスマホGoogle Pixel 3aのバッテリーは60%くらい。ま、なんとかなるでしょ!?
品川駅は品川区?
品川区の中心地は品川駅。誰もがそう考えるだろうし、自分もそう思っていた。しかし、地図で事前に調べていると、
品川駅は港区、品川区ではない!
という謎めいた状況に気づく。板橋駅は北区と同じ現象で、このようなややこしい駅名地名は混乱させる。品川区一周はどこからスタートすれば良いのだろうか?気分だだ下がりである。Google Pixel 3aのバッテリーも下がり中。
品川神社でお参り
↑品川神社
品川駅が品川区ではないということで、その横を通り過ぎて、品川神社をスタート地点とすることに。この神社は名前の通り、品川区内に位置する。
品川神社は丘の上にあり、自転車を担いで登っていく。人があまりいない。しかし、境内は実にしっかりと手入れがされていてとても好感がもてる神社であった。
自転車で走っていると、神社に出会すことが実に多い。しっかりと管理されている神社、観光地となっている神社、廃れてしまった神社。実に多種多様な神社と出会うが、品川神社は「人が少ないがしっかりと管理されている神社だった。
神社の敷地内には富士塚もあり、登ることができる。富士信仰にもとづき石が積み上げられたものであるが、これほど大きい富士塚はあまり見かけない。
↑富士塚
↑他社の鳥居も備わっている
↑綺麗な神社で好感度マル
こんな感じでパシャパシャと写真を撮影していると、Google Pixel 3aのバッテリー残量は50%を切る。もしかして1周途中で切れるかも?
↑品川神社の場所
湾岸エリアはトラックばかりと思いきや?
品川神社から湾岸方面にでる。海が近いとはいえ、埠頭も近いのでトラックの往来が多い。このあたりは、休日であれば、トラックが埠頭近くを走らないので、サイクリングコースのようになるらしい。しかし、今日は平日。ここを自転車で走るのは邪魔という感じだった。
↑海が近いけど……。
↑トラックが多いから歩道で休息
少し進むと、マンション街。川沿いには落ち着く公園が広がっていた。湾岸沿いに木々が並ぶというのがいかにも人工ぽい。道も埋立地なので平坦である。シンガポールの公園をサイクリングしているような感じをうける。
↑海岸沿いの木々を抜ける
↑さらにすすんで大井競馬場
Google Pixel 3aのバッテリー残量が30%を切っている。写真撮影はしたいから継続するが、ナビは止めることに。
どこか高級感が漂う住宅街を抜けて
大井競馬場を過ぎると品川の住宅街エリア。立ち並ぶ住宅はどことなく気品が漂う。「どことなく」の理由がなんなのかと考えていると、途中で気がついた。
道が広い。
路地を進んでも、あまり入り組んでいない。自転車一台がやっと通れると言うような細い道がないのだ。いや、あるけれど、ほとんどない。
さらに、路上駐車されている車や自転車が少ない。
そういったすべてのことが合わさって、気品が漂うのかもしれない。(比較しているのは東京の別の区。どことはいわない)
バッテリー問題、事態はいよいよ深刻になる!
ここまで走ってきて、Google Pixel 3aのバッテリー残量は13%。スマホのバッテリーが切れかけている!いよいよ大問題となってきた。
なんとかなるでしょ!と楽観視していたが、いよいよ重大曲面。
写真撮影をしたり、Google Mapsで地図確認をしたり、時にナビを利用したりしていると、どんどんとバッテリーが減っていく。
あーーーーーどうしよう、と思いながらサイクリング一時停止。Google Mapsによると、ゴールまでまだけっこうある。
こうしている間に、残り12%。バッテリー切れたと同時に電子マネーが使えなくなるので、一文無し&迷子になる。
こういうときに限って、モバイルバッテリー忘れ。財布忘れ。さて、どうしよう?
- バッテリー切れるまで走る&帰りは自走
- カフェを見つけて、充電器を拝借
- 電気屋さんでこっそり充電
- コンビニでモバイルバッテリーを購入
1.を行う気力&体力はなかった。2を期待してお店に入ってもUSB-C端子がなければ充電できない。3はドロボー。4を選ぶしかないよね。
セブンイレブンにてモバイルバッテリー購入。3,000円。
USB-Cケーブルを購入。1,000円。
予定外の出費で落ち込む……。自業自得だけれど、悔しい。しかし、この支払いもバッテリー残量があればこそ、電子マネーでできる。
自分の生活がスマホに依存しすぎ!
だからこそ、バッテリー対策はしっかりとするべきだ。最後は冷静にモバイルバッテリーを購入するという選択肢を選んだ。本当に注意したい。
品川区1周のフィナーレというかバッテリー事件のエピローグ
ぐるりと品川区1周を終えて最後にたどり着いたのは五反田駅近くのStyle-B。以前も紹介したカフェと八百屋と自転車屋さんが合わさっているお店である。お店の人にこの日の出来事を伝えて(自慢して)、この日の旅行を終えたのだった。
↑今回のルート(だいたいこんな感じ)
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。モバイルバッテリーは必須である。
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